森のかけら | 大五木材


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近くの町に住んでいるカリフォルニア出身の青い瞳の常連さん・Chris Crewsさんが先日も木材を求めてご来店。本職は英語塾の先生なのですが、器用に自分で木工をされるので、その都度弊社にやって来ては端材を買って帰って自分でいろいろ作られています。前は塾の看板を作られましたが、今回はクリマスの飾りつけを作られるとの事。奥さんは日本人で、日本語もそこそこ話せるので、英語の出来ない私でも何とか出来ます。まあ、ご来店される方の目的は決まっている(木が欲しい)ので、カタコトでもどうにかなるもの。

アップするタイミングが遅くなって今頃時季外れのネタなのですが、今回は教室の前に生徒さん向けにクリスマスの看板を作りたいので、スギの板が欲しいと事でした。クリスは、ダグラス・ファー(ベイマツ)ウェスタン・レッドシーダー(ベイスギ)などの北米を代表する針葉樹の一大産地として知られる西海岸のカリフォルニア州の出身で、地元では野球チームにも入っていたということだったので、西海岸周辺で産される木材や、ドジャースやエンジェルスなど、ありとあらゆる『自分の中の小さなカリフォルニアネタ』でどうにか共通の認知項目を探っていきます。

まあ話が広がったかどうかは分かりませんが、小さなきっかえさえあればどうにかそこを力技で広げていくスタイルに国籍は関係ないので私的には大丈夫!まあそういう事で少しは親しくなって、クリスも声を掛けやすくなったのかもしれませんが、少しは彼の希望する材の好みくらいは分かるようになりました。それで今回の看板は、こちらで角材に板をバランスよく張り付けて欲しいということで、作ったのがこちら。ここに海で拾ってきた色とりどりのシーグラスでモミの木とクリスマスのメッセージを飾り付けるとの事。

翌日、取りに来たクリスは希望通りだと喜んでくれて、完成したら画像を送ると約束。最近Youtubeなどで海外の木工の動画を見ることが多いのですが、あちらの方はうまく自然の木の造形を取り入れたモノづくりをしていますが、あまり細かなところは気にしていないようで、作りもかなり豪快。まあ室内土足の文化圏ですから、日本人のように重箱の隅を突くような細部までトコトンこだわり抜く完璧主義ではなくて、全体のデザインや機能性を重視されるのでしょう。木の扱い方にもお国柄が現れます。

なのであまり職人気質を出したりせずに(もともとそんな腕も無いのですが)、細かなところにはこだわらず、リクエストに応えるべくバランスよくリーズナブルな作りにさせてもらいました。以前は、自分のものづくりの基準を下げたりしてまで注文を受けないという偏屈なポリシーに凝り固まっていましたが、ようやくこの歳になって相手に合わせた商売もようやく出来るようになってきました。『森の出口』の扉に内部からつっかえ棒をしていたようです。カタコトのコミニュケーンだからこそ、相手を喜ばせる本質が何かよく見えてくるもの。ということで、こちらがクリスが子供たちと一緒にシーグラスを張り付けて作った渾身の一作。さあ、次はいかなるリクエストがくるのか?

ちなみにこちらがクリスの英語塾、Trinity School In Japan トリニティスクールインジャパンのロゴマーク。このマークからもカリフォルニアっ子のマウント愛が伝わってきます。松山市堀江のご自宅で開塾されています。一応こどもが中心の英語塾なのですが、時間があれば個人的には『木材業界で使えるウィットに富んだ大人の英会話』を習いたいところなのですが・・・。ご興味のある方いらっしゃいましたら是非直接ご連絡を!




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