森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

Exif_JPEG_PICTURE誕生月木言葉を合わせて作った『誕生木(たんじょうもく)ストラップ』ですが、お陰様で少しずつ売れ始め、この後開催される各種イベントでも出張販売させていただく予定なので慌ただしく製作に励んでおります。ただ準備不足もあって、現在ストラップ紐の入荷待ち状態となっていて課題も浮き彫り。小さな商品ではありますが、材料の木取り、加工、毛羽取り、レーザー彫字、紐付け、台紙等封入、シール貼りなど結構作業が多いため、どこか1つ止まると流れなくなってしまいます。

 

20141105 4まあそのうち慣れてきて流れもスムーズになってくると思います。数が限定された商品だと、作るのに慣れた頃に終わるというのが定番ですが、終わりなき航海ですからこれからそれぞれの工程がどれぐらい効率よくなっていくのかが楽しみなのです。『森のしるし』も、もうすぐ累計で20,000個になります!およそ3年前に作り始めたのですが、どうせすぐに売れなくなるという周囲の冷たい声を余所に地道に数を重ねて参りました。気がつけば『家紋』シリーズも展示ケースに入り切れないほどに増殖!

 

Exif_JPEG_PICTURE家紋シリーズ以外にも、愛媛大学さん、愛媛銀行さん、伊予銀行さん、マンダリン・パイレーツさんなどからコラボ商品、企業向けノベルティとしてのご注文もいただきました。また、少し傷があったり毛羽が強いB品については、子どもたちが自分で絵を描いて楽しむ木工イベントに使っていただくなど、文字通り余すことなく骨までしゃぶらせていただいているところです。素材も最初は愛媛県が誇る『ヒノキ』が主でしたが、その後はテーマやTPOに合わせて樹種もドンドン増えてきました。

 

Exif_JPEG_PICTURE海外に出かける方に持って行っていただき、それぞれの国でその国の方に『森のしるし』を持っていただき写真を撮るという形で「海外進出(?)」も果たしてきました(お陰で既に10か国を越えました)が、このたび本当に海外で販売していただく事になりました。今までもサイトでは海外向けに販売をしておりましたが、単発のイベントとしてではなく、実際にショップに置いてもらって現地の方が手に取ってみていただいて購入できるというのは初めて。それについての詳しい情報は後日改めて〜。




なぜだか急に特定の商品に注文が集中するという事はよくあることですが、先日から不思議に集中しているのが『まな板』。新品の注文から、削り直しまで数日の間に、全然関わりのないところから4、5件続けてお問い合わせをいただきました。個人用から業務用まで、サイズもそれぞれですが、樹種についてはお任せのケースがほとんどで、削り直しの場合はヒノキがほとんど。いずれにしてもプラスチックや合成ゴムのまな板が氾濫する中で、木のまな板にこだわっていただくのはありがたい事です。


現在一般家庭に置いてどれぐらいの割合で「木のまな板」が使われているのか分かりませんが、私の周辺では木のまな板率が多く、異業種のイベントなどに出展しても、年齢を問わず広い世代から「材木屋さんだから木のまな板あるんでしょ~」的な問い合わせを多くいただきます。正直こちらとしては、今更木のまな板なんて売れないだろ~と高をくくって持っていくことがほとんどなかったので、その反省から『ホオのカッティングボード』を作った経緯もあるぐらい木のまな板の頻度高いのです。

さて、こちらが1年ぐらい使用したヒノキのまな板。一般家庭のものではありません(事務所のキッチン)。毎日の調理の際に使われていたわけではありませんが、それでもかなりの刃跡、焦げ跡などが見られます。考えてみれば、住宅の外壁も日々紫外線に晒され、雨風や台風、吹雪などにも耐えなければならないという過酷な条件での耐朽性を求められるわけですが、まな板だってほぼ毎日鋭い刃物を己の体で受け止めて、滝行のように冷たい水や熱湯に浴びるという修羅場に耐えているわけです

