森のかけら | 大五木材


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戦後の名横綱、名大関たちの足跡を網羅したDVDマガジン『大相撲 名力士風雲録』がベースボールマガジン社から創刊され、書店本棚でその姿を見たのは2016年の1月のこと。このブログでも何度も書いてきましたが私・高橋照国の名前「照国」は、全国で唯一プロとアマが対戦できる「乙亥大相撲」が160年以上も続く相撲好きな土地柄に生まれた祖父・国松が、当時人気のあった名横綱・照国にちなんで命名してくれたものです。なので自分の名前のルーツである横綱・照国の文字には敏感に反応してしまいます。

それで、その名横綱・名大関を特集した『大相撲 名力士風雲禄』の存在を知った時には、とりあえあず横綱・照国が掲載された号は買っておかねばという使命感にも似た感情が湧き起り、まずは掲載号一覧を確認。ずると、第1号の北の湖から千代の富士、大鵬、貴乃花と歴史に名を刻んだ名横綱が連なります。照国はいずこ?と探してみれば、随分後ろの方。全30巻中25巻目でした。まあそれも致し方ありません。というのも照国が生まれたのは大正8年、当時の最年少記録の23歳で横綱に昇進したのが昭和17年

記録も写真も少なく、当時ライバル関係にあった前田山、羽黒山、安藝ノ海との4力士が1冊にまとめられています。ちなみに前田山は、照国の次の第39代横綱で、この人は何と愛媛県西宇和郡喜須来村(現:愛媛県八幡浜市)出身で、愛媛県出身の唯一の横綱なのです。前田山は戦後初の横綱ということで、恐らく愛媛でも相当人気があったことと思われます。照国とは同時代に活躍された人なので、もしかしたら私の名前も照国ではなく、英五郎(前田山 英五郎)になっていた可能性もゼロではなかったかも・・・


こういうルーツ探しなどには異常に執着するタイプなのですが、それが高じて『今日のかけら』のような木の名前のルーツ探しにのめり込んでいるのかもしれません。そうやって若い頃からむやみやたらに蒔いてきた好奇心の種が、最近になって意外なところで繋がる事が多くて、何事も考え方ひとつで無駄になることなんて何も無いと感じているところです。木がキーワードで繋がるというよりも結局は「ひと」で繋がっているのですが、私の場合はそれを無理矢理木に関連付けようとさせているのでややこしいのですが・・・

以前から横綱・照国の事は気になっていて、いろいろな資料なども集めていたので、あまり新しい情報はなかったものの、貴重な取り組みの映像が見れたのは収穫。ところで、照国引退後、その四股名を受け継ぐ力士は現れていません。四股名は、部屋で継承されていくのですが、照国がいた伊勢ヶ浜部屋は無くなってしまった(現在の伊勢ヶ浜部屋とは系統が違う)ため、なかなか継承しにくいという事情もあります。照国襲名の可能性のあった日馬富士もいろいろあって引退しましたし、照国から一文字取った照ノ富士も体調不良で休場と、ルーツに関連のある力士に元気が無いのは寂しい。最近何かと不祥事続きの相撲界ですが、そんな土俵外の雑音を吹っ飛ばす播磨灘のような日下開山よ、現れよ!

※「横綱照国物語」無明舎出版  簗瀬 均 /

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