森のかけら | 大五木材


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20121108 1TBSの開局60周年記念作品という事で、やたらとTVCMが流れていて何度も目にしていたフレーズ『豊臣2軍にわずか500人でケンカを売った、でくのぼうがいた。この男の奇策、とんでもないッ』が気になって気になって仕方がなかった映画『のぼうの城』を観て来ました。圧倒的多数の少人数で立ち向かうという設定が好きでたまらないへそ曲がり派としては、素通り出来ない作品です。わずか300人の精鋭で、100万人のペルシア軍で立ち向かった『300(スリーハンドレッド)』には及ばないものの、こういう設定だけでご飯が3杯はおかわり出来るます!

20121108 22003年に城戸賞を受賞した小説が原作で、作者は和田竜氏。漫画にもなっていて、その存在は以前から知っていたものの、男の雄叫びが戦場に響き、軍議の戦略の駆け引きなど硬派な時代劇ものにはまっていた私は、敢えて手に取る事をしませんでしたが、映画を観た今となっては、それを大いに後悔しているところです。映画は、作者自身が映画作品を前提としたノベライズとして自ら執筆したものだそうですが、この戦いは史実に基づくものだという事は今回初めて知りました。

 

20122208 3秀吉の備中高松城の水攻めは知っていたものの、恥ずかしながら「関東七名城」のいとつに数えられ、別名『忍の浮き城』とも呼ばれる忍城(おしじょう)の存在も、忍城の水攻めが「日本三大水攻め」(何でも三大はありますね~)の一つに数えられている事もこの映画で初めて知った事ばかり。そういう意味では変な先入観もなく新鮮な気持ちで鑑賞する事が出来たのですが、城の名前からして、すべてがあまりに出来すぎていて映画的な要素満載。ストーリーは、先のキャッチコピーにすべて集約されていてます。

20121108 4小田原城を攻める豊臣軍にとって、ただの手柄取りであったはずの忍城。しかし、そこにはひと癖もふた癖もあるつわものどもが集まっていた!久しぶりの映画館でしたが、甲冑の金属音や足音など細かな音がきっちり収録されていて、ドラマを盛り上げる「装置」もプロの仕事ぶり。全国各地で撮影されたというロケハンも素晴らしく、水田に囲まれた忍城の遠景の美しさは、なんと北海道・苫小牧で作られた東京ドーム20個分の巨大セット!随所にプロの仕事が垣間見れます。この項、明日に続く・・・




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