森のかけら | 大五木材


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20121110 1映画『のぼうの城』で気になって仕方がなかったのは、石田軍と忍城軍それぞれの家紋の事。もともとデザインの面白さから家紋には漠然とした興味はあったのですが、『森のしるし』で家紋シリーズを作るようになってからは、眠っていた興味に火がつきました。現在発売している家紋は、戦国時代の超有名な武士の10種ですが、この10種に絞り込むまでにも自分の中で相当激しい葛藤があったのです。1回作ってみて反応がよければ、第二弾、第三弾と増やしていく予定でした。

 

 

20121110 2ですので、別に10個に決めなくてもよかったし、次に作ればいいだけの話なのですが、そういうと所には子供の頃から妙なこだわりがあいまして・・・。先日も息子が、なんとかキャラクターのカードを大量に持っているのですが、毎日それをばらして遊んでは、夜には全部拡げて得意技とか特徴などで細かく分類して輪ゴムで縛って保管していました。どうせ明日も遊ぶんだからと、娘達にはその行為が理解されていませんでしたが、息子よ、父にはその気持ちがよく分かるぞ~!それは父のDNAだから。

 

 

20121110 3さて家紋に話を戻しますが、映画では石田軍、忍城軍それぞれの武将の家紋、旗印、馬印などがはっきり使い分けて描かれていました。実は『森のしるし』を作る際に、戦国コレクションとして、馬印や旗印も考えたのですが、しっかりした記録が残っているのに、超有名な特定な武士ばかり。コレクターとしては、同じスペックで種類を増やしたいのと、木材との組み合わせも難しかったので断念・・・。見終わってから、それぞれの家紋などを確認してみたのですが、映画では溜飲を下げる活躍をみせてくれた成田長親軍ではあったが、勝者の視点で記される歴史の記録においては、この戦もわずかな躓きでしかなく、残された資料も勝者の方が圧倒的。それゆえ、私などは余計に敗者に対して判官贔屓な気持ちになってしまうのですが。

 

 

20121110 4こちらが映画の舞台となる「三成の忍城攻め」でスクリーンで踊った主な家紋。上段が、豊臣軍。『五三の桐』は言わずと知れた豊臣秀吉。隣が数ある家紋の中でもとりわけ変わった、石田三成の『大一大万大吉』、大谷吉継の『向かい蝶』、長束正家の『花角』。下段の忍城軍は誰が誰の紋かはっきりしないのですが、左より『丸に三つ引き』、『菊水』、『立ち沢瀉(おもだか)』、『丸に二つ引き』。秀吉軍の家紋については、近々『森のしるし』にも登場予定。これで心がときめいてしまう・・・そんなあなたはもう家紋マニア!

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