森のかけら | 大五木材


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20151110 1その木がメジャーであるかマイナーであるかということは、その地域性にもよるので、ここで言うメジャー、マイナーは私の独断と偏見本来はそういう木にスポットライトを当てて、まだ利用されていない材料特性を引き出して、木の多様性を知ってもらう、使ってもらうことこそが弊社の使命だと考えているのですが、一般的でないがゆえに使用実例や情報が少なくて、自分の手で加工したり調べたりして実例を作っていくしかなく、私の怠慢もあってなかなか先に進めていません。

 

20151110 2ライフワークと定めた『今日のかけら』ですが、本日までに『森のかけら240種(日本120種+世界120種)』のうち、紹介できたのは日本の木67種と、世界の木49種の合計116種。割合で言うとほぼ半分。このブログを始めて7年目ですが、このペースだと後7年後に完成予定。足掛け14年で出来上がるという事になるわけですが、さすがにそれではあまりにも長くかかり過ぎるので残りの半分はもう少しペースを上げたいと考えています。

 

20151110 3ではその世界のかけらの中でも、マイナー感が半端ではないマニアックな木としてどういうものがあるのかをご紹介しますと、イロコ、オカン、オクメ、オジゴ、クマル、コイグエ、シポ、ジャトバ、スポッティッドガム、セプター、タウキャン、チャンパカ、トリスタニア、バーケラ、ビリンガ、フラケ、ブラックバット、ヘリチエラ、マラス、ムイラカチアラ(ゴンサロアルベス)、メンピサン、リンバ、ロンギなど。一般の方にすると見事なほどに聞いたことの無い名前だと思います。

 

20151110 4プロの材木屋だって、これらの木は相当意識して扱おうと思わなければ、まず普通は目にすることすらない木だと思います。愛媛県でも以前は合板工場があった事などから、珍しい南洋材なども時々入荷していましたが、近年ではこちらからオーダーでもしない限り目にすることはありません。まだギリギリこれらの木を扱う製材や材木屋とのネットワークがあるからこそ入手できているものの、数年後にはこれらの木も「(流通的に)幻の木」となって市場から姿を消してしまっているかもしれません。




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