当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。
現在、端材を使った新商品の開発を進めていて、商品そのものはほぼ完成しており、販売価格やパッケージの選定など最終段階に入っています。来年早々の販売開始を目指しており、このブログでも紹介する予定です。今までにも【森のかけら】や『モザイクボード』、『木言葉書(きことのはがき)』、『円(まる)き箱』など端材を利用した自社のオリジナル商品を開発してきましたが、それらのネーミングも自分で頭をひねりながら、無い知恵を絞りだして考え命名してきたものです。
ネーミングを専門家に任す方もいますが、私は自分で考えるタイプ。というより商品にとってももっとも大切で核となる「モノの名前」を他人に委ねる、または自分で考える醍醐味を放棄するなんてあまりに愚かしくてモッタイナイと思ってしまうのです。商品の名前にこそ、商品開発における製作者の熱情や思い、コンセプトやエッセンスなどが短い言葉の中に凝縮されたものだと思います。我が子に名をつけるかのように、自分の商品に名前を付けるというのも愛おしい作業です。
私は大学時代、経営学部でマーケティングを専攻していました。残念ながら学校で学ぶマーケティングの理論は私にとって決して身近ななものでも面白いものでもありませんでしたが、実生活で目にしたり手にするさまざまな商品のネーミング作成の裏話やそこに込められたメッセージなどの実例には心惹かれるものがありました。卒論は、売れるものづくりのネーミングの研究。子供の頃から絵や漫画を描いたりモノの名前や台詞を考えるような創作活動することが大好きでした。
映画を観るのも作るのも好きで映画研究部にも所属していましたが、映画宣伝における洋画の邦名タイトルやチラシのキャッチコピーなどにも強く惹かれました。今ほど権利が主張されない時代、法律に抵触するような反則スレスレの無茶な宣伝や、過大表現、過剰宣伝などのキャッチコピーも沢山ありましたが、それは百も承知でも「観てみたい、騙されてみたい」と思わせるだけの熱量があったように思います。それが将来、材木屋の仕事の中でよもや役に立つような事になろうとは・・・
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