森のかけら | 大五木材


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20131231 1.bmp経済的に価値のあるものだけを扱ってきた材木屋が、こういう事を言うというのは本当に口幅ったい事なのですが、でも材木屋だからこそ言わねばならないと考えるようになりました。だったらせめて、その贖罪というわけではないですが、すべての木をピュアな生命価値という価値観で平等に捉えられるものづくりは出来ないだろうか。好きな木を好きなだけ選ぶのではなく、決められた森の大きさに合わせて、それだけの木を選ぶというルール。つまりそれが、「森のかけら」。

 

20131231 3器の大きさは100、あるいは「36」です。その森の大きさに合わせて木を選ぶ、なので好きな木を選んでもらうのは構わないのですが、中には望んでいなくとも加えていただかなければならない木も出てくるでしょう。それが経済価値社会の中では余計なもの、価値の低いものと映るかもしれません。しかし、「森のかけら社会」においては、どれもが対等なのです。世界の銘木チークだって、そこらにあるスギだって同じ価値。いろいろな木があってこそ本来の森の姿。

 

Exif_JPEG_PICTUREいろいろな木が集まり森を作っているのですから、どれが欠けても森は成り立ちません。ここにおいてはそれぞれの木はAtoZに記号化され、森を構成するかけがえのないワンピースとして光り輝くのです!なので、1個いくら?とか、好きなだけ欲しいとかいうご要望にはお応え出来ません。100(36)の森すべてを愛していただきたい!・・・と、こんな調子で商品説明をしているからら分かりづらいんでしょうね。でも仕方ありません、そういう人間なんですから。

 

20131231 4それでもどうしても納得できないという方には、森の物語という調味料を振り掛けた「森の5かけら」や、あえて経済価値の極限までいった反面教師的な「森のかけら・プレミアム36」もご用意していますのでご安心を!もともと本来こういう趣旨で作り始めたわけではなかったのですが、年々商品の存在意義や価値観を強く意識するようになり、骨格が鮮明になり、核心が研ぎ澄まされてきました。もしやこれって、かけらの神が私に与えたもうた使命?!いま、本気で考えています。

 




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