森のかけら | 大五木材


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20150515 1今のように【森のかけら】などのクラフト製品や家具などを作る前、私が大五木材に入社してからその後10年間ほどは、建築材と土木資材のみを取り扱っていましたので、弊社にやって来る材もヒノキスギマツベイマツ(ダグラスファー)、ベイツガ(ウエスタン・ヘムロック)、ベイヒバ(イエローシーダー)といった針葉樹がほとんどでした。フローリングとして広葉樹の製品がわずかに倉庫の隅にあったぐらいで、当時は広葉樹に対する特別な興味もありませんでした。

 

20150515 2当時は弊社の周辺の同業者とてほぼ同じような取扱いアイテムで勝負していましたし、それを疑問に感じたり差別化を図ろうなんて思わないほどに針葉樹の仕事が忙しく充実していましたし、なによりもそういう仕入れルートも分からなかったので手を出そうなんて気にもなりませんでした。ごく稀にケヤキとかサクラという注文が入る事もありましたが、それぐらいメジャーな広葉樹になると、さすがに市場や同業者も在庫しているので、手当てするのに困るという事もありませんでした。

 

その後、バブル景気の崩壊と同調してというわけでもありませんが、モノさえ揃えておけば売れた時代は終焉を迎え、材木屋も個性が求められる時代に移っていきます。その当時、まだ明確な方向性が見えていたわけではありませんが、全国各地で熱心に木のモノづくりに励んでいる方々と出会う中で、その情熱に感化されるようになります。そういう出会いの中で、それまで私にとってマイナーな存在であった広葉樹の魅力に開眼させられることになり、一気に広葉樹の面白さに憑りつかれます

 

20150515 4それから更に10数年の時間が流れ、現在弊社の倉庫には100種を越えるような材が眠っています。今となっては針葉樹、広葉樹の区別すらないほどに、さまざまな木が巡ってくるようになりました。私にとって樹種の多さは、出会ってきた人の多さであると自負しています。FACE BOOKなどの繋がりで更にその傾向は進み、今まで巡り合う事もなかったような特殊な樹種の木とご縁をいただけるのは本当にありがたいことだと思っています。明日は、そんな中でも特異なご縁の木について。




20150514 1昨日に続いて『伊達400年祭』のお話。昔から宇和島をはじめ南予のお祭りでは牛鬼(うしおに)とよばれる不思議な容姿の山車(だし)が町を練り歩くという風習がありました。頭が牛で首から下は鬼の胴体を持つという牛鬼の起源は、かの加藤清正が朝鮮出兵の際に敵を威嚇するために作ったとか、勇猛な家臣が猛獣と戦ったからだとか諸説あるようですが、八ツ鹿やらすずめ踊りやら家紋にまで動物をあしらう()伊達家ですから、牛鬼のルーツも仙台に起源があると考えるのは深読み?!

 

20150514 2ところで、かつて真珠養殖日本一として名を馳せた宇和島ですが、昨今は赤潮の被害などもあって経済的な苦境が伝えられていた事もあり、イベントの盛り上がりに一抹の不安を感じていましたが、私が行った日はちょうど餅まきの時間帯と重なった事もあって、商店街は驚くほどの人の群れ!伊達の威光をなめておりました(汗)。商店街アーケードでは南予から県外まで多様な飲食店が出店されていましたが、こういうイベントでは鉄板の人気を誇る『の玉プール』にも多くの子どもたちが!

 

20150514 3現在、『木育(もくいく)』という言葉、活動がどこまで世間で認知されているのか分かりませんが、難しい事はさておき人は木(木のモノ)を見ると無性に触りたくなる、何かを作ってみたくなるといううのは世代や性別、地域、国籍を超えた『人間の本能』であると言って間違いないと思います。最初は遠巻きから、いつまでも木と遊び続ける子供に呆れていた親も次第に一歩ずつ近づいてきて最終的には、誰も見ていなければ自らも木の玉プールに入って戯れたいとい心境に。

 

20150514 4このところ不思議に宇和島とご縁があって、この半年でも5、6回も宇和島に通っています。このご縁が続いている間に、また伊達400年祭で盛り上がっているうちに未だに訪れたことの無い、七代藩主・伊達宗紀が隠居の場所として建造し、国の名勝にも指定された優美な日本庭園『天赦園(てんしゃえん)』にも行ってみたいのですが・・・。もともと歴史好きではあったのですが、この歳になって更に興味が増したというよりも、『森のしるし・戦国家紋』を作り始めてヒートアップ!

