森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
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20100920 酔いどれの先駆け①先週の話ですが、『えひめイズム』において関係者が一堂に集まった異業種交流会に参加させていただきました。事業者、出展者等全部で50名ほどいらしてたでしょうか。文字通りバラエティ溢れる顔ぶれで、かなり賑やかな交流会となりました。以前から出展業者を交えた会の開催を希望していただけに大変ありがたい企画です。弊社はオープン時から出展させていただいておりますが、あれから約1年半経って商品も随分増えました。来場者も7万人を越え、年度内に10万人に達するのではという事ですが、ロープウエイ乗り場のすぐ傍らという立地条件を考えたとしても驚異的な数字だと思います。すると、その何分の1の方の目には【森のかけら】の姿も映りこんだのではないでしょうか。ここを訪れるのは県外の観光客の方がほとんどでしょうから、零細企業である弊社にとりまして実にありがたい全国へのPRという事になります。

 

20100920 酔いどれの先駆け②以前にこちらでイベントをさせていただいた時に私も店頭で実際に観光客の方と接しました。多くの方は何かお土産でも買おうという気分で足を運ばれますが、目的が決まっているわけではありませんので、模様眺めで商品をご覧になります。食べ物関係は味見のひとつもしてもらい、味を確認した上で購入を勧めるところでしょうが、自ら『感性に訴える商品』などと自惚れしている我が身としては、「見て触れて感じていただきたい!」などと思い上がっておりますので、殊更説明もしませんでした。すると当然ながらほとんどのお客さんはスルーされます。足を止めてくださった方も、かけらを手に取ると「これ何?」とごく正常なご質問。ごく稀に「面白~」と思わず声が出る奇特な方がいらっしゃいます。そういう同類の方向けに少しずつ声を掛けさせていただいたのですが、お酒や食料品に混じって、何の説明もない木のキューブが飾ってある光景ははさぞかし違和感を感じるものかもしれません。

 

20100920 酔いどれの先駆け③どこまでほっておいてどこまで立ち入って説明するかというさじ加減もこの場所で勉強させていただきました。やり過ぎずに関心をもっていただくという「さりげなさ感」の大切さは学んだのですが、いまだな実践できず・・・。「えひめイズム」はあくまでの情報を発信し、またこちらも消費者嗜好を探る場所ですが、定期的に弊社の商品をご購入くださる方もいらしてありがたい限りです。稀に「おとな買い」されるマニアックな方もいらして、そういう方には何かオマケでも付けさせていただきたい気分になります。さて、当日の司会進行はこのお方、お久し振りのミスター感性価値・三宅さん。ああ、お酒が似合う~。

 

20100920 酔いどれの先駆け④こちらでは愛媛の地酒やアルコール類も沢山扱われています。当日は水口酒造さんが『道後ビール』をお持ちいただきました。湯上りビールという事で道後温泉周辺でその登りをよくお見かけします。道後温泉に『湯玉ハガキ』を納品に行く時にいつも、その誘惑と戦い、何とか辛勝してきたのですが、今宵はどうにでもしていただきましょう!5、6杯もいただきました。地ビールにしては苦味がなくてとても美味!中身よりもこの樽の方も気になります。木と酒、相性抜群でございます。

 

 

20100920 酔いどれの先駆け⑤水口酒造さんの事はよく存じ上げていなかったのですが、2年前の松山商工会議所主催のNEXT ONEで【森のかけら】が優秀賞受賞させていただいた時に、水口酒造さんも「道後の蔵のアペリティフ」という商品で受賞されていて、いろいろ資料を拝見しました。NEXT ONEでも常連で過去にもたくさんの受賞歴があり、毎年面白い商品を造られています。先日の石鎚酒造さんや八木酒造もそうですが、愛媛の造り酒屋さん、相当に頑張られて美味しいお酒を造られています。当日は他にも五十崎の亀岡酒造さんもいらしてました。亀岡酒造さんの米大吟醸生酒 『梨風-Rifoo-』(りふう)は、なんと2008年カンヌ国際映画祭レセプション公式酒に選ばれたお酒です!また東温市のどぶろく特区で永井公一さんが造られた『どぶろく ながい』も飲ませたいただきましたが、これはパンチがあります、効きます!飲めます!

