森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

GE DIGITAL CAMERA弊社が創業してから20数年は県内の木材市場での仕入れがメインでしたが、その後私が 入社してからは、それまで非常勤でほとんどこちらの会社(大五木材)には来ていなかった社長(父親)も時々顔を出すようになって、私の仕入力の弱さをカバーするために高知県の市場に行くようになりました。まだ高速道路も未整備だった頃でしたので随分時間もかかりましたが、市場で仕入れる楽しさを学んだの高知の市場でしたし、何といってもピンク色の肌艶の高知のヒノキには惚れ惚れしたものです。

 

Exif_JPEG_PICTUREしかし高知は伝統的に割柱(芯を外して製材する柱)が中心で、芯持ち材が基本(一部東予地域では割り柱も使いますが)の愛媛では馴染まない事もあって、次第に柱の仕入れの出来る岡山の市場へ、更にそこへ出材している本家の三重の松阪の市場へと仕入が移っていったのです。現在では、柱の挽き方にこだわる大工さんの家造りが減ってしまい、全国どこでも統一化された規格製品で、規格化された家ばかりになり、柱材の流通形態も一転しました。その流れを受け弊社の粧柱の取り扱いは激減。

 

20140511 3その後、スギやヒノキの針葉樹から国内外の広葉樹に軸足を移すようになり、そういう取扱い商材の変遷もあって最近は三重に仕入れに行く機会もほとんどなくなってしまいました。それでもときどき注文のあるスギ、ヒノキの化粧材については三重県の木をお薦めしているものの、昨今は過剰な『地域材』のくくりが強すぎて、使えないケースも多々あります。それぞれの地域には得手不得手や特性もありますので、本来は地域それぞれの特徴を活かしてうまく使い分けすればいいと思うのですが・・・

 

20140511 4さて、そういう事もあって三重には特別な思い入れもあるのですが、映画の中でも立派な木が沢山写っていました。CGにこだわらず実物で撮影されたという事ですが、決してアニメチックな巨木でなくともリアルに木の大きさや存在感は充分に伝わってきます。映画『猿の惑星・創世記』では、ミュアウッズ国立公園にある世界で一番大きな木の一族『セコイア』(ちなみに世界一高いセコイアは樹高124m)の巨木の頂に登り、遥かサンフランシスコの街並みを見ろす姿が描かれていました。

 

 




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2014年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
Scroll Up