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昨日の続きですが、藤山〔かけら〕大使をデンマークに派遣するにあたって、現地の皆さんの機嫌を伺うために、いや国際的なマーケティング調査を決行するために託したのがこちらの『デンマークのかけら』。行った事もない遥か北欧の国と【森のかけら】の接点を探りながらあれこれ考える時間は、私にとって妄想世界旅行。まだイメージのしやすかったイタリア、イギリスに比べると、デンマークはイメージもぼんやり・・・。即脳裏に浮かぶものといえば、定番の「人魚姫」と「運河」ぐらい・・・。
さすがにこれで5かけらまで辿りつけるのか不安!それにしても人のご縁とはありがたいものです。藤山さんとの出会いがなければ、縁もゆかりも無いデンマークの事を真剣に考える事などあり得なかった事でしょう。例え考えたとしても、それが簡単にデンマークにまで行く事になろうとは・・・。その奇跡のような幸運を考えると、デンマークだろうがどこだろうが力技で着地点を見つけてみせるのだあ~!人類が森から出でた者のであるとするのならば、世界のどこの国だろうが「故郷」とつながらないはずなどないのです!森は世界に通じる世界共通語です。
「知る必要」に迫られるお陰で、いろいろ本を読み、ネットで検索し、雑学が身に付きます。そして知れば知るほどに、世界中にまだ見ぬ多くの『森の出口』が潜んでいるのに気付かされます。それもこれもこのお方のお陰、感謝!とりあえず「デンマークと木かけら(木)の5つに接点」を調査。現地のきにまつわる面白いエピソードがあっても、【森のかけら240】の中に含まれている樹種でなければ意味がありません。あったとしても樹種がかぶってはNG。当初は産地まで・・・とも考えましたが、そこは大きく譲歩。
かなり強引に「木」との接点を探すのですが、あまりにマニアックになり過ぎてもよろしくないでしょう。「なぜ?」の理由にある程度の説得力(続に言う「へえ~」ですね!)が無いと面白くありません。そんな条件を掲げてみると、(私にとっては)デンマークの象徴のような人魚姫がどうしてもストライクゾーンに入ってきません・・・!仕方が無いのでここはアンデルセンつながりにシフト変更。その多様な童話の中で「かけら」とつながるキ(木)ーワードはないか?すると『人魚姫』と並ぶ代表作『マッチ売りの少女』に光明を見出しました!そうです、少女が希望のともし火をつけるマッチ棒の軸木です!今やマッチ棒そのものが消失しつつありますが、その軸木には軽軟で弾力がある『アスペン』が使われています。アスペンは肌目が淡白色で熱の遮蔽率も高いところから割り箸にも使われています。
そしてもひとつのデンマーク・インプレッション「運河」は、「かけら」とのつながりを確定出来ませんでした・・・。運河の多いヨーロッパでは、橋や桟橋、閘門(こうもん)などにハードウッドが使われているのですが、デンマークの固有の運河で何の木が使われているのかという記述に辿り着けませんでした・・・泣く泣く断念。困った時は足元を見つめ直すに限る。そう、『世界でもっとも売れた椅子』で有名なYチェアーを世に出した、伝説の家具職人ハンス・J・ウェグナー先生がいるではないですか!その素材とこそが『ヨーロッピアンビーチ』なのです。弾力があり曲げにも強い万能な木です。さあ、これで2/5クリア!いけます、いけます!残りは明日・・・
昨年も【森のかけら】は全国多数の『木のファン』の皆さんからご注文をいただき、愛媛県から飛び出していきました。時には大海を渡り、海外まで飛んで行った事も。生みの親でさえ行った事が無い国にまで連れて行っていただき、羨ましい・・・いや、ありがたい。今までにシンガポール、オーストラリア、イタリア、イギリスの諸国にお連れいただいた【かけら】に訊ねてみました。「かけらよ、かけら君。あなたが連れて行ってもらった国々の中でもっとも良かったのは?」
