森のかけら　｜　大五木材 | 13 | 10月 | 2012 | 森のかけら

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作ること／伝えること

7. イベント・講演会 | 2012/10/13 PM9:27

先週末の２日間、アイテムえひめで開催されたいよてつ高島屋さんの「大インテリア展」に出展させていただきました。そもそもは家具の事がきっかけではなかったのですが、ひょんなご縁が出来て、名だたる大手メーカーさんご出展の中、分不相応ながら折角の機会なので出展させていただく事となりました。年に２、３度買い物に行くか、子どもの誕生日にお邪魔する程度で、近くにあれど案外遠い存在の百貨店ですが、売り手側になろうとは・・・。

出展の商品構成は、無垢のテーブルや耳付きの１枚板で、【森のかけら】はブースの賑やかし程度の展示です。ここ最近、無垢材よりも【森のかけら】などのクラフト商品中心の展示会ばかりだったので、無垢材（しかも、フローリングとかの内装材や造作材なども無く、純粋に無垢材のみ）だけの展示会は久し振りの原点回帰な気分。耳付板は荒加工してオイルを塗装、作り込みまでは出来ないので、天板のみ並べさせていただきました。幅９００㎜サイズのテーブルサイズとカウンターサイズ、製作家具を数点。

インテリアに関する商品が全国から一堂に集結していて、弊社のブース周辺も大阪や神戸などから来られたメーカーの方々ばかり。地元です、と答えると珍しがられるほどです。奥ではドラマに出てくるような１枚数百万のペルシャ絨毯の競演が繰り広げられ、まあ私のような庶民には違う空気感が漂っています。立派に化粧をして高級服を身にまとった送品群の中において、下駄にラングシャツばりに素材感むき出しの「無垢材」はある意味稀有な「存在感」を放っていたのかもしれません・・・。

入口近くのベストポジションを与えていただき、数多くのお客さんが足を止めてご覧いただきました。これから作るという素材ですので、当日契約という事は難しいのですが、地元にもこういう店があるということを知っていただくにはいい機会です。過日、南海放送の『もぎたてテレビ』で取材してもらったのですが、その放送をご覧になった方も沢山いらしてありがたい事でした。折角作ったものをどうやって知っていただくか、『作る』ことに夢中になると『伝える』事がつい疎かになりがち。常に両輪意識しないと脱輪してしまいそうになります。

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