あまり気持ちが入ってしまうと明日から包丁を持つ手が震えてしまいそうですが・・・さて、そのヒノキのまな板をひと削りしてみると、こんなに美しい木肌が現れました。もともとはこんなに鮮やかなピンク色のヒノキだったのです。このように何度でも削り直すことができることこそが木のまな板の最大の特徴であり醍醐味であります。失われていたヒノキの香りも再再登場。食いしん坊の事務所のスタッフの皆さんの胃袋をこれからも末永く支えてくれることでしょう。更にまな板の話、明日に続く・・・




Exif_JPEG_PICTURE「これから毎月の誕生木の出口商品を作るぞ~!」と高らかに宣言して、気がつけばあっという間に一年が経過。見直してみれば、9~12月のわずか4ヶ月分しか完成しておりませんでした・・・。しかし決して断念したわけではありませんので、今後も不定期になっても何とか12か月分の出口商品を揃えたいと思っていますので、どうか温かい目でお付き合いいただければ。その代わりというわけではありませんが、12か月全部の誕生木を揃えた商品が完成致しましたのでご紹介。

 

Exif_JPEG_PICTUREそれがこちらの『誕生木のストラップ』です!12か月のそれぞれの誕生木を使い、片面には各月の数字と木の名前が英語でレーザー彫字してあります。裏面にはその月の『木言葉』が彫字してあります。サイズは縦60㎜、横30㎜、厚み5㎜。【森のかけら】の時に、無塗装のままで木の匂いを嗅ぎたいという問い合わせが相次ぎましたので、今回は弊社の商品として珍しくあえて塗装はしません。『12か月の誕生木』の台紙の入ったビニールケースに入って1個¥800(税別)です。

 

20141009 3デザインは、『おとなの部活動』でお馴染みの井上真季さん(イノウエデザイン事務所)にお願いしました。先月のクリエアーターズクラブ愛媛(CCE)さんの授賞式の時に少しだけお披露目しましたが、12ヶ月分が揃いましたので、このたび正式に販売する事にしました。『森のこだま』と『誕生木ストラップ』のセット商品も企画しておりますので、こちらも準備が出来次第販売開始の予定です。他の商品との組み合わせもしやすいので、今後そちらでの展開も考えております。

 

Exif_JPEG_PICTURE一応基本は無塗装でいこうと思ってはいるのですが、辛抱たまらず植物性オイルを塗ってみたのがこちら。オイルが染み込んで濡れ色になり、色調が鮮明になりました。個人的には色合いが濃厚なオイル塗装品の方が好きなのですが、手にされるととりあえず匂いをかがれる方が多く、五感(香り、匂い)で楽しむ要素も残しておこうと思いまして、今回は無塗装スタイルにしておきます。塗装を希望される方には別途対応していくつもりです。いよいよ本日から販売開始です〜!!

 

Exif_JPEG_PICTURE新発売を記念致しまして、本日より一か月間 12ヶ月まとめてご購入の猛者の方には、定価¥9600(¥800×12枚・税別)のところ、特別価格¥8,000(税別)とさせていただきます。更に特典として円い森(小)1枚プレゼント(樹種は、オークかビーチ、レーザー彫字なし、穴なし、オイル塗装品)。なお消費税・送料は別途となります。プレゼントの在庫が切れた場合、予定より早めに終了する場合がありますのでご了承ください。誕生木(たんじょうもく)ストラップ、以後お見知りおきを〜!!




20140719 1それからライフスタイルがガラリと変わって現代になると、今自分の周りを見渡しても木のモノがどれぐらいあるでしょうか?木のモノに囲まれた暮らしをしている人といったら、とても贅沢な人と思われるほど、我々の暮らしの中から木のモノは急速に姿を消しつつあります。その反動でしょうか、最近木のモノを見直そうという動きが急速に高まってきているように感じるのです。だからといって大層な御題目を唱えて、木材文化の復権を!などと叫ぶつもりはありません。

 

20140719 2無理して強いられたものは長続きしないからです。決して強要せず、自然な形で普段から木のモノに接し、それが自分にとっていいものなのかどうなのかも自分で考えてもらいたい。いいと感じれば、少しずつでいいから木の事に興味を持って、読んだり調べたり探して、木を身近に使っていただきたい。そして終の棲家たる我が家についても何がベストなのか、何が大切なのか、自分でしっかりと考えていただきたい。『誕生木のたまご』がそのきっかけがなればいいと思うのです。

 

