森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20140510 1木材業界で噂の、矢口史靖監督の青春林業映画『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』を封切初日に観てきました!以前から予告篇を観ていて、公開をとても楽しみにしていたので、なるべく事前情報を入れないで観たのですが、これがとても面白くて感動的で素晴らしかった〜!公開初日の初回にも関わらず劇場の観客はまばらで閑散としていましたが、少しでも多くの人に観てもらって口コミで面白さがジワジワ拡がりヒットすることを祈念しています。映画のキャッチコピーは、「少年よ、大木を抱け。」

 

20140510 2物語は、大学受験に失敗した都会育ちの普通の男子・平野勇気(染谷将太)が、ふと目にした林業体験プログラムのパンフレットに写っていた美女に連られて、山奥の林業の現場で1年間の実習をすることに。そこは携帯の電波も届かず、鹿や蛇が跋扈し、コンビニも駅もない神去(かみさり)村。林業現場の過酷さに逃げ出そうとするものの、表紙の美女(長澤まさみ)が村に住んでいることを知り村に留まる事を決意。ワイルドな兄貴分のヨキ(伊藤英明)たちに仕込まれながら村での林業暮らしが続いていく・・・

 

Exif_JPEG_PICTURE映画のロケは屈指の林業大国・三重県で撮影されたそうですが、舞台となっている神去村は実在の村ではありません。都会の人が見れば、ありそうでなさそうな虚構の田舎のように思われるかもしれませんが、林業現場の最前線はどこもこの神去村のようなものです。林業が成立する環境が、どこでもドアでひょいと行けるところにあるわけではありません。私の実家も、少し車を走らせば映画の中と同じような風景がごく普通に現れます。まあ、田舎の山間部の風景ってどこでも似たり寄ったりですが。

 

Exif_JPEG_PICTURE最近はあまり行かなくなりましたが、数年前まではよく三重の木材市場にも出かけていました。映画のエンドロールでは馴染みのある材木屋さんの名前が並んでいて羨ましかったですが。三重の木は良質で肌艶も良く私好みで、うちの倉庫にも沢山在庫していますが、個人的には杉・檜の造作材に関しては品質、供給の安定性の両面からも三重の木が日本一だと感じています。それで以前は、化粧柱に始まり、鴨居敷居、畳み寄せ、廻縁、竿縁、枠材などの造作材を仕入れに松阪あたりに行っていました。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2014年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
Scroll Up