 

20150514 5有名な戦国時代の武士の家紋を調べているうちにドンドン深みにはまってしまい、戦国家紋シリーズも3弾まで作り、その後明治維新シリーズ植物紋動物紋など一時は家紋から抜け出せないような状態に陥り、気がつけばその種類も100に及ぶほどに・・・ようやく今は正気を取戻し己の暴走した軌跡を冷静に見つめるようになりました。完全な暴走でしたが、そういう風に瞬間的に情熱が沸騰しないと見境のない本気のモノづくりっで出来ないと思うんですが、そう思うのは私だけ・・・

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20150513 1宇和島市は、愛媛県の南部に位置(松山市から南西におよそ90キロほどの距離)する人口約8万人の城下町です。リアス式海岸を活かした真珠養殖やマダイやハマチなどの養殖が盛んで(昨今は魚価の低迷で苦境が続いているようですが)、闘牛なども有名ですが、高校野球ファンには甲子園の常連校『宇和島東高校』の名前で馴染みがあるかもしれません。その宇和島市では現在、『伊達400年祭』が開催中です(今年の3月~11月)。その間伊達家や歴史に基づいたさまざまな催しが開催されています。

 

20150513 2その一環で、先日も『武者ゆるキャラ大集合』というイベントが宇和島商店街で開催されたのですが、家内が『木の玉プール』や木の玩具などを持って『木育』のお手伝いに行かせていただきました。私は別の用事もあり、片付け間近な時間帯にお邪魔しただけなのですが最後まで大盛況でした。伊達家と宇和島市の繋がりについて、愛媛の人なら知らない人はいないでしょうが、県外の方の中には「仙台の伊達家が、なぜ愛媛で400年祭?」と怪訝に思われる方もいらっしゃることでしょう。

 

20150513 3独眼竜」で知られ、戦国大名としても人気の高い伊達政宗には、陸奥仙台藩の第2代藩主を務めた忠宗という息子(二男で嫡子)がいますが、その忠宗とは異母兄弟の庶長子である秀宗という長男がいます。秀宗は政宗とともに大坂冬の陣で徳川方として従軍し、その功績を認められ慶長19年(1614年)に徳川秀忠より宇和島藩10万石が与えられ入城し、ここに宇和島藩の歴史が始まります。それから数える事400年の今年、宇和島で『伊達400年祭』が開催されているのです。

 

20150513 4初代藩主伊達秀宗から、第9代藩主伊達宗徳まで伊達家が250余年にわたり宇和島を治める事になり、宇和島では独特の文化が育まれる事になります。私は宇和島に近い南予の野村町(現西予市野村町)の生まれですが、子どもの頃は『宇和島=伊達藩』という意識はほとんどありませんでしたが、南予地方では祭りに欠かせない八ツ鹿踊りなど仙台伊達藩から伝わったとされる独特の文化、風習が根づいています。 他にも南予にはお祭りで町を練り歩く牛鬼という独特の山車(だし)があります。明日に続く。




20150512 15月22日(金)、松山市にて日本木材青壮年団体連合会(以下日本木青連)の『第60回記念全国四国愛媛大会』が開催されます。日本木青連は全国組織で、各地の会団が組織化されたものです。愛媛には、愛媛木材青年協議会(以下愛媛木青協)という団体があり、45歳を定年として、熱意溢れる若き材木人たちが集まっています。私も数年前まで所属していましたが、木にまつわる多くの事をこの会を通じて学ばせていただきました。青臭い言い方ですが、私にとっては第二の青春時代でありました。

 

20150512 4材木屋の家の長男として生まれ将来の後継者、跡取りとして将来を嘱望されて後を継いだ多くの二代目、三代目とは違い、もともと土木屋の次男で新聞とか雑誌などの出版関係の道に進みたかった材木とはまったく無縁の男が、何をどう間違ったか大学卒業後にいきなり材木屋になったわけです。まったく何の予備知識も無ければ、身近な所に木の仕事をしている人もいない中で(父親は材木業が本業ではなく非常勤)、材木業も唯一心の支えとして、腹を割って話が出来る相談相手が愛媛木連の先輩、同輩

 

