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昨日は、クリエーターズクラブ愛媛(以下CCE)さんのAWARD 2014の受賞パーティーにお招きいただきました。少しだけ早く会場の東京第一ホテルに到着すると、既に多くの業界関係者の方々の姿がありました。このイベントは、CCEさんが毎年開催されているもので、クリエーター同士が互いの作品を審査し合う展示審査会です。今年で6年目になるとか。審査部門ごとに、アマの部、プロの部があり、県内外から出展された作品は、愛媛県美術館に出展、審査されます。
一般市民からも投票が出来るというので、本当は私も清き一票を投じたかったのですが残念ながら都合がつかず展示会には行く事ができませんでした。それもあったので、私は授賞式で初めて受賞作品を拝見させていただいたのですが、アマとはいえ将来その道で食べていこうと考えている学生さんたちですから、なかなかひねりの効いた面白い作品も多数ありました。受賞者は名前を呼ばれ登壇し、受賞後にそれぞれコメントを言うのですがそれも初々しくてなんとも微笑ましい~。
今回、材木屋が場違いなデザインアワードの授賞式にお招きいただくというのにはいくつか理由があって、1つはCCEさんの例会でお話をさせていただいたご縁。もうひとつについては後で触れますが、普通に考えれば畑違いと思われる場面に参加させていただけるというのはありがたい話。その取組み方や姿勢についても凄く刺激を受けます。特に木材業界の場合、アマ・プロの線引きがはっきりしていて、業界の会に木を学ぶ農学部の学生と意見を交わすなんてことは皆無。
個人店主的な要素の強いデザインの世界とは勝手が違うとはいえ、登壇する若い学生たちの姿を目の当たりにすると、やはり業界の中にも若い血が入って流動しなければならないことを痛感します。息の長い業界ゆえに50歳でもまだまだ『若手』で通用する世界では未来はありません。最近、様々な分野の学生さんたちと話す機会が増えて、彼らの真摯な考え方には感銘を覚えることもしばしば。他人の芝生は青く見えるとはいうものの、若い団体が更に若い団体に門戸を開く姿に感心しきり。
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