 

20100920 酔いどれの先駆け⑥すっかりほろ酔い気分になったところで突然、出展者のPRタイムが始まり、何の予告もなく一番に三宅さんが私を指名。ありがたいことです。ハプニングには慣れております。いついかなる状況においても自分の商品を熱く語れなければモノを造る資格はありません。例えほろ酔いであろうとも・・・。生憎、舌がうまく回りませんでしたが笑いは少し取れました。後に井部健太郎君も続きます。私の後でさぞやり易かった事でしょう。いいんです、皆さんの先駆けとなれれば本望なのです!結局1日では語り切れず明日へと続きます。




20100919 樟脳香、復活の日①この数日厳島神社の大鳥居に使われた樟の素晴らしさをご紹介しましたが、本日はもっと身近で現実的な樟のお話。以前にブログでワンズ㈱さんで建設中のH様のトイレのカウンターに、樟の耳付板を使っていただいた事をアップさせていただきましたが、その続きの話です。耳に凹凸の変化のある板を使っていただいたのですが、少し長めに仕上げて現場でコブの位置を調整していただきました。ですので、ボウルの穴は板が壁に取り付いてから現場で開けます。さあ、満を持して現場に乗り込みます!

 

20100919 樟脳香、復活の日②加工していただくのは、このカウンターを加工してもらった家具職人・ウッドワークかずと池内一豊君。今回は、別に困っているわけではありませんが、「現場で困った時の池内頼み」という諺があるように、私にとっての大変ありがたい懐刀であります。今回は特別問題もありません。事前にボウルの正確な位置を出していただいているので、池内君がそれに合わせて木型を作ってきてくれてます。それを固定してまずはルーターで溝を切っていきます。

 

20100919 樟脳香、復活の日③5mm程度の深さで徐々に深く掘っていき、最後はジグソーで丁寧に切り落とします。この間およそ30分ほどですが、現場工事は何といっても事前の準備に尽きます。池内君なら任せて安心、いつもいろいろな状況を想定して準備万端で臨んでくれるので、現場で戸惑う事がありません。工場から遠く離れた現場では、工場に道具を取りに戻る余裕はありませんから、現場にあるもの、揃えたもので対応するしかないのですが、こういう時は積み重ねた経験が物を言います。今回は何のトラブルもなく予定通り完成!私には何の技術もなく、ただ付いて行ってお掃除や準備のお手伝いをするしか出来ないのですが、いつも高度に収斂を重ねた職人さんの技には圧倒されます。何度寸法をチェックしても、現場に取り付いている木に穴を開けたり、削ったりする時の立会いは緊張します。

 

20100919 樟脳香、復活の日④無事に想定通りの穴が開きました。 先日、樟脳が含まれている話をアップしましたが、このカウンターは水廻りという事で、事前に弊社で全面ポリプレマー塗装をして固めています。ですので樟といえども全く匂いがしなくなっています。樟脳の香りも閉じ込めてしまいました。ところが、ルーターの刃先が入った瞬間、室内に物凄い樟脳香が噴き出しました!ポリプレマーで閉じ込められていた樟脳香が猛り狂ったかのように、狭い空間に一気に充満します。

 

20100919 樟脳香、復活の日⑤池内君は全身にの大鋸粉を浴びながら立ち向かいます。隣にいる私の鼻腔にも強烈な樟脳香が入ってきます。鼻がツーンと痛くなるほどの強烈な匂いです。箪笥に入れておく防虫剤を濃縮させたような匂いなのですが、これはもう体感していただくしかありません。この匂いこそがが虫に嫌われ、水湿にもよく耐え、長持ちする理由です。いくらポリプレマーで固めているとはいえ、こういう設定では素材そのものがなるべく水に耐えるような材をお薦めるようにしています。選ばれる方は、性質よりもサイズや形状、色合いを優先されますが、その際にも適性の低い木の場合はお薦めしません。材の適性を無視して使って、後で後悔することになってしまっては申し訳ありませんから。水廻りでなければ結構冒険もするのですが、さすがに水廻りは慎重にならざるを得ません。

 

 

20100919 樟脳香、復活の日⑥先人達の「適材適所の教え」を尊重し、なるべくTPOに合った材をご提案させていただこうと思うのです。厳島神社の大鳥居は別格ですが、樟は成長が早く大きな材でも割合手頃な値段で手に入ります。ただ「」とも表わされるように、南方に多く成育し、東日本では手に入りにくいかもしれません。こちら㊧は余った材で豊川棟梁が気を利かして作られた子供さんのための机。手前はボウルをくり抜いた板。材を無駄なく使っていただきとても嬉しいです。こういう細部に造り手の思いが宿ります。




 

となりのトトロ』も棲む木ですから大きくなくてはなりません。樟(クスノキ)は天然の樟脳を含んでいて、防虫効果も高く、腐りにくい事から造船や彫刻などにも使われています。もし大鳥居が桧や杉であれば、樹齢400年といえどもすぐに朽ち果ててしまっていて事でしょう。また、英語ではカンファーツリーといいますが、カンファーとはカンフル剤の事で、強い刺激臭を持つ樟の枝や葉は、古来より聖なるものとして神様への捧げ物、供物などに使われてきたそうです。神社の境内などに樟が多いのもそのためです。腐朽に強い巨木で信仰の対象となる聖なる木であるということから、樟が大鳥居の材に選ばれたのでしょう。

