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ブランドデザイン等をお願いする少し前に、先行してネーミングは決定していました。ネーミングについては、考えて欲しいとご依頼を受けており、頭をひねらせていただきました。【森のかけら】や『モザイクボード』、『森のしるし』、『木言葉書(きことのはがき)』など自社商品についてはすべて自分で考えてきました。それは昔からそういう名前を考えたりするのが好きだったということもありますが、自分の商品は自分がもっともよく分かっているからという矜持もあるからです。
私の場合は、作っている商品そのものが、木という伝統的かつシンプルな素材ということもあって、あまり奇をてらった名前とか、突飛な難しい当て字はなるべく避けて、もっと根源的に素材の持ち味や、それを使う意味のようなものから考えるようにしています。汎用性の高い木のモノの場合、いろいろな擬態化させやすいのですが、牛肉という食材の性質上、あまり極端な擬態化はリスクが強すぎます。といって、ただ地域名を冠するだけではその他大勢の中に埋もれてしまうばかり。
調べてみれば、全国のいろいろな地域で国産和牛のブランド化が進められていて、「神戸ビーフ・松阪牛・近江牛」(または「神戸ビーフ・松阪牛・米沢牛」)というビッグ3を筆頭に、ほぼ1県に1~3件の銘柄が登録されていました。黒毛和牛の代表的なものとしては、 宮城の仙台牛、佐賀の佐賀牛、沖縄の石垣牛、兵庫の但馬牛、京都の京の肉、山形の山形牛、岩手の前沢牛、岐阜の飛騨牛などがあります。いずれも一度は名前ぐらい聞いたことのある一流のビッグネーム。
一畜産農家が作ったブランドではなく、伝統的に地域で育まれてきた産業としての地盤があるため、地名が関せられて全国発信されるブランドとして名が通っていますが、今回考えているのは一畜産農家が作る商品名なので、地域や地名よりもインパクトがあって、その名前から肥育スタイルや生産者の思いが伝わるものがいいのではと考えました。そう考えたとき思い浮かぶのは、やはり木々に囲まれた自然豊かな肥育環境のこと。そして静かな山々に響く牛の鳴き声。命名、『山の響』(やまのひびき)。
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