森のかけら | 大五木材


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20111026 1もう4日も『すごいもの博』ネタで、まだ更に書きますか!という呆れ言葉を横目に、折角撮ったいい写真をどうしても使いたくて5日目に突入します。かけら、行きます!今回のイベントでは、【森のかけら】や、その関連商品などを展示販売する「㈱大五木材」の単独ブースと、の「愛媛森林局(財) 愛媛の森基金」さんのブースで、森基金の一環として『木の玉プール』 や木の玩具等を出させていただきました。こちらは「木に触れて五感で楽しむ」コーナーで、家内が担当させていただきました。

 

20111026 2もはやこういうイベントでは鉄板の人気!人が途絶える事はありません。生憎の天気で足元の芝生がぬかるんでいると思い切り子供達が遊べないというので、前日の大雨の中、わざわざ可動ステージを搬入していただいた県の職員の皆さんの姿に並々ならぬ意欲を感じました。いつもいろいろとご支援、ご協力をいただいていて本当にありがたいのですが、北海道で生まれた『木育(もくいく』と言葉が、愛媛の地でも根付きつつあります。行政が本気を出せばその影響力は凄いモノがあるもんです。

 

20111026 3もっぱら子供の相手は、元小学校教員の家内の役割で、幼児をあやしたのも遠い昔の記憶となりつつある私にはお手上げです。私は私で、もう少し上の世代の「木のファンづくり」に邁進しようと思っています。しかし、隣で見ているだけでも、『五感で楽しむ木の体験』は楽しそう!理屈じゃないから誰でも楽しめます。私たちが子供の頃は、家も校舎も木造りで、廊下も机も椅子も木でした。鉛筆があり、定規があり、それらをわざわざ「木製」とは呼んでいませんでした。木である事が当然だったから。それが今、わざわざ「木製である事のことわり」を表示したり、木の良さを訴えなければ分からないほどに、我々の身近な所から『木のモノ』は姿を消しつつあります。ゆえにこれほど、こどもたちが「木のモノ」に熱狂するのだと思います。やはり木は身近なところで実際に触れてこそ、五感で味わってこその生きた素材です。木に理屈なし!

 

20111026 4そう言いながらも、一方では木の事を物語っているわけですが、決して高尚な話をしているわけでもありませんし(当然出来ようもありませんが)、CO2がどうした環境がどうしたこうしたという論点でもなく、ひたすらに純粋な木の美しさや楽しさ、その可能性や多様性、名前や由来の妙味などをお話させていただいております。自分が好きな事しか結局自分の言葉で話せません(あくまで私の場合ですが)。こういう子供たちの姿を見ると、木が好きであるという、生き物であれば誰もが本能として備えているであろう資質を再認識させられます。つい「語り」に夢中になりますが、もっと「触る」、「匂う」、「打ち鳴らす」というような「木の体験」を盛り込まなければ、真意が伝わらないかなと感じます。大人といっても、20代から30代で都会暮らしだと「木の体験」はほとんど無いひとなかりですから。実践は大切です。

 

20111026 5行政の方との取り組みとして現在進行形なのが、こちらの『坂の上の雲ミュージアム』ブースを出されていた松山市産業経済部観光産業振興課の皆さん。以前ご紹介しておりましたが、道後おもてなしの新しいお土産品の開発加わらせていただいております。ドラマ『坂の上の雲』第三部がいよいよ12月4日から放送開始されますので、PRにも余念が無いようです。あれほどアレルギーのあった行政の方々と今こうして手を携えて、ひとつの目的に向かって進めるようになったのも、森を見て木を見ていなかったせいかも。これも「森のめぐみ」です、感謝。




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