森のかけら | 大五木材


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20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!①その美作が現在大きな話題になっているのは、残念ながら木材ではなく、ワールドカップで見事優勝したなでしこジャパン関連テレビなどでも大きく報道されていますが、MF・宮間あや選手と、GK・福元美穂選手が美作の女性サッカーチーム・湯郷Belleの一員という事で、「美作」の名前が全国に報じられました。この湯郷Belleは、2001年に旧美作町と岡山県が地域振興を図ることを目的として設立されました。以前美作に行った時に、ポスターなどが貼ってあり女性サッカーチームの存在は知っていました。

 

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!②そこから世界まで辿り着いたわけですから凄い事です。どういう視点からでも光が当たるというのは素晴らしい事です。しかし加熱すればするほどに、比例してメディアは冷めやすく一過性に終わりやすいので、この期に如何に底辺を広げれるかが肝心でしょう。J1に比べて、観客動員数にも大きな差があるようで、1日の試合の観客数が1000人にも満たず、時には無料試合も開催するほど(有料にすると会場使用料が高くなるので苦肉の策として)注目度の低かった女子サッカーが、ひと晩で劇的な変わりようです。

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!③これがブームとして終わることなく、ここを起爆剤として、地道な「本物のファン作り」こそが女性サッカー・なでしこリーグ命題でしょう。異分野なれど、同じ志を持つ者としエールを送らせていただきます。しかし、全国的なメディアが一斉に取り上げると、これほど一気に大波がやって来るものなんですね・・・これがもし「ワールド・ウッド・カップ」で、『ひのきジャパン』(桜ジャパンでもいいですが)が優勝したとしたら(どういう競技なのかという事はさておき!)、これほど盛大に取り上げて国民的な関心事になったでしょうか。

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!④1回戦で強豪・『ラーチ・ロシア』の脂攻撃をかわして辛勝、2回戦では不屈の王国『モアビ・カメルーン』の木粉攻撃に苦しみながらも延長戦を制し、準決勝では宿敵『バンブー・チャイナ』のファウルギリギリの厳しい攻めにも耐え抜き、遂に決勝に進出。決勝は勿論、森林大国『ダグラス・アメリカ』!こんな屈強な大男達が相手なのです。こういう場面でこそ、山賊・美作軍団(いやいや、いい意味で・・・汗)の登場です。圧倒的なボリュームで襲い掛かるスケールメリットに対抗するためには、日本の伝統芸「こだわり」と、全国の林産地のネットワークで対抗するしかありません!日本三大美林世界遺産も大同団結!「味」と「粋」を効かした巧みな「職人技」と、ベテランの「わび」と「さび」の複合技で、戦前の圧倒的な不利を覆して見事『ひのきジャパン』世界一の栄光を手にしたのでした~!

 

20110724 歓喜の「ワールド・ウッド・カップ」優勝!⑤帰国した我々を成田で待ち受けていたのは、多数の報道陣と膨大な『木のファン』!彼らの手には木製の団扇(うちわ)、お箸、しゃもじ、お椀、まな板、女性の頭には簪(かんざし)、櫛(くし)、そして足元には下駄!それらを打ち鳴らし、空港ロビーには森の音色が響き渡ります。「日本の森を信じていた!」「木が大好きです!」思い思いのメッセージが掲げられ、ロビーはジャパン・グリーンに染まります。政府からの「公共建築物100%木造化構想」、「森の出口省設立」などの発表をマスコミから知らされる中、ひとりの少女が駆け寄って来て、私に見せてくれたのが(私も代表の一員という設定で・・・)、小さな掌の中に包まれた1個の【森のかけら】。私をそれを少年から受け取り、天高くかかざすと、ファンのボルテージは頂点に達し、ロビーには歓喜の歌が高らかに流れ出すのです・・・「木を愛し、木と共に、暮らしの基を育みて~♪」嗚呼、信念あらば世界の扉は開く!




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