森のかけら | 大五木材


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以前ブログでアップしましたが(9/2)、ようやく『商品紹介』コーナーに【円き箱】をアップさせていただきました。とりあえず、『森のかけら』のマークとロゴまでレーザー印字出来た5種だけアップしていますが、更に7種ほど加工は出来ております。樹種は、『ソノケリン』、『栗(クリ』、『欅(ケヤキ』、『ホワイトシカモア』、『ハックベリー』、『アサメラ』、『山桜(ヤマザクラ』です。販売方法としては、『森のかけら』と刻印した物と、オリジナルロゴが印字できる無地の物の2タイプを考えています。どちらのタイプがどれぐらい出るかも分からないので、今のところ少量をトライアルで作っている段階です。

20090829 円き箱3円き箱】を作るためには、60X60㎜サイズの塊が必要なため、【森のかけら】ほど樹種が増える見込みはありません。特にレアな素材は、肉厚の物が少ないのでおのずと樹種は限られてきます。とはいえ、見た目の彩りも大切な要素です。あまり地味な色合いばかりでは面白みもないので、なるべく彩も考えながら素材を選んでいるのですが、肉厚な端材の塊はなぜか地味な物が多いです。派手な色合の木は、既に【森のかけら】や【円い森】で木取りしてしまっているので、当然の事なのですが・・・。

 

円き箱・パドック2今仕上がっているものでは、『パドック』が鮮やかな紅色で目を引きます。販売開始以来、『パドック』が売れているのもこの色合のせいでしょうか。

今日のかけら】の『パドック』の項でもアップしましたが、経年変化でこの鮮やかな紅色が茶褐色に退色していくのは残念ですが、それも味わいです。フタが開いている【円き箱】の中に、紙が丸めて入っているのが分かるでしょうか。クルクルと丸めて、その樹種のミニ解説書が入っています。【森のかけら240】の新解説書から抜粋したものです。

円き箱・タモ2木目が交錯した広葉樹の塊を丸く削っているので、箱の中はザラッとした物もあります。しかし、あえて磨きなおしてツルツルにするつもりもありません。お金をかければもっともっと滑らかに磨いたり、仕上げることも可能でしょうが、無理にお金をかけて販売価格を上げるのは止めました。究極に手の込んだ物を作って高価に売るという手もあるでしょうが、なるべく多くの人の手に届けたいので、なるべく廉価な設定にする方向に決めました。右は『タモ』は、全体的にザラザラした触感があります。タモやナラなどの環孔材はどうしても仕方ありません。材の特徴と理解していただくようにしました。

円き箱・Cメープル2左の画像は『チャイニーズ・メープル』ですが、特徴である緑を帯びた筋、条がフタに現れていますが、こういう自然体の表情もも受け入れていただきます。結局、大トロだけを使っていたのでは、廉価にも出来ませんし、何よりも『勿体ない』という【森のかけら】のコンセプトに反します。

いろいろな木があっていいんじゃないでしょうか。それも個性です。なるべく身近なところで木に親しんでください。触って温かみを感じる事が出来るという特徴こそが木材の最大の楽しみだと思います。




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