森のかけら | 大五木材


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20111022 1さあ、今秋最大のビッグイベント『愛媛すごいもの博』の本番です。前日深夜に大雨が降ってその開催が心配されましたが、曇天ながら何とか無事に商品も搬入出来ました。数年前まで、こういう週末のイベントには家族総出で出向いていましたが、長女が中学生になって部活を始めるたり、下の双子たちもクラブ活動を始めるようになると、さすがに家族全員でという訳にはいかなくなりましたが、土曜日で休みだった双子はお手伝い。おこづかい目当てでも、両親の働く場所に一緒にいる事が大事です。

 

20111022 2弊社のような零細企業にとって、この小さな手も貴重な「ときどき戦力」です。親が何を考え、何を売って、どのように人と対応しているか、そんな事を知ることから彼らなりに両親の「仕事」の意味も考えてくれると思います。また、商品PRの無料モデルとしても「使える」のです。今回も『ブタマジロ』PR用の撮影も慣れた調子でこなしてくれたのですが、いつまでこんな無邪気な写真を撮らせてくれることやら。やがては家内とふたりっきりで「行商」という事になるのでしょうか・・・。それもサビシイ・・・。

 

20111022 3さて、準備も整い開会式という事になり、メインステージの方に行ってみると、あちこち至る所にに知り合いが!県と市が威信をかけて取り組んだ初の本格的プロジェクトとあって、気合も違います。県内はもとより、熊本や横浜、広島、高知、岩手など県外からも多数の企業・団体が出展されていました。300を越える出展企業・団体があったという事ですが、県内でここまですごいイベントは初めてだったのではないでしょうか。中村知事も晴れ晴れした表情でご挨拶。その挨拶に先立って「すごいもの」を発見!

 

20111022 4こういう場には欠かせない太鼓の演奏なのですが、そのスケールが「すごい」!一瞬我が目を疑いました。丁度演奏前だったので、演者の方に訊ねてみると、演奏されるのは宇和島市津島町からお越しになった『津島太鼓集団・雅』の皆さんで、このすごい太鼓は『樹根太鼓』。正確には『津島平安太鼓』と言うそうで、文字通り樹根部分を使って作った超大太鼓です。御神木が台風で倒れたので、その木で作ったと教えていただきましたが後からHPを見て再度ビックリ!

 

20111022 5愛媛県津島町の三島神社で樹齢900年になるんとする町の天然記念物の大樟(オオグス)が、平成5年の猛烈な台風6号によって倒れたそうです。そしてその一部が、文化財として町の公民館に保存されました。その後、折角の大樟を活用しようという事になり、大太鼓として第二の人生(樹生)を歩む事が決まったのだそうです。石川県の専門店で加工製作され、出来上がったその御姿に、『日本一の樹根太鼓』の称号が与えられました。角度によっては、凸凹した樟の根株が生き物のうめきの表情のようにも見えます。嗚呼、これほどすごい木のモノがある事を今まで知らなんだ~恥ずかしい・・・。データによると、胴の高さは4尺6寸(約1.3m)、口径6尺9寸(約2.1m)~7尺6寸(約2.3m)。重さは実に1.5トン!太鼓の概念を根柢から覆すような圧倒的なスケール感。『すごいもの博』にふさわしい堂々たるお姿。

 

20111022 6樹木として生を受けていた時代、さぞかし見事な巨木であったことでしょう。演奏前に近くで拝見したのですが、「太鼓=欅」というイメージが強過ぎて、てっきり『欅(ケヤキ』だとばかり思っていました。実際には欅が定番ですが、栓、、またはブビンガなどの外材で木目のはっきりした材も使われています。演者の方も半身を預けるように身を乗り出す姿勢で演奏され、その力強い音色もまた見事!『すごいもの博』にふさわしいすごいモノの演奏で幕が上がりました!さあ、明日に続く~。




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