森のかけら | 大五木材


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熱帯の桜・ジャカランダ』の端材について。しつこいですが、恐らくSNSでもなかなか見る機会が少ないと思うし、販売できるジャカランダの端材も限られているので、せめて画像だけでも記録にとどめておきたいと思いますので。こちらが木取りが終わったばかりのジャカランダの端材。かなり薄いペラペラのモノもありますが、少しも無駄にするつもりはありません。木としてこれといった目立った特徴はありませんが問題ありません。この場合はジャカランダの端材ということに価値があるので

この後、2ヶ月ほど天然乾燥でしっかり乾かせてから一部はオンラインショップでも販売します。倉庫で保管する間に他の木と混じって何の木か分からなくならないように、小口に名前を書いておくのですが、小口がザラザラしているとマジックのノリが悪いので、最近は小口をスライド丸鋸でカットして名前を書くようにしています。ジャカランダの小口をカットしたのがこちら。周辺は乾いているのに内部はまだ水分が残っていて、ミディアムレアー状態です。これぐらいのサイズであればここから内部まで乾燥するのに1ヶ月もあれば十分ではないかと思います。

木が若いこともあって、恐ろしいほどに目は粗いですがこれが現実ですから仕方ありません。興味がある人にしか価値が見いだせないというタイプの木ですが、世の中にはこういうタイプの木を受け入れてくれる人も必ずいるはず。と、信じてこういう木も集めているわけです。材質がどうこういうよりも、その木がそこに在るとこに価値があるという意味ではまさに【森のかけら】の申し子のような存在。出口を探ろうにも材がわずかしかないので、今回はコレクション的な意味合いになりそうです。

後で知ったのですが、ジャカランダの苗木を鉢植えで観葉植物として育てるのも人気らしいのですが、それでよく葉が落ちる(ちょっと触っただけで枝ごと落ちる)ことが注意事項として取り上げられていました。うちのは外に植えていてかなりの大きさになっていましたが、少しの力でポキポキと折れていました。駐車場の入口を遮るように育ち、風が強い夜などはジャカランダの羽音が部屋の中にまで響いていたのが懐かしい。うっとおしいほどに散乱した葉や紫色の花も今では思い出の中・・・。




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