森のかけら | 大五木材


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20121025 1藤浪君にはまずはしっかり体を作って数年後に1軍のマウンドに立てるようにきちんとコーチが育てて欲しいと切に思うのです。野球に限らず、よき指導者、よき先輩・友人との出会いが人生をより豊かなものにします。藤浪君に限らず、才能ある若い選手をつまらない事でつぶさないようにメディアも報道には大人の配慮を見せて欲しいものです。OO2世!、開幕1軍当確!時速OOキロ!・・・新聞、雑誌を売らんかな報道は嫌いではないものの、過剰な期待は10代の少年にとって大きな重荷。

 

20121025 2高額な契約金を手にする者はそんな事ぐらい軽く乗り越える強いハートを持っていなければならないという人もいます。思うように活躍できない選手に「契約泥棒!」と罵声を浴びせる人もいます。それぞれの人の愛する球団思うがゆえの表現なのでしょうが、若い選手の胸中を思うと胸が痛くなります。先にあげた2冊の本にも、ドラフト1位の栄光を得たがたための苦労、苦悩が赤裸々に描かれていました。特に愛するタイガースにおいては、それが顕著で近年の1位指名にスターが少ないのが現実。

 

20121025 3指名順位なんて関係ないと言う人、1位じゃなければ入団しないと言う人、特定の球団にこだわる人、それぞれですが実はこだわる人ほど入団後たいした活躍をしていないというのも現実。まあ1年でわずか12人しかその名誉を得ることはないわけですから、当事者でなければその気持ちは分かりませんが、「1位」という言葉には相応の重みがあるのでしょう。その重みの違いには雲泥の差がありますが、私もしばしば『かけらドラフト』の1位指名には頭を悩まされます。

 

20121025 4それは、『森の5かけら』を作ったり、『今だからこそ子どもに伝えたい日本の木36』などの商品を作る際に、240種のリストの中から特定の樹種を選ぶときの事です。それを選ぶに際しては当然基準があるわけですが、その中でもどれから選んでいくか。これは鉄板、外せない!と思うものから決めていくわけですが、『ヤマザクラ』とか『ブラック・ウォールナット』など華のある木はすぐに決まります。2位、3位とかも割合すんなり決まるのですが、問題は最後の1、2個。そこが悩みどころ、楽しみどころ!

 

20121025 5現在、『設計士なら知っておきたい木36(仮称)』を選定中なので、なんだかドラフト指名の順位付けが余計に気になったりするのです。いつか下位指名の木たちが反乱を起こして、「上位指名でなければ36種に選ばれる事を拒否する!」なんて言い出したりするのではなかろうかとか、「1位指名は私には荷が重いので外して欲しいのですが」とか、かけら球団監督としてはヒヤヒヤしながらのひとりドラフト会議の夢想中。あれも入れよう、これも入れよう・・・そして秋の夜長はふけていく・・・。




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