森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTUREさてお寺には伝統的なアートだけでなく、現代アートも溢れています。栄福寺の境内には、四国霊場 開創1200年記念 『あしあとプロジェクト』のポスターが掲示してありましたが、なんとそのデザインをしたのがわれらが『おとなの部活動』メンバーの井上真季さん(イノウエデザイン事務所)!もともとこの井上さんと栄福寺さんとのお仕事のつながりが今回の課外授業のきっかけとなったのです。このポスター、遠目にはラフな筆書きで四国の形が描かれているのだと思っていたら大間違いでした?!

 

20141109 2井上さんに解説してもらって分かったのですが、この四国の形はなんと『ひとの足跡』!超巨大な白紙に黒い塗料をつけて沢山の方が歩いて足跡を付けられていたのです。これは、四国八十八か所の札所寺院が四国をぐるっと取り囲むように点在する事から、ひとの足で歩いて繫いでいこうということで、最初は小さな足跡が何人も何人ものひとが歩き重ねられるうちにだんだん大きくなっていき、四国の形が縁どられていたのです。その様子は、公式ホームページで見る事が出来るのですが、これが何とも感動的なのであります!

 

GE DIGITAL CAMERA現代アートといえば、収穫の多かった栄福寺課外授業の中でひとつだけ心残りがあります。帰りの車の中で同乗の藤田さんと膝を打って悔しがったのが、密成さんが購入されたといわれる三沢厚彦さんのアニマルアートのクマ。密成さんのお話の中で、この事実が飛び出し、後で必ず見せていただこうと決めていたのですが、後の話の密度が濃くてすっかりその事を忘れてしまっていたのです。密成さんがご購入を決められたのは、福山の美術館で三沢さんの個展を見た時という事だったのですが、実は私もそこに行っていたのです。

 

20141109 4数年前に私もそこで三沢ワールドの虜になったのですが、まさかそこで既に密成さんとのつながりの萌芽があったとは・・・!三沢厚彦さんは、今更ご紹介するまでもなく現代彫刻アートでもっとも話題のアーティストで、中でもアニマルアートはユーモアのある独特の動物の造形が魅力的で、眺めているといつの間にか頬が緩んでしまう不思議な世界。とっても惹かれたものの、さすがに購入する勇気はなく、写真集やグッズの購入に留めたのですが、あの時一線を乗り越えたひとがこんな身近なところにいただなんて!

 

20141109 5普段はひと目のつかないところに収納されているらしいのですが、次回は必ず御開帳していただこうと、これまた大の三沢ファンである藤田さんと固く誓い合ったのです。『お寺VSおとな』、いや対決ではなく『お寺でおとなの部活動』の構想が浮上した時、正直接点が見つかるものだろうかと心配があったものの、その不安は見事に杞憂に終わりました。お寺という『ハレの場所』の独特の雰囲気に飲まれておすましを決めていたおとなメンバーですが、結界を抜けた夜の懇親会では化けの皮が剥がれ暴走したのは言うまでもない事。

 

 




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