森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTURE昨年末に、、【森のかけら36、100】、『プレミア36』の3種を合わせて累積販売数が600セッを越えましたという報告をさせていただきましたが、本当はその時に何らかしらの感謝キャンペーンをさせていただこうと思っていたのですが、忙しさにかまけて結局何も企画できませんでした。あれからも少しずつながら全国からご注文をいただいております。それで今更なんですが、600セット販売感謝+決算+大人の事情もろもろ含みで特別セールを初断行

 

Exif_JPEG_PICTURE【森のかけら・世界の100】を増税前の特別価格にて販売させていただきます。実は【森のかけら】は、消費税込みで価格設定をしていたものですから、このたびの増税で価格変更を迫られています。数日中には新価格を発表させていただく予定ですが、本体と消費税を分けて表示する形になり、不本意ながら増税分の値上げをさせていただく事になりそうです。せめてその前にお気持ちだけでも日頃の感謝の気持ちを形にさせていただこうという思惑もあるのです。

 

Exif_JPEG_PICTUREただし、そこには避けては通れぬ大人の事情というものもあります。内外合わせて240種のうち、複数の名前が日常化している11の樹種については、どちらの名前でも選べるようにしているのですが、意外と思われるかもしれませんがご注文のうち7~8割は『お任せコース』(樹種の選択は任せます)です。お任せならばどちらの名前でもいいのでしょうが、やはり本能的によりメジャーな木を選んでしまいます。それで結果的にマイナーな木と別名の木は多数残ることに・・・。

 

20140311 4つまりこの特別価格の【森のかけら100】では、世界の120種の中で、通名が複数あるものについてはマイナーな方の名前(例えばアサメラではなくアフロモシア、アパではなくリングワ、スリアンではなくカランタスなど)の方を選ばせてもらっています。また『自分で選ぶコース』の場合でも、よく選択肢から漏れる人気薄のマイナーな木についても積極的に加えています。ですので、この企画のリストにつきましては樹種の変更は出来ませんのでご了解ください。

【森のかけら・世界の100】特別感謝企画 ¥35,000(消費税・送料込) 限定10セットのみ 予定数が販売済み次第終了となります。追加販売の予定はありません。3月28日までの期間限定商品です。

 




Exif_JPEG_PICTUREこの『山と森を考える会』の会議を通じて何かひとつの結論を出そうというわけではなく、いろいろな角度からそれぞれが山や森にどういう考え方を持っているか意見を交わし、その中から共通認識できる根源的な『山のかたち、山への思い』というものを探っていこうというものです。それに基づきそれぞれが改めてこれからの山との付き合い方の指針にすればいいと思うのです。そのコンセプトが定まらねば、細かな森づくりの方法論をいくら検討したところで砂上の楼閣。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE山の事だけではなく、ものづくりについてもコンセプトを深く考えて整理しておくことは極めて重要。この数年特に異業種とのコラボや会議が多くなり、その場でつくづく感じるのは互いのコンセプトを理解し合えるか、共有できるかという事。業態が違うので、いつもの『業界用語や専門用語』という逃げ道が使えません。その意をどこまでシンプルに分かりやすい言葉で明瞭に伝えるかという事が何よりも重要なのですが、ゆえにその難しさを日々痛感しているところです。

 

Exif_JPEG_PICTUREむしろ今頃まだそんな事をしているのかと笑われそうですが・・・今だから出来るのかもしれないし、今だからギリギリ間に合うのかもしれません。私は何か大きな変化がある時は、それが自分にとってもっともいいタイミングなんだと考えるようにしています。そう考えれば、井部君と何年も語り合ってきた時間そのものが、今日のための大いなる助走だったのだとも思うのです。妄想のまわりにかかっていた霞が徐々に晴れていくように感じるのは、それが妄想?