 

宝物殿には、昭和26年に大補修された際に取り替えられた樟の旧根元材が展示されていました。これがどういう状況で水中に踏ん張ったいたのかも想像がつかないほど、壮絶な海との格闘の跡が至る所に刻み込まれています。なんだか大鳥居の足裏の角質をバリバリと剥ぎ取ったみたいなどといっては不謹慎でしょうか。近づいてよく観ると、フナ虫でしょうか無数の虫達の穿孔されています。象に群がる蟻の如き、寡黙にジッと耐える姿には尊厳すら感じられるです。

これだけの厳しい環境ですから、また数10年先には建て替えられる事になるのでしょうが、現在これだけの樟の巨木が手に入るものなのでしょうか。あの清水寺400年後の立替のために、今から植林を始めているという話を伺った事があります。400年大切に育てて、その木を使うというのです。壮大なプロジェクトです!もうそうなると建築用材などという軽々しい物ではなく、神の宿り場を人が何世代も受け継ぎながらお守りするというような感覚なんでしょうね。ここでも樟の植林が始められているようです。

これも気の長い話でありますが、結局今も昔も本物を得ようとすれば時間を掛けるしかないのです。人間などの力ではどうする事もできない、その紡がれていく時間というものが文化とか伝統を形成していくのでしょう。これから恒常化していくとみられる異常気象の中、巨大な台風や集中豪雨などの水害、降り注ぐ強い紫外線等、大鳥居も神殿も平清盛の時代には想像もしなかったであろう壮絶な環境を耐えてゆかなければなりません。しかもそれが技術の粋を集めた近代建築ではなく、ひたすらに時を刻んだ無垢の樟に託されているわけです。自然との闘いでもっとも順応し、耐え抜くのはやっぱり自然のものなんだろうと教えられます。人間の思いなどとは関係なく、樟はただ己の運命に従うばかり。その無言の佇まいこそが、すでに尊い教えのように感じられるのです




★今日のかけら・♯039【クスノキ/樟】クスノキ科クスノキ属・広葉樹・宮崎産

 

厳島神社のシンボルともいえるこの大鳥居は、国の重要文化財に指定さえています。6時間周期の干潮によって、干潮の際には入り江と地続きになって、この大鳥居まで歩いて行く事が出来るのですが、今回は潮が満ち初めた時間帯で、海上にそびえるお姿を拝ませていただきました。是非次回は干潮の時に訪れてみたいものです。それにしても、そのお姿はまさに威風堂々!周囲の観光ツアーのガイドさんの説明に耳をこらしてお話を伺うと、大鳥居の高さは約16mで、横幅約23m、平安時代に建てられ、今までに8回建て直され、今あるのが約130年前(明治時代)に建った物だということでした。足元は埋め込んでいるのではなく、自重で立っており、屋根には7トンもの石がおもしとして入れられているとの事。干潮だったら、その足元の様子も伺えたのにと思うと残念ですが、この海上にそびえる荘厳な姿も素晴らしいです!

遠くから眺めると分かりにくいかも知れませんが、この大鳥居の柱は天然の丸太がそのまま使われています。ですので根元が太く、丈夫に向かってテーパーになっています。アップで観てみるとかなり異様なお姿でもあります。コンクリートで造られたような人工造の鳥居とは一線を画します。その材のねじれたような木のリアルな質感が朱色のお化粧の上からもはっきりと見て取れ、何だか二本の足をぐいと海中の地面に踏ん張って仁王立ちする生き物のようにすら思えてくるのです。

宮崎駿さんのアニメのように、足をズボンと抜いて7トンのおもしを乗せたまま歩き出すのではなかろうかなどと妄想してしまいます。観れば観るほど霊験あらたかなお姿には、どうしても「生き物」を感じずにはいられません。その素材が、森の精霊の宿る木『樟(くすのき』を使っている事が無関係ではないと思います。聞くところによるとこの大鳥居の樟は、樹齢400年の巨木を使ったという事ですが、約130年前に建てられたという事ですから、その命は実に530有余年も受け継がれている事になります。樟にとってはまさに修験者の荒行の如き心境でありましょうか。本殿の床板にもそれは巨大な樟の1枚板が数多く使われていました。 至る所に名誉の傷跡も見受けられ、補修の姿も痛々しいのですが、まあなんと立派な樟でしょうか!しゃがみ込んで、このアップ画像ばかりを撮っていたので、周囲の方にはさぞ変な人のように映ったかもしれませんが、誰もこの凄さには目を向けてもくれないのは寂しいところです。

