森のかけら | 大五木材


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20121014 1昨日に続いて『大インテリア展』の事ですが、慣れないスーツでの接客は肩がこります。ホームページなどでは、【森のかけら】などのクラフト商品を前面に押し出していますが、通常営業の主流は、工務店さん相手の建築材の販売です。ですので、家具などの打ち合わせも新築現場に合わせた家具製作の流れが主流となりますので、建築現場にて作業着にて埃と汗にまみれながらというのが通常の姿です。しかも弊社で「無垢家具」まで辿り着かれる方はかなり無垢にこだわれる方ばかり。

 

20121014 2そういう方がお集まりいただく、そういう店(どういう?)という認識が浸透しつつあるので、こちらとしては非常に楽な自然体の気分で対応させていただけます。『奇人変人・木材馬鹿』というレッテルこそは私の誇り。雑多な倉庫の中でめぼしい材を探しながら、木の話や雑談を交えながら埃と汗にまみれて材を引っ張り出して、木を五感で体感していただくのが私の営業スタイル。それが、一転してスーツに身を包み、よそ行きの丁寧な口調で話さないといけないとなると、いきなりトーンダウン。

 

20121014 3いつもは、こちらが用意したハードル(木は当然反ったり割れたりします。木は当然節や虫穴もあります。木は決して人間のためにだけ生まれてきたわけではありませんよ。そしてここを普通のまともな材木屋と思ってはいけません!)を果敢に飛び越えて来られた方ばかりですので、それなりの『覚悟と理解』をお持ちであるという前提でお話に突入させていただきます。それがこういう展示会だと、相手の姿が見えないので皆目検討がつかず、当たり障りの無い会話から糸口を見つけねばなりません。

 

20121015 4ああ、それでは自分らしくないぞ、そんな勢いでは熱は伝わらないぞ、と思いながらも敢えて己を殺して「普通の説明」に徹するのです。そうです、郷に入っては郷に従え。私だってもう節操のある大人なのです。大人なのですが・・・やっぱりそれでは私じゃない!100人が100人に伝わるような話なら、私以外に沢山上手に話される方がいらっしゃいます。100人にたったひとり、フェチというほど木が好きでたまらない木馬鹿(賛辞として)と熱く会話する事こそが私の使命。そんな馬鹿な男にはやっぱり倉庫の埃が似合うのです。




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