森のかけら | 大五木材


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話はブラックバスからスモモ(李)に戻します。サンタ・ローザの幹や枝をいただいてから数日後に、「スモモの木、もう1本伐ったよ」とのご連絡がありました。早速取りに伺わせていただきました。今度は「大石早生(おおいしわせ)」とい品種。明治時代に海を越えて、後に逆輸入されたサンタ・ローザは、日本で更に手が加えられて改良され「大石早生」や「月光」などの品種に発展したということで、福島の大石さんが育成した大石早生は現在日本で一番多く栽培されている品種。 20160317 1

20160317 2 近くて栽培されていることもあって、食べ頃になるとどこからかおすそ分けが舞い込んできて、毎年美味しくいただいているのですが、こうして名前の由来などを知ると、これからスモモを見る目を変わってきそうです。大石早生の旬は7月中旬ということなのでそれまで覚えておかねば。この大石早生には「キング・オブ・早生品種」の別名もあるとか。ちなみに「キング・オブ・フォレスト(森の王様)」は言わずもがなですが『ホワイトオーク』。

さて、材としてもスモモについてですが、サンタローザと大石早生と合わせて実に軽トラック2台分ぐらいの幹、枝を分けていただきました。これだけあれば、全部を35㎜角の【森のかけら】に加工したとしたら、向こう10年どころか一生「スモモのかけら」では苦労することもないと思われます。樹齢だと30年そこそこということで幹回りは大きくても300㎜前後で、「かけら」を取るには十分な大きさなのですが、小枝までいただきましたので「かけら」以外のも作りたい。 20160317 3

20160317 4 とりあえず大きなサイズのものは芯で割って荒加工して、重しを載せて天然乾燥させるわけですが、それでも結構な量を確保できました。小口から見ると『モモ』のような複雑で濃厚な赤~橙褐色。これから少なくとも半年は乾かしますので、半年後にどれぐらいねじれや暴れが抑えられるかが勝負ですが、当然『スモモのりんご』は作りたいと思います。分かりにくいでしょうが、『森のりんご』仕様のスモモという事。スモモの材をまざまざと見た人も少ないと思いますが驚くほど緻密




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