 

 

Exif_JPEG_PICTUREこの会は更に多くの人を巻き込み進化していくのですが、当日は愛媛木材青年協議会からも現役・OB合わせて6人が参加(遠く美作木青から安東真吾さんも参戦!)。現役メンバーは前会長の柚山英二君、大成郁生君、宮浦英樹君、OBは岡慎治君、主催の井部健太郎君、私の計6人。選考は井部君によるものですが、久しぶりに仲間と木の話が出来ました。妙なものですが現役時代は会議などでも木の話が出ることは少なく、もっぱら木の話は酒の席でした。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREしかもお互いが木のプロとして出会っているので、案外基本的な木の話などはしたりしないもの。木材業界でも『山とは何か?』こういう根本的な命題を真剣に議論する経験は必要だと思います。またそういう問いかけに対して、その時になって悩むのではなく日頃から考えておくべきことだと思うのです。お施主さんと話す時、設計事務所や工務店さんなどと専門的な話をする時も、その基本的な概念は顔を覗かせます。漠然とした思いがより鮮明になれば、そこから組み立てていく言葉にも説得力が、力があるはずだと信じるからです。

 




Exif_JPEG_PICTUREいま、久万の山の中である変化が起きようとしています。それは新たに大型工場が出来るとか、原木市場が合併するとか、新たな流通システムが出来るとかそういうハードな問題ではありません。そうではなくて、山とは一体何なのか?山とどう付き合うのか?山で暮らすとはどういう事か?山の仕事とな何か?今まで何の疑問も持たず、ごく当たり前のことと思ってきた山との関わりを改めて見直して、その中で新たな一歩を踏み出そうという根源的な内面からの試み。

 

20140309 2このたくらみ、いや取り組みをしているのが今期会社創立100周年を迎える久万造林井部健太郎君。新しく創業した森林ベンチャー企業が、新たな森の形を考えるべく企画したプロジェクトとかでもいうのなら理解もしやすいでしょうが、100年間にわたり久万高原町で林業を生業として連綿と歴史を築いてきた企業が、100周年を記念して、次の100年に向けて改めて足元を見直し、山と関わる意義を問うというところにこの取り組みの意義があります。

 

Exif_JPEG_PICTUREしかもそれがただ林業という1業態からだけのアプローチではなく、農業や観光をはじめ久万高原町で直接、間接的に山に関わる地域の方々とも連携し、人が山でどうすれば永く暮ら続けていけるのかを考えようという事で、既に地元の方や学生たちとも何度も会議や研修を重ねているのです。私も、久万高原町産の木のモノの出口を考えるモノづくり・流通の立場から、会の発足から関わらせていただいているのですが、なかなか調整がつかず当日も遅れて参加・・・。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE今までにもこの取り組みの断片は拙ブログでもご紹介させていただきましたが、私たちだけで集まると必ず大妄想会議に終始してしまうので(!)こういう企みに経験豊富な永田麻美さん㊧にまとめ役・コーディネーター役をお願いしています。当日の『山と森を考える会』には、久万高原町の住人という枠を超え、県内外から山に関わる多方面の分野の方々が24名もの参加がありました。それぞれの専門家ながら、『山とは何か?』という根源的な問いに戸惑いも?!

 

 




20140308 1森のかけら】で240種もの木をリスト化していると、その中であればどんな木でもいつでも好きなだけ揃うと勘違いされて弊社を訪れられる方もいます。35㎜角の【森のかけら】サイズの端材はそこそこストックしておりますが、それらはあくまでも弊社で使う素材。また、シンプルなキューブという形状だからこそ240種もの素材で対応できるだけで、これが床材や壁材ともなると到底無理な話。それぞれの木には特性があり、どの用途に適しているかという適性もあります。

 

20140308 2しかし、そうは言っても【森のかけら】で様々な色合い、木柄、触感の違いなどを知ってしまえば、自分のお気に入りの木で部屋を造りたい、飾りたいという気持ちになるのも人情。最低限の適性はご理解してもらったうえで、出来ることならばご要望にはお応えしたいのもの。ただ市場流通性の極めて低いもので、作ろうとすると相応の価格になってしまうので、雰囲気の似た汎用性の高い材に誘導することもしばしば。どのあたりでバランスを保かというとこが腕の見せ所。

 

