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本日8月31日といえば子供たちの楽しい夏休みの最終日・・・のはずが、暦の関係で今年は明日(土曜日)と明後日(日曜日)までお休みという事で、登校日は9月3日の月曜日からという信じられない事態!まあ、夏休みに入る前から分かってはいたのですが、我々が子供の頃からは考えられないような事です。2日休みが続くというだけで天にも昇る(!)嬉しさを感じたものですが、いまや3連休もゴロゴロ。私が子供の頃と比べると、「休日」の価値がもの凄く下がっているはず!
ちょうど先日息子が、最後の追い込みで夏休みの自由研究の仕上げをしていて(例のホネホネ号の記録/本当は愛媛県産の杉材を使った『木の船を作ろう』といものですが)、木材関係者へのインタビューという事で、私が愛媛の桧や杉の現状を説明してやりました。杉・桧の材価が著しく下がっている事、林業従事者が少なくなっている事、愛媛県の杉の生産量が全国10位だという事、そして愛媛県の杉は全国的に見ても木目も美しく素直で癖がなく高い評価を受けている事などなど。
などなど・・・。すると息子から、「なんでそんないい杉がいっぱいあるのに、そんなに安くて人気がないの?」子どもからのこの種の質問は、木育出張に行けば必ずといっていいほど出てくるピュアな問いかけです。我が家の周辺のこどもたちの間で熱狂的に流行っている、『デュエル・マスターズ』というカードゲームに例えて話してやりました。欲しがっている珍しいカードが何百枚もあったらどうする?カードが1枚1円になっても集める?遊び方が決められてそれ以外に遊べなくなったらどうする?
その例えがどこまで有効かはさておき、子供なりに理解できたようです。以前から思っていた事ですが、小さな子ども達に木や森の事を話す時に、【森のかけら】などを触らせても、どうしてもリアリティに欠けるのは、生活の中に溶け込んでいないから・・・。聞いた事もない見たことも無い木々の事を何とか覚えて欲しいという重いから、『となりのトトロの木=クスノキ』とか『おじゃる丸の持つ笏(しゃく)の木=イチイ』という説明をしていますが、その引き出しにも限界があります。ならば自分で作るしかないっ!
という事で、【森のかけら】に掲載している木を擬人化したオリジナルキャラクターの製作を決意。実は既に数体が完成して商品化まであと一歩の段階まで出来上がっているものもあるのですが、最後の味付けで迷っているところ。子供たちの意見を取り入れながら作っているので、最悪でも我が家だけではヒットするのは間違いありません。最後の詰めが肝心なので慎重になっているのですが、あまりに時間をかけすぎてしまうと、我が家の子供たちが関心を失ってしまっては元も子もありません。
昨年に引き続き、今年も『第74回東京インターナショナルギフトショー秋2012』に出展させていただくことになりました。今年のギフトショーは、9月5日(水)、6日(木)、7日(金)の3日間開催です。今年も。愛媛県中小企業団体中央会・愛媛プロダクツさんブースの一部に、【森のかけら】他オリジナル商品を展示させていただきます。ブースは、『西展示場棟西第一会場西1ホール・生活雑貨フェアエリア内の小間NO.1383~1385』。西展示棟の巡廻バスが発着する総合出口の西側付近です。
今までにもギフトショーには何度も行った事がありましたが、自社商品を出展させていただいたのは昨年が初めてでした。「客」として参加した時は気楽なもので、どんどん手元に溜まるパンフレットや資料にドキドキしたぐらいですが、共同ブースの一部といえども説明責任もありますし、何よりも折角の「ご縁」を逃がしてはモッタイナイと、なかなか出展ブースを離れにくいものです。もともと方向音痴なうえに、時間にも限りがあるので、あっちもこっちも駆け足。それでもご縁がある人とはどこかで結びつくのですから不思議なものです。
昨年は、初めてという事もあって手探り状態での出展で、後からいろいろ問題点も噴出してきました。今回は少しは学習しましたので、出展商品も4品に絞り込みました。そもそも昨年は「売る」ことよりも「知ってもらう事」、「つながる事」を目的としていましたので、正直具体的な価格設定も曖昧でした。それでも予想以上の方からお声をかけていただきました。まだブログではご紹介していませんが、それがご縁でお取引にまでつながり、新商品の開発までつながった幸甚な事例もあります。
さて、今回出展させていただいた商品については、後日改めて紹介させていただきます。仕事もプライベートも含め、久しぶりの東京出張です。