木の名前はもとより、尺貫法や材積の計算方法、山の事や市場の事、流通の流れや市場での買い方、外材と国産材の違い、製材の挽き方からトラックの荷の締め方、手形や小切手など商習慣の事、果ては材木屋の癖や噂まで何から何まで、良いことも悪い事もすべて教えていただいたのは地元・愛媛の木青連の先輩や仲間たちでした。配達のついでに先輩の製材所の土場で話を始めたら、つい長引いて気がつけばすっかり日が落ちて、お互いの顔が見えなくなるぐらい話し込んだこともしばしば。

 

ひとが木青連に入られる理由はさまざまでしょう。求める目的もさまざまでしょう。木青連と聞くと材木屋の集まりと思われるでしょうが、名前こそ木材となっているものの実際には、林家、製材所から市場、大問屋、小問屋、小売店、プレカット工場、集成材工場、森林組合、設計士、建設会社、設計士、林業機械屋、業界新聞、専門誌等々木にまつわるさまざまな仕事をしている企業が所属していて、外材屋と国産材屋も混在しその企業規模もバラバラで、「木」というキーワードだけが唯一の結びつき。

 

20150512 5なので、木の仕事と言っても実に多彩でバラエティに富んでいます。愛媛だけでも結構幅があるのですから全国ともなると職種の幅も扱われている樹種も相当広がってきます。あたかも健全な森のように多士済々なメンバーがいるわけですが、そんな仲間が一堂に集まるのが、年に一度全国の地区ブロック持ち回りで開催されている全国大会。愛媛はもとより四国での開催も初ですが、しかも60回記念大会という事で多くの木材人が集まり、熱い木の話を沢山聞けるものと楽しみにしています!




20150511 1新商品開発』なんて口で言うのは簡単ですが、今まで見たことも聞いた事も無いような斬新で洗練された商品が生まれるなんてことはそう滅多にあるものではありません。とりわけ太古の昔から人間の暮らしと深く関わり、また欠かせないものであった木のモノ(木製品)については、生きるための生活必需品から暮らしを彩る嗜好品までありとあらゆるものが生み出され、一方で葬られてきた長い歴史があります。そもそもまったくのオリジナルなんてものがこの世の中にあるのかどうかも疑問ですが・・・

 

20150511 2そうは言いながらも、日々何とかそれぞれの木に相応しい出口(商品)はないものかしらと無い知恵を絞り出そうとウンウン言ってる時間が好きなのですが・・・。まあそれでも堂々巡りに陥ってしまいひらめきが湧かないときは原点に立ち返って考える、これに尽きます。という事で、以前から悩ましかった【森のかけら】で木取りした時に発生する薄い板材の使い道にについて原点回帰。複雑に考えずにシンプルにかつ、大量に安価で作れて、手に取ってもらいやすいストラップにする事に。

 

20150511 3ただし、既に誕生木や木言葉という調味料をふりかけた『誕生木ストラップ』がありますので、それとは味付けを変えてみました。まずもっとも懸念だったのが、『プレミア36』を木取りする時に発生するプレミアな端材の事。プレミアと銘打っている(私が勝手に命名しているだけですが)だけに、その端材も普通の端材とは区別しておきたいというのが本心。『木にも貴賤なし!』という心持ちは嘘ではありませんが、ものには格というものはありますので、それなりの配慮は必要かと。

 

20150511 4 という事で、そんなプレミアな端材から作ったのがこちらの『WOODENTAG』。サイズは55×18×5㎜で、『誕生木ストラップ』に比べると半分ほどの大きさ。これは、プレミアな端材は決して大きくない(高価なためなるべく端材が残らないように使う)という物理的な事情と、もう少し小さなストラップを作って欲しいという要望から生まれたものです。片面に樹種名とPremium Pと3桁のリスト番号がレーザーで彫ってあります。仕上げは勿論植物性オイル拭き。

 

20150511 5『かけら』としては、【プレミア36】の仲間ではないもののよんどころ無い大人の事情で、プレミアに仲間入りしている樹種もあります(例えばサッチーネとかゼブラウッド等)。今はまだ種類も少ないのですが、今後ドンドン増やしていくつもりです。価格は、¥500¥540/税込)です。今はまだ作れていませんが、いずれPだけでなくEExtra/番外篇)も作っていくつもりです。これはストラップのサブタイトルは、その色合いから『森のいろどり』としてあります。

 

※ 現在はゼブラウッド、サッチーネ、ココボロ、チューリップウッドのみですが、順次種類を増やしていく予定です。




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