「はい。いずこの国もそれぞれに素晴らしく比べようも・・・いえ、デンマーク、デンマークです。しかもデンマークのコペンハーゲンがもっとも素晴らしい街でした!」と、言ったとか言わないかとかは別として(元ネタあかしは不粋ですが、最近分からないという方も多いので。これは超有名な『ローマの休日』の名シーン。この後グレゴリーペックが「これをお受け取り下さい。ローマ御訪問を記念する写真です」と続くのです~)。そのローマとは何の関係も無いのですが(!)昨年もう1カ国訪問していました。
それは『世界一幸福な国』とも称される北欧の国デンマーク。お連れいただいた保護者は今回もこの方!『世界を股にかける。空飛ぶカメラマン&カッピング・テイスター&映画狂・藤山〔FLM〕健さん』。冠を付け過ぎて一体誰なのかよく分からなくなりました。正体は、『ブルーマーブル』のマスター・藤山健さんです。藤山さんは元新聞記者にしてプロのカメラマンでもあり、忙しい喫茶店業の合間を縫って、よく海外にも出掛けられています。観光ではなく(多分?)、雑誌の取材、食の研究なども兼ねて。
そんな藤山さんが、海外に行く時に『桃太郎のキビ団子』並に欠かせないのが、現地の方への『かけら印の手土産』です。日本のモノ作りの素晴らしさと、こんな事に執着し感動する珍しい人間もいるという事を世界に知らしめようというのが、我々の世界制覇計画のテーマ。藤山隊員はいつもその使命を忠実に果たして、世界中に少しずつ『かけらマニア』の増殖させているのです。今回もこれらの『手土産』を託しました。「久万郷」さんの『杉結箸』も新たに加わりました。さあ、デンマークへいってらっしゃ~い!
年が変わって最初の愛媛木材青年協議会の役員会に出席。臨時総会とその後の新年会も併会されるという事で、役員会から大勢の人数が参加していました。今年3月末の卒業を控え、楽しかった木青協活動に参加するのもカウントダウン体制に入ってきました。24年度にも数人の新入会の予定者がいるとの事で、更に組織力を固める意味で24年体制や組織、事業計画など重要な案件が協議・審議されました。最高齢者の1人として助言はさせていただきましたが、その計画に私の名は無いという寂しい現実・・・。
かつて会員数が14、5名になり定年年長が真剣に議論されましたが、そこで定年(45歳の年度末)延長をせずに、新入会員の勧誘努力に努めた結果が今ここにあります。私も数人の会員を勧誘・入会させ、愛媛木青イズム継承の大義のお務めを果たし、堂々と卒業させていただけそうです。新年度の木青協の年間計画を見ながら、真新しい新年度の手帳に予定を書き込んでいくのが、長い間の習慣でしたがそれもあとわずか。やっと使え始めたスマートフォンにも「木青協」の言葉を打ち込む事もなくなりそうです。
しかし会の方は、そんな甘い感傷を吹き飛ばすほどの膨大な量の協議事項を白熱協議!30名近い大所帯となると、決め事はしっかり文章化しておかないとグダグダになってしまいます。その辺りの采配に手馴れた井上剛会長が手際よく議事を進行、さすがです!かつて総会員数が30名を越えていた事もありましたが、俗に言う幽霊会員が多く、実際の運営は10数人というのが実情でした。昨今のように会員がほぼフルメンバーで、真剣な話し合いをしてそれぞれの役割を果たしているのはかつて無い光景。
その中で、今年度の『どうぞうのいす活動』の実行委員長である林美紀さん(紅一点)から嬉しい連絡がありました。神奈川県で先天性の肝臓の病気を患い、肝臓の移植手術をしたばかりの幼い娘さんのお母さんから、年末に当会のホームページをご覧になってお問い合わせがあったそうです。体の具合で幼稚園にも行けない娘さんが、園のおゆうぎ会でする事になった「どうぞのいす」が見てみたいと・・・。HPで当会の活動をご覧になって、個人には無理でしょうかとご連絡がありました。