20140719 3その『誕生木のたまご』が出来るまでのドラマについても、渡辺社長はじめスタッフの皆さんが素敵なビデオにまとめていただいております。そのプロモーションビデオはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=WWDu92O_SJE。私は昔、産婦人科の先生に「病室の内装に無垢材を貼ってはどうですか?」という提案をしたことがあります。生まれた赤ちゃんが初めて出会う木の文化の入口として、またその香りが疲れたお母さんの心を癒してくれるのではと思いから。

 

20140719 4残念ながらそれは未だに実現できていませんが、しかしこうして別の形で赤ちゃんが最初に出会う『ファーストウッド』のお手伝いをさせていただくことが出来て感無量です。木のモノに格段のご理解をいただいたただ 葵鐘会の皆様にもただただ感謝するばかり。お陰様で大量注文への対応も少しずつノウハウが蓄積されております。是非、一人でも多くのお母さん、赤ちゃんの元に我々の思いが詰まった『誕生木のたまご』が届けばそれに勝る喜びはありません。

 

20140719 5ちなみに『誕生木のたまご 12の樹の物語』は、住空間設計Laboさんの公式サイトからのご購入も可能です。販売サイトURL: http://www.tanjoumoku.com 価格 :2,000円/個(税抜) サイズ:横 約4cm×高さ 約5cm (9g)
素材:全12種類 1月 松(マツ)、2月 胡桃(クルミ)、3月 桧(ヒノキ)、4月 山桜(ヤマザクラ)、5月 杉(スギ)、6月 樟(クスノキ)、7月 栃(トチ)、8月 欅(ケヤキ)、9月 朴(ホオ)、10月 栗(クリ)、11月 銀杏(イチョウ)、12月 樅(モミ)

【医療法人 葵鐘会 キャッスルベルクリニック】 愛知県名古屋市西区天塚町2丁目7番地  TEL  052-529-1333 RL http://www.castlebell.jp

【住空間設計Labo(株式会社Labo)】 兵庫県明石市松の内1丁目4番地13 TEL  078-929-1551 URL  http://www.jk-labo.com




20140718 1出産や医療に関わった仕事をしているわけでもない住空間設計Laboさんがなぜ、こういう形で出産のノベルティ商品を扱われるようになったかというと、そこには渡辺 喜夫社長の木や家に対する深い思いがあります。私が渡辺社長と初めて出会ったのは、このブログを通じの事。それについては以前にもご紹介しましたが、私がブログで書いた『ピノキオの鼻は何の木で出来ているか?』という内容に強く反応されて、ご連絡をいただき、わざわざご来店いただいたのがきっかけ。

 

Exif_JPEG_PICTURE私の他愛のない話にえらく共感していただき、お話するうちに『こちら側の人なんだ』と分かってからは、互いに意気投合し、それぞれの家に対する思いや木に対する思いを語り合い、その後社員の皆さんと一緒に何度もご来店いただき、木の玉プールもご購入いただき、各地で木育イベントにも精を出していただき、私も下手な木の話をさせていただきに本社をお邪魔したりと、通常の工務店・設計士と材木屋という関係とはちょっと違った面白い関係が今も続いております。

 

20140718 3ありがたいのは、トップの渡辺社長とばかりでなく社員の皆さんともそれぞれの立場、役割で同様のお付き合いをさせていただいているという事。といってもLaboさんの母体は、勝美住宅大和建設㈱、㈱明石住建といった住宅・不動産会社を傘下に持ち、グループ全体で177名の㈱KHCという大企業で、更にそのうえにはそれらを束ねる・・・という巨大な組織なので社員数も多いにも関わらず、渡辺社長の意思、方向性が浸透しているのは素晴らしいところです。

 

20140718 4家を作る会社や材木屋がなぜ病院に木のたまごを届けるのか?それは、目先の家を建てるお客さんを探すことよりも、いつか木の家に住もうという強い思いのあるファンを作るため。昔は、ほとんどの日本人が木の家に住み、家具から食器に至るまで生活の多くのものが木製品で出来ていて、それがいいとか悪いなんて問題ではなく、それが当たり前の時代でした。日々手にする木のモノから、ひとは教えられることも諭されることもなく知らず知らずのうちの木の良さ学んだのです




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