森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20121120 1私は、木童の木原巌さんが会社を立ち上げられてそれほど間がない頃に運命の出会いがあり、産地ツアーの初期から参加させていただきました。最近ではこういうスタイルの産地ツアーも随分増えましたが、当時の私には見るもの聞くものすべてが新鮮で、行く先々で感動と覚醒を与えられ、森と人をつなぐ仕事の醍醐味を堪能させていただきました。年齢や経験こそ違えど、毎回集まるメンバーの皆さんとの交流も広がり、まだネットが普及していなかった時代、非常に貴重でありがたい情報源でもありました。

20121120 2この数年、全国各地で、県産材・地域材を使いましょうという流れがありますが、全国の他地域の『木の仕事』の取り組み方、姿勢、手法などを知っているからこそ、自分の足元が見えるという事もあります。私の場合は、その経験をしておいた事で、自分の立ち位置を明確に決める事が出来ましたし、何の不安や心配もありませんでした。それは、お金が儲かるという事とはイコールの話ではありませんが、当時の産地ツアーなどの経験の糧がなければ、今までこの仕事が続けられたかどうか・・・。

 

20121120 3人は、他人からは考えられないようなちょっとした人との出会いや言葉、経験で、ギアが入ることもあります。かつて映画監督の大島渚が元気な頃に、こんな言葉を語っていました。「情報もいいだろう。しかし、生の体験は強い」、「今やれることを、今やらなかったら、一生やれないということなんだ。」晩年『朝まで生テレビ』のコメンターなどで醜態を晒しましたが、昔は巨大権力や国家に抗いながらメッセージ性の強い作品を作り続けた気骨の人で、そんな大島監督の口から出るからこそ深みのある言葉です。

 

20121120 4ふるかわ地域の~』さんの久万研修の当日、愛媛大学の林先生と井部君の話しか参加できませんでしたが、その後の懇親会では、初対面の方に対してついつい熱く『森の出口論』を語り合ってしまいました。当然、『森の5かけら』、『森のしるし』などは鞄に忍ばせておりましたので、合わせて図々しくPR!10数年前はまだまだウブで、会議でも懇親会でも大先輩方のお言葉に頷く以外何も出来なった私もすっかり図太くなりました。与えていただいたのは知識や情報ばかりでなく、タフさや熱も!

 

20121120 5全国各地からたくさんの方が集まっていましたが、わずかな時間で限られた方としかお話できませんでしたが、素敵な出会いもありました。『森の5かけら』を手に笑顔を見せていただいてる長野県松本市の㈱柳沢林業原薫さん㊧と滋賀県彦根市の丸松木材㈱松田充弘社長㊨。一方的にこちらから喋る一方で、それぞれのお仕事の事を訊きそびれてしまいましたが、きっとこの後もご縁が出来そう!地域を越え、世代を超え、性別を越え、職種を越え、情熱は伝染していくのです。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2012年11月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
Scroll Up