森のかけら | 大五木材


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20121107 1イベントの秋、各地でさまざまなイベントが開催されています。県内の最近の子供向けのイベントでもすっかり定着した『木の玉プール』も、お陰さまで時々メディアでも取り上げていただいております。木育に対するアプローチはいろいろありますが、体全体を預けられて五感で体感できる『木の玉プール』は、説明不用の鉄板の人気を誇ります。木育は、木に親しむ木の文化を学ぶ体験型の環境教育ですが、その結果・効果が数値で即座に現れる類のものではありません。

 

20121107 2地面の深いところに種を蒔く気の長い取り組みですから、本当の意味で興味や関心の芽が出てくるのはかなり先の事になるかもしれません。それでも小さな頃に実体験で感じる喜びや楽しさはかけがえのないモノで、大人になっても記憶の断片に刻まれていくものです。私の場合は、もう少し上の世代(中学校や社会人)での出前授業が多いのですが、なかなか大きな木の実物を持って行くことは難しいので、【森のかけら】などの小物での体験となってしまいます。

 

20121107 3日頃本物の木のモノを手にする事が少ない子どもにとっては、みんなが触りまくってほとんど臭いの消えかけたような【森のかけら】からもかすかな木の匂いを感じ取って喜んでくれます。そういう姿を見ると、倉庫の中の木なんか見たらどれだけ驚いてくれるだろうかと妄想してしまいます。やはり、木の授業の最高の教室は、森の中。多と例えば、久万高原町の竹森洋輔君の所の『竹森ガーデンあたりが最適です!とはいえ現実には予算や時間、人数などさまざまな制約だらけ。

 

20121107 4最近は、資料も紙媒体からパソコンに移しましたので、【森のかけら100】を1セット持って行ったとしても、どうにか両手で1度に運べるレベル。最初の頃は、何がどれぐらいの加減も分からず、軽四トラック満載で木材・端材を運ん汗まみれになったりしていたものですが、ようやくコンパクトにまとめらえるようになりました。ただし、その分五感で感じられる『木のモノ』は減ってしまったのですが・・・。容量やコツを下手に覚えてしまうと、昔のがむしゃらさが消えて決まった型に収まってしまいます。木育には決まった正解はないけれど、そろそろ今までのモデルは過度期かも?モデルチェンジをしなければ5年前のモデルでは通用しなくなってきています。自分自身の思考疲労もありますし、戦う戦場も戦術も少しずつアレンジしていかねばなりません。




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