森のかけら | 大五木材


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20100723 ベルギーのかけら①先月、三新機械&サンシン暖炉大成郁生君が、現地視察という事で東欧はベルギーに行っていました。暖炉メーカーさんとの同行で、工場などを見学したり現地の状況を直接体感するためらしいですが、うらやまし~!外国旅行もすっかりご無沙汰な当方としては、ベルギーと聞いてもワッフルチョコぐらいしか思い浮かびません。この機会にベルギーについて学習、ベルギーは1831年にオランダから独立しました。正式にはベルギー王国という連邦立憲君主姓国家なので、国王のいる国です。その歴史的背景から、フランス語とドイツ語、オランダ語が国の公用語と認められるなど、地続きの大陸で大国に挟まれた小国の悲哀を感じさせます。

20100723 ベルギーのかけら②ちなみに人口は約1000万人という事ですから、東京都よりも1,2割り少ない程度でしょうか。ベルギーの国土面積は九州よりもやや小さいくらいなのですが、そので森林率はわずか21.6%しかありません。フィンランドやノルウエーがごっちゃになって、白銀の中の幻想的な森のイメージが浮かんでしまいます・・・。北海道から九州まで日本の林業の産地を訪ねて歩きましたが、100の情報よりも1回の訪問が勝ります。地元の空気を肺にまで吸い込まねば分からないことがたくさんあります。南東部には、大部分が森に覆われたアルデンヌ高原という森林地帯が広がっているようですが、こちらは樹木どうこうというよりは、もっぱら第二次世界大戦末期にドイツ軍がここから連合軍を攻撃した「バルジ大作戦」の舞台として有名なようです。

20100723 ベルギーのかけら③いろいろ調べてみたのですが、ベルギーの樹木については私の語学力では詳細は分かりません。針葉樹としてはモミトウヒ、広葉樹としてはオーク、ブナ、トネリコ、カエデ、シデなどが分布しているようです。なんせ「フランダースの犬」の国ですからね、森林というよりは平原なのでしょうか?ああ、行かねば分からないことだらけ。調べた範囲ではブナ(ビーチ)の記述が多くありましたので、ブナの分布が多いのかもしれません。ベルギーに関わらず、ヨーロッパ一帯は良質な『ヨーロッピアンビーチ』の分布域として知られていますので。

20100723 ベルギーのかけら④専門の詳しい方がいらっしゃったらご教授いただきたいのですが、薪ストーブの世界的なメーカーがたくさんあるという事は、それに適した薪に使える木もたくさんある事だと思います。住宅や家具材の世界では貴重なブナを薪にするという感覚は(私には)ありませんが、地域変われば品変わる。アフリカではウェンジは良質な薪炭の材料という認識もあるようですから。実際に北海道に行った時も、豪快にナラの端材をストーブで燃やしていましたが、全てを【森のかけら】視点で考えすぎでしょうか?モッタイナイ。

20100723 ベルギーのかけら⑤それで、大成君の話に戻るのですが、ベルギー視察の際に私にお土産を買ってきてくれました。優しく気が利く後輩ですね!決して強要したわけではありません・・・。それがこのキューブ!およそ60X60X60㎜の大きさで、角には円く面が取ってあります。大人の掌で握り余すぐらいの大きさです。すべての面に印刷してあるのはどうやら聖書の一節らしいのですが、日本風に言えば金言格言の一種ようなものでしょうか。こ、これは一体・・・?




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