森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20160328 1雨が降る日に気になるものは雲の大きさばかりだけど♪・・・ウッドデッキの事も気にかかります。弊社ではウッドデッキに、アイアンウッドの別名もある高耐朽性木材をお薦めしています。その中でも、いちばん力を入れているのがブラジル産の『マニルカラ』。今や「アマゾンジャラ」の俗称の方が有名になってしまいましたが。ブラジルで伐採後、ウッドデッキサイズに加工され日本に輸入されるのですが、その時の色合いは表面の汚れもあってくすんだ淡赤暗褐といったところ。

 

Exif_JPEG_PICTUREこのマニルカラに関わらず、海外で加工され日本に輸入されるディメンションランバーのほとんどは、S4S・E4Eといって4面プレーナー加工+4方面取り加工されています。なので、ウッドデッキにする場合にも、輸入されたサイズをそのまま施工するケースが一般的です。ですから施工後も、無塗装仕上げの場合であれば色調は輸入されてきた時と同じくくすんだ淡赤暗褐色のまま(まあ、どういう色調で言語化するかは個人差がありますので、表現についてはご容赦下さい)。

 

20160328 3それがこのようにひとたび雨に濡れようものなら、思わず「ウソ~!嘘だと言ってよ、ジョー!」などと叫びたくなるほどに劇的な変化を遂げます。更に、乾燥して材に付着していた樹液が溶け出し、シャンプーをかけたかと思えるほど大量の泡が放出されます。ただしそれは雨に濡れた後、デッキブラシなどで磨いた場合で、雨に濡れても何もしなければここまで泡が出ることはありません。また泡が出たからといっても、この状態が永遠に続くわけではなく、一度流れ出れば終わりです。

 

20160328 4今までにもこのことは何度も書いてきましたし、使っていただく場合にはご説明もさせていただいておりますが、いくら話を聞いていたとしても実際にこれだけ大量の泡が噴き出すのを目の当たりにすると驚かれる場合があるので、何度も取り上げさせていただいております。ここまで泡が出なくとも、樹液がコンクリートを汚したりするケースもあります。高い耐朽性を誇るアイアンウッドですが、木は決して人間の役に立つために生まれてきたわけではありませんので材の特性をよくご理解下さい




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2016年3月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
Scroll Up