20140308 5そんな中、最近はしっかりと樹種までこだわりをお持ちの方も増えてきました。本日はブラック・チェリーをご希望されるお施主様のために、キッチンカウンター、巾木、出隅、腰パネルすべてをブラック・チェリーで製作させていただきました。特にチェリーの赤身がお好きという事で、カウンターにはやや広めの赤身部分を使い幅を剥ぎ合わせました。腰パネルについては、一般に流通していませんので弊社で製作。小幅の板の厚みを割って、本実目透し加工で仕上げました。

 

20140308 4あれば使う、なければ作る』というのがモットー。幸いにも周辺に頼りになる職人さんたちが沢山いるので助かります。オリジナルサイズで必要数量だけを作るので、規格商品に比べて割高と思う方もいるかもしれませんが、そもそも弊社で作るという事はその樹種の規格商品が無いから作るわけで、比較する相手はありません。違う樹種の同等サイズと比べてどうこう言うのはナンセンス。あくまでその木で作ったものが欲しいという要望にどこまで応えられるかが肝要

 

20140308 3しかし実際に製作する場合、当然思惑通り作れることばかりではありません。削ってみたら白身が出たとか、虫穴が出た、反りやねじれが強く希望サイズに収まらなかった等々。自然のもの相手ですから机の上で考えるように完璧にコントロールすることは不可能。それで少しは生産ロスが発生しますが、それとて世の中には使っていただける場所や用途はあるはず!それを見つけるのもまた密かな愉しみ。その心構えがなければただ多くの廃材を作ってしまうだけですから。




Exif_JPEG_PICTURE先日久しぶりに久万高原町に原木を見に行きました。久万高原町周辺で伐採された広葉樹については、数年前から不定期で購入させていただき、愛媛県産の広葉樹をストックしておりますが、市場に依存するのではなく、伐採業者に直接お願いすることで、樹種やサイズ、ボリュームなどについてこちらの細かな要望にも応えてもらっています。その川上の最先端にいるのが、成川木材の成川尚司君。今回も是非観てもらいたい原木がありますと、情報を入れてくれました。

 

Exif_JPEG_PICTUREその情報の木については後日製材出来てからアップさせていただきますが、折角なのでそれ以外にもいろいろと土場を物色。弊社は大台車のある製材ではないので、原木を仕入れても自社で製材出来ません。同じ久万高原町内にある大孝木材の大野孝泰君に頼んで挽いてもらっています。川上においてこういう流れが確立できたことで、今まで欲しい原木が出るのか出ないのか完全に運任せだったものが、ある程度計画性を持ちながら準備出来るようになりました。

 

 

20140306 4またこうして情報を入れてくれることで、山元にも足を運んで現物を観ることが出来ますし、こちらの意図や希望を伝えることも出来ます。伐採する立場としても、それを挽けば必ず買う人がいると思うと力の入れようも違うでしょうし、今までの用途(建築や家具)とは違うのであれば、相応の木にも目が行くようになります。例えば小さい木でも、少々曲がり木であっても、枝(節)が多くとも、「使える」判断をその場で出来れば伐採対象になるわけです。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE山に入ると、一般の方が思う以上に木の姿かたちはバラバラで、ひとつと同じものはありません。その中で「売れる材」を経験則で瞬時に見分けるわけですが、伐採しても「売れる可能性」の無いものは市場にまで届くことはありません。市場に運ぶにもお金とエネルギーがかかるわけですから、売れないと分かっているものをわざわざお金をかけて出す人はいません。つまり、本当は使えるものが山の事情で廃棄されたり、業者の目に触れないことも多いのです

 

 

Exif_JPEG_PICTUREそれが、伐採最前線と連絡がつくという事で状況が大いに変わりました。ようやくその取り組みが芽を出し始めております。愛媛県産広葉樹とモミなどの良質の針葉樹がおよそ2年に及ぶ自然乾燥を経て、製品として現場で使われております。この取り組みの肝は、地道に集め続けていくことです。今回の目当てではありませんでしたが、またまた立派な大径級の栂の原木がズラリと並んでいました。これだけの栂が出ることは珍しいそうですが、愛媛の山まだまだ奥深し!




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