森のかけら | 大五木材


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 愛媛県では、地元の伝統工芸品や市場価値が高いと思われる生活用品など愛媛が誇るモノ、その製造に行かされる技術や商品の魅力を『すごモノ』として、県内外に情報発信し更なる販路開拓に結び付けるための営業ツールとしてデータベース化しています。日本屈指の高い技術力や優れた製品を持つものづくり企業をまとめた『すご技』、柑橘や水産品をはじめとする豊富な農林水産物『すご味』に続くもので、企業の補助エンジンとして実需の創出を目指して作られました。

 

今年、その『すごモノ』の追加募集が行われ、弊社の【森のかけら】も掲載していただきました。愛媛県では中村時広知事が営業本部長となって、県外や海外への県産物の売り込みを積極的に行われていて、こういう取り組みにも熱心で、大手のような販売ルートや営業ツールを持たない零細中小企業にとっては実にありがたい支援なのです。掲載されている企業は愛媛全県域に広がっていて、今治タオルや砥部焼、真珠、水引など伝統的な愛媛の特産品が多く名前を連ねています。

 

こういう企画だと、以前は県産材を使ったモノというのが絶対的な条件であったのですが、最近は愛媛のモノ(素材)だけでなく、魅力的な商品を生み出す「ひと」に対するアプローチも寛容になってきていて、昔に比べて行政のモノの考え方も随分と柔らかくなってきたなあと感じるのは、『県産材もいいけど材木屋として生きるからには、世界中の木を見てみたい、触ってみたい、紹介したい、扱ってみたい』という偏屈人間のひがみ根性かもしれませんが・・・。

 

それはともかく、県のモノを他県や県外に売り出す際にとかく食べ物ばかりにスポットがあたる事が多かったのですが、こうしていろいろなジャンルの商品もご紹介いただけるのはありがたい事です。これからのものづくりは、単に商品の品質・精度だけではなく、その背景にあるものづくりの思いや人、という事もきちんと伝えていかなければならないと思っていますが、こういう時代において、必ずしも愛媛県内だけでものづくりネットワークが完結することなどないと思われます。県外はもとより海外からの素材を使う、県外の工場で製造する、県外のデザイナーにプロダクトを依頼する、そうやって多くの人の手が加わり、ご協力いただきながら、連携してモノが生まれていくいう流れですから、これから県産品という考え方、捉え方も大きく変わってくると思われます。そうなると、やはり基本となるのは「ひと」の思い。

すごモノ』データベース⇒https://www.pref.ehime.jp/h30200/sugomono/documents/00-20.pdf




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