森のかけら | 大五木材


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かけらブラザーズ

categories 「森のかけら」舞台裏 | datetime 2009/06/12 PM8:05

お待ちかねの【森のかけら・プレミアム３６】の出荷始作業を進めております。前にもご説明しましたが、【プレミアム３６】は、通常の240種のリストの中からレアな6種と、240種リストには含まれない『真のプレミアム』の30種で構成されています。詳しくは、このホームページの『商品紹介』のコーナーをご覧いただきたいのですが、箱もプレミア仕様で、ブラックウォールナットかカリンのいずれかを選べます。年間30セットの限定生産で、箱の側面には１箱ずつレーザー印字でシリアルナンバーが入ります。予約の順にレーザー印字を打っているところなので、全てが揃い次第順次発送しております。今日、シリアルナンバー『００１』を発送させていただきました。20090611-efbe8cefbe9fefbe9aefbe90efbdb1efbe91efbc93efbc96

 

 

 

 

 

 

製作前は、建築関係の方やデザイナーさんが購入されるかと思っていたら、意外にも違う分野の方からの申し込みが多く驚いています。木材のテクスチャーを見るという実用目的ではなく、インテリアや木工作家さんが個人的な嗜好でご購入いただき、触って眺められるという方も多いようです。また、大学関係の方からの問い合わせもあり、皆さんこういう物を探されている方が結構多かったのでは、と実感しています。広く多くの方の手元に届けば嬉しいです。

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【プレミアム３６】には、プレミアム専用の解説書が付きます。そもそも非常にレアな木ばかりですから、通常の建築現場で使われるような木はほとんどありませんが、地域によってはレアな木もポピュラーになってしまうから不思議なものです。例えば、【プレミアム３６】に入れてある【ダオ】という木は、松山周辺ではほとんど見かけることはありませんが、広島の府中家具業界では馴染みのある木で、よく使われていたりします。物の価格は、需要と供給のバランスで決まりますが、これだけ珍しいプレミアムの中でも価格差には相当の格差があります。嫌いな言葉ですが、市場は格差木材を否応なしに作り出します。

この【プレミアム】を見て、気に入ってこれでテーブルを作りたいと思っても簡単に揃うものは多くありません。価格の問題やサイズ、乾燥、または木の特性などの理由で、かなりハードルが高くなります。それらの多くは、小さな材からクラフト細工や小物を丁寧に木取りして加工されます。これだけの存在感のある木ばかりです。小割材から【森のかけら】を取った残りの材でも捨てられません。端材の端材も何かに使える物があるはずです。色や値段は違えど、『好奇心』の父と、『勿体ない』の母を両親に持つ血を分けた同じ兄弟ですから。




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