林委員長が早速井上会長に連絡。基本的には、保育園や幼稚園、小学校など多くの人が集まる施設に贈ることを原則としているこの活動ですが、その原則の更に上にあるのが、我々の会則『・・・木材界の発展を通じより良い社会を建設しよう・・・』。会が全国的になったり大きくなると、ついついその雑務に追われ、会の本来の目的を見失いがちになってしまいます。会員同士で楽しくお酒を飲む事も悪い事ではありませんが、何のために会費を払い、集い、話し合いをして活動を続けているか。
自分のためでもありますが、人のためでもあり、木材界のためでもあり、ひいては世間、社会のためであり、それが結局は自分自身のためであるという事。必要と求められる人の声に応えて、それが誰かの喜びとなるのならそれに勝ることはありません。会長も即座に快諾。難病で苦しむ娘さんの支えに「どうぞのいす」を贈る事に反対する人など誰もいません。四角四面の行政活動ではありませんので、柔軟に対応していけばいいと思うのです。早速、年末に「どうぞのいす」を贈らせていただきました。数日後、林さんの手元に御礼のお手紙が届きました。「どうそのいす」には、委員長の林さんが直筆で、お母さん、娘さんへそれぞれに励ましの思い込めた手紙をしたためていました。お礼状には、本物の「どうぞのいす」を見て大喜びする娘の姿と、林さんの手紙に涙が出たというお母さんの言葉が綴られていました。
また娘さんからも幼い文字で「びょうきにまけないようにがんばります」という言葉が・・・その手紙を拝見して私も思わず目頭が熱くなりました。ただ形を贈るだけでは無く、林さんの優しい気持ちが通じたからだと思います。我々の活動があるのは、そこに人がいるから。木の仕事が出来るのは、木を求める人がいるから。心が通うのは、人間同士がまごころで話すから。大切な事はいつも近くにあり、いつも忘れがち。人のお役に立つ活動が、いつか必ず自分にも返ってきます。どうか愛媛木青協の活動がいつまでもいつまでも人の心に届く活動でありますように。幼き命が元気になりますように。
本日は地区の成人式が開催され、平田公民館分館主事としてお手伝いに行って来ました。本当の成人の日は、明日の9日ですが、仕事の関係もあって本日開催される所が多いようです。私らの時(思い起こせば今から25年ほど前の話・・・うわ~、四半世紀!)は、県外に就職したり進学した新成人が実家に帰省している時にしようという配慮で、正月の3日に行ったような記憶があります。今年新成人を迎えるのは、平成3年、4年生まれ・・・。昭和は遠くになりにけり。
生きることの潤滑油としての「あそびの時間」がドンドン削られ、効率と競争が増長され、一日の時間が早くなり、急かされる昨今の暮らしのリズムの中で、こういう催事のあり方も変わってきています。例えばお祭りなどの地方の祭事は、五穀豊穣を祈ったものなどが多く、開催される日にも明確な理由があったはずです。それが、人が参加しやすいから、という理由で平日から日曜日に開催日を変更したりするのは、本来の趣旨からすれば本末転倒な事で、完全に祭事の形骸化が進行していると思います。
しかし、その一方で伝統を受け継いで行かなければならない使命感との葛藤もあり、主催者サイドとすれば苦渋の選択だと思います。祭りだけでなく地域の行事に対する住民の温度差も年々差が広がってきているようで、参加し一生懸命協力する人と、他人事と決め付けて一切関わりを持たない人の二極化が進んでいるように思われます。それが進めば特定の人ばかりに負担がかかるようになり、いずれ行事そのものが行き詰るかもしれません。今日の成人式でも、娘や息子の晴れ舞台として参加される一方で、それを準備・運営するスタッフの事にまで思いを巡らせている親御さんはどれほどいらっしゃるのか。あらゆるサービスが過剰になり、催される事に慣れてしまい、客感覚で地区の催事に参加している人が多いように思います。かつては、裏方を皆が順番にこなし支えあってきたのが、年金のシステム同様にその暗黙のルールが崩壊すると、継続は厳しくなります。
