森のかけら | 大五木材


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20130405  1先日田舎に帰った際に、家内の実家にあるウッドデッキのメンテナンスを家族でする事になりました。ウッドデッキは8年ほど前に弊社で施工させていただきました。当時はウッドデッキの材料として、オーストラリア産の『オーストラリアン・ハードサイプレス(豪州桧)』を主流として使っていましたので、床材にはハードサイプレスを使用。防腐剤を塗布しなくても土台に使える耐久性の高い木です。まずは表面の汚れを水洗いして綺麗に拭き取ります。

 

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以前は表面に凹凸のあるリブ加工のデッキング材を使ったりもしていましたが、ここではフラットのモノを使用。リブ加工のあるものは、その凹凸がアダとなって長期使用した場合、凸部分が削られて小割れからささくれなどが出る事が多かったので、途中からフラットの形状に切り替えました。滑り止めの効果やデザイン性があるリブデッキには根強いファンもいますが、自分の経験では後々のメンテナンスも考えるとフラットの方がお薦めです。

 

20130405  3凸の溝部に溜まったゴミや汚れが取りにくい事もあります。ウッドデッキのメンテナンスについては、中性洗剤を使ってデッキブラシで磨けばいいのですが、何年も手入れもせずに放置しておくと汚れを取るのも容易ではありません。定期的なお手入れをお薦めします、自戒の念も込めて・・・。さて綺麗に汚れを取った後は、よく乾かせてから塗装をします。その間に、古くなった木製ベンチも一緒に塗装しようという事になって、水洗いします。右の写真は水洗いする前の状態。かなりくたびれてしまっています。

 

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デッキとベンチの2班に分かれて、子供たちと一緒に塗装作業。塗料は ドイツの植物性オイル・オスモカラーです。突然思い立った作業だったので、作業用の服も用意していませんでしたが、裸足になって裾をまくりみんな嬉々として塗装作業。恒常化した作業となると大変ですが、稀に家族でやると塗装作業もある種のイベントのようなものです。これを自分の家でもやれるといいのですが・・・。人海戦術で一気完了。見違えるような美しさが蘇りました!

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これでひと晩も経てば塗料も乾きます。表面はかなり汚れてはいましたが、ハードサイプレスそのものは朽ちていたわけではないので、表面塗装だけで済みました。もし大きなクラック(割れ)が発生してもその部分だけ取り替えれば事が足ります。メンテナンスが容易な事も、無垢材の特徴のひとつです。無垢材において、『メンテナンスフリー』というのは、手入れが不要(フリー)という訳ではなくて、『手入れが自由に出来る』という意味です、お間違いなく!!




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