森のかけら | 大五木材


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20131208 1 .bmp毎年毎年この時期になると思い出して臍(ほぞ)を噛む事があるのですが(まあ、この季節だけではなくいつもそうなのですが・・・)、それが「12月に間に合うようにクリスマスツリーの木・モミを広くPRしようと、去年も思っていた事」。去年に限らず、このブログを書き始めて毎年。12月には同じような内容の事を書き続けておりまったく進歩がありませんが・・・。今年は『誕生木』の事もあり、例年以上の強い決意で臨んでおり、実はその下準備も着々と出来ていたのです。

 

20131208 2 .bmpそれが、11月の誕生木の完成の遅れが足を引っ張り、12月にもずれ込んでしまいました。まあ。『誕生木』については長期戦の覚悟でいますから、今年はとりあえず12個の『誕生木の出口商品』が並べばご了承いただければと・・・。それについて詳しくは後日アップしますが、それとは別にPRしたかったのは、モミの木を家の中に使えないかという事。現在4m前後の耳付きの幅700~1000mm級の良質な国産のモミが30~40数枚在庫として取り揃えています。

 

20131208 3 .bmpモミはクリスマツツリーやかまぼこ板の漠然としたイメージから、軽くて清楚で軟らかい素直な木と思われている方が多いと思いますが、しっかり乾燥すれば堅く締まって釘を打つのすら容易ではなくなり、厄介なねじれも出てくる我の強い木でもあります。板にして保管するにしても、上から加重をかけておかないと強くねじれてきます。木の素性にもよりますが、『アテ目』の強い気になるとまるでプロペラのようにねじれる事もむ珍しくないのです

 

20131208 4 .bmp画像は荒材の状態なので汚らしく見えるかもしれませんが、削ればかなり美白になります。スギやヒノキのように赤身がくっきりしたコントラストをつくらないので、全体的に白身で上品です。乾燥すれば堅く締まると書きましたが、鋭利な傷には敏感で簡単に傷がついてしまいます。しかしその代償を払っても余りある気品と触感の温もり。傷を必要以上に嫌う方には決してお勧めはしませんが、その色合いと触感に魅了される人は後を絶ちません。嗚呼、今年も間に合わず・・・




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