森のかけら | 大五木材


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20121119 1先週の話になりますが、地域と森林・林業・木材業のトータルデザイン&実践型ビジネスを標榜する『古川ちいきの総合研究所』さんの11月度現地研修会に少しだけ参加させていただきました。『古川ちいきの~』さんは2012年の4月に生まれたばかりの会社ですが、代表の古川大輔さんは、「日本の森林・国土の再生、地域と人のつながりの再生を担う一助となること」を目指して、熱心に全国の森林と消費者を結びつける活動をされています。今回は久万・嶺北での研修会でした。

 

20121119 22日間の日程で、1日目は久万高原町では、久万森林広域組合の工場やモデルハウスなどを見学して、愛媛大学でのディスカッションタイムがあり、その際に盟友・井部健太郎君が自社の森林経営について語るという事だったので、私もそこから井部君と参加。最近よく二人でこういう会議やイベントに行く機会が増えました。お互いそれぞれの立場で、『新しい森の出口』を探していますが、身近なところに同世代に同じ志を持つ仲間がいるというのは何とも心強く頼もしいものです。

 

20121119 3『古川ちいきの~』さんについても、井部君からの紹介でしたが、森や山の事を真剣に考える仲間の皆さんと熱心に活動されていらっしゃるようです。社名の「ちいきの」には、「地域」、「木」、「いのち(ココロと生物多様性)」、「粋(イキ)」、「機知(キチ)」という意味を込められているとかで、単なる建築資材だけではない『森のか出口』を探されている立場には共感する部分もあります。思えば10数年前に、私も木童(神戸市)さんの主催される産地ツアーで、全国の産地を訪ねさせていただきました。

 

20121119 4いくら本を読んだり、ネットで調べようとも、実際に産地に行ってその空気を腹に入れて咀嚼し、自分の言葉で喋らねば絶対に人には伝わらないという事を身を持って体験した頃の事を懐かしく思い出しました。その後も機会あるごとに産地に赴き、北は北海道をはじめ、岩手、宮城、福島、石川、長野、静岡、愛知、三重、鳥取、徳島、高知、福岡、宮崎、大分等々、それぞれのこだわった経営哲学を持った親父たちの火傷しそうな熱いお話を聴かせていただいた事が、今の私の血であり肉であります。




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