さて樟は、「」としても表わされますが、これは九州など南方に多い事に由来しているとされます。成長が早く、日本で最大の樟は、鹿児島県蒲生町の「蒲生の大楠」で、推定樹齢は1500年、幹の周囲で24m、地際でも幹周は約34mもあります。国の特別天然記念物にも指定されています。以前にこの近くを通過して、「蒲生の大楠」の看板まで見たのに立ち寄れなかった事が返す返すも残年です・・・。巨樹の調査によると、幹周のトップ10のうち実に7本が樟という事ですから、いかにこの木が大きく成長する木であるかという事が分かると思います。

 

 




20100916 日本三景「飽きぬ宮島」・・・第二幕①日本人はとかく三大OOとか、物事を3つ並べて表現するのが好きで、三大OOというのは巷に溢れております。三大美林秋田杉、木曽桧、青森ひば)とか三大名園(偕楽園、兼六園、後楽園)とか、マニアックですが三大奇観(埋没林、蜃気楼、ホタルイカの群雄海面)、日本の三鳥居には、この厳島神社、春日大社と氣比神宮等々・・・。そういうのって嫌いではないので、是非いろいろ観ておきたい方です。特に頭に「日本」なんて付くものは、例えミーハーであろうとも、日本人として最低限押さえておきたいという深層心理が、結局うまく商業ペースに乗せられているのでしょうが。残念ながら残りの2景はまだ直接観た事がありません。宮城も京都も何度も行く機会はあったのですが、タイミングやら日程が合わず行く事が叶いませんでしたが、こういうのはご縁がないと言うのでしょう。是非残りの2つも早いうちに拝ませていただきたいと思います。 

 

20100916 日本三景「飽きぬ宮島」・・・第二幕②観光ツアーの一団も結構いますが、時間が早かった事もあって、人波に流される事もなく騒々しくもなくゆっくりと観て回る事が出来ました。まずは廻廊に足を踏み入れます。廻廊は幅4m、長さは約275mもあり、床板は目透しで貼られ、高潮の際の海水の圧力を逃がし、たまった水も流す構造になっています。こういう環境で建てようと思うからこそ、必死にそれに耐えれるような技法を考えつくのでしょう。満たされた環境では虎の目(アイ・オブ・ザ・タイガー)を手に入れる事は出来ないのです。

 

20100916 日本三景「飽きぬ宮島」・・・第二幕③今更ですが、この海に浮かぶ社殿は1168年頃に平清盛の手によって造営され、そのうちの6棟の建物が世界遺産に指定されています。町や市の指定だけでも、おいそれと補修など出来ないのに、世界遺産ともなればその材料仕様や事細かな決まり事も半端ではないのでしょう、きっと。なにせ国宝、国の宝ですから。廻廊の最後の方に 部分的に新しい床板に張り替えられている箇所があり、真新しいの床板も見ることが出来ました。きっとこれらのそれはそれは厳しい寺領検査をクリアーしてきた事でしょう。そう考えれば、この場で使われる材は曲がりや反りはもとより、多少の「アテ目」すらも許されぬエリート中のエリートなのかもしれません。しかし、ここって結構台風や高潮の被害を受けた事がニュースになったりするので、かなりの部材をストックしているのでしょうか。急に要るといっても、こういう特殊材はすぐには間に合いません。

 

20100916 日本三景「飽きぬ宮島」・・・第二幕④広島木青の方に訊いてみるんでした。次の役員会で広島木青の定田さんにその辺の事情を詳しく教えてもらおうと思います。日々海水と海風に晒され、何万人という人に踏まれ、伐採後の生涯をその過酷な運命に委ねるのですから、エリートも大変です。いずれこの新品の松の床材も経年変化でロマンスグレーになっていくのでしょうが、さすがに風格すらある大ベテランの隣に並ぶと、その若さが初々しく何だか痛々しくすらも感じてしまうのです。 頑張れとエールのひとつも贈りたくなります。

 

20100916 日本三景「飽きぬ宮島」・・・第二幕⑤更に梁や桁は何を使っているのか気になります。鮮やかな朱色が材の木目を消していてよく分かりませんでしたが、 一部小口が露出している部分がありました。どうやらこちらものようです。それほどの目込み材には見えませんでしたが、たっぷりと脂分が乗って、見るからに長持ちしそうな松でした。その奥は塗装工事がまだなのか、塗装が剥げて生地の木目が見えている箇所がありました。当然の事ながら、これだけの部材ですから節や割れも相当にあるのでしょうが、濃い朱色が包み隠しています。丁寧こまめに点検して修繕しているんでしょう。そもそもなぜ建物が朱色に塗られているかというと、諸説あるようですが、建造した平清盛の平家側の旗色が朱色だったというのが説得力があります。またには防腐効果もあるので一石二鳥だったのでしょうか。それでは、もう少し続く。




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