森のかけら | 大五木材


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20131218 1しかし、古来より日本の建築材の主役として親しまれてきた桧の新たな出口を見つけるのはそう簡単なことではありません。今はまだ『森のしる』など、1つ1つは極めて小さく単価も低くとも、とにかく1本のヒノキからなるべく沢山の商品を作り出す「小型商品を量産できる価値」程度しか仕上がっていませんが、それとてもうすぐ累計で2万個を越えます。小さな小さな取組でも続けていくことで、雨水石をも穿つ結果を出せるものと確信を得ているとこころです。+

 

 

20131218 2今後は更に新しい出口を模索していくつもりです。ところで、今さらですが『木曽桧』についての説明。ヒノキはヒノキ科ヒノキ属の日本固有の木です。ヒノキ属としては他に国内ではサワラ( 椹)、台湾ではタイワンヒノキベニヒ(紅桧)、北米にはローソンヒノキ(米桧)、アラスカヒノキ(米ヒバ)、ヌマヒノキがあります。他にも園芸品種としてはいくつかの種類があります。日本人で木に詳しくない人でもヒノキという名前を知らない人はいないでしょう。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREその桧は、全国に広く分布していて、各地域ごとに地名を冠したブランド桧が確立されています。植林も熱心に行われていることから、天然林としての桧の産地と植林としての桧の産地にも分けられていて、様々な日本三大OOなどにも欠かすことの出来ない木となっています。例えば「木曽桧」は、立派な天然林に対する称号「日本の天然三大美林」の一角(後の2つは青森ヒバと秋田杉)であり、「日本の人工三大美林」にも「尾鷲桧」が登場する(他は天竜杉と吉野杉)。

 

 

GE DIGITAL CAMERA他にも和歌山や静岡、岡山、宮崎、大分、高知など有名な産地は沢山あります。【森のかけら】にも当然桧は加えるつもりだったのですが、迷ったのはどこの産地の桧を加えるかという事。わが愛媛県は昨年まで生産量日本一を誇っていた桧王国でした(昨年残念ながら首位陥落!)ので、本当は愛媛産の桧を選びたかったのですが、その当時から愛媛の桧は全国的なブランド名で呼ばれるだけの確固たる地位を築いてはいませんでした。そこで広く浸透していた「木曽桧」を選択。




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