批判する人はまだ意識がある方で、それなりの思いや覚悟があるのですが、無関心こそが最大の問題。当日も4割ぐらいの新成人が欠席していました。当然、それなりに理由はあるのでしょうが、誰が何のためにこういう事を催してくれて、これから自分がどれだけ多くの人との関わりの中で生きて行くのか、という事を感じるには絶好の機会であったこの日を欠席された事は非常に残念です。バブル時代にうかれて成人を迎えた世代としては偉そうな事を言う資格もありませんが・・・。
その頃の事を思うとなんだか世間様に申し訳ないような気分になってしまいますが、厳しい時代に生きて行かねばならない世代だからこそ、人との関わりの大切さをしっかり肝に命じてほしいと思いのです。明日からはあなたも、催す側の一員だという自覚を胸に!歓待の演奏をしてくれた潮見中学校の吹奏楽部(昨年全国大会出場!)の学生たちにとっても、我々地域の人間にとっても、あなた達の未来はもうあなただけのものではない。「おめでとう」は「ありがとう」の始まりです。
「ミスター会総会&新年会」の後、タクシーを拾える道後駅まで道後商店街を独りで歩くのも定番。地元にいるからこそ(ほぼ100%乗用車ですので)、商店街を歩く機会は滅多にありません。1年に1回、この時期に寒さにコートの襟を立てて、少しだけお酒で温まった体で一人歩きするのが好きです。いつも大体21時頃になるので、多くの商店街がシャッターを閉めているのですが、観光客に混ざってのんびりと地元だけど、外売り(県外観光客)のお店で何が売られているのかを眺め歩くるのも面白いものです。
この時間でも道後温泉は開いています(確か22時が閉館だったような・・・)が、さすがに今から入浴する方は少ないようです。それでも折角だからと、道後温泉をバックに写真を撮る方は後を絶ちません。今年はNHKドラマ「坂の上の雲」で、愛媛への観光客も増加したようですが、やはり愛媛の観光の看板は「道後温泉」でしょう。その観光のシンボルが、老朽化が深刻になり、大規模な修繕工事が計画されています。道後温泉の本館が完成したのは1894年ですから、100年以上も現役を貫いているのです。
大規模地震が発生した場合、崩壊の危険性もあるという事で早急な修繕が迫られていたようですが、修繕工事に入るとく10年程度の期間を要するそうで、地元の旅館やホテル、商店街などはとてつもないマイナス要因になるのは間違いありません。この不景気の中で、高速道路の無料化も頓挫して、観光業は相当に厳しい状況に置かれているようですが、そこに輪をかけて観光の看板が一時期とはいえ(10年は一時期というにはあまりに長い現実ですが)無くなるというのは大打撃でしょう。しかし、修繕は先延ばししてもいつかはしなければならない事で、もし着工が遅れて大規模災害による二次災害でも起きれば取り返しがつかない事になりますので、あまり余裕もありません。ある調査では、工事期間中の宿泊数は10年前の4割ほどに減るという数字も出ているなど、道後にとっても死活問題であります。
この世に永遠に続くものなど何も無く、歴史や伝統のあるものほど、その大きな代わり目が自分の時に来て欲しくない、何事も大過なく過ごしたいという思いが世の常でしょうが、昭和の景気の良い時代に先送りしてきたツケが平成になって続々と表に溢れ出てきています。私にとっても他人事ではなく、今年はいろいろと決断しなければならない問題が山積。悩みがあるからこそ、やる意義があるのだと誰かが言われましたが、いつか誰かが決断してきたからこそ続いてきたものがあります。さて、来年も道後の夜は変わらず同じ姿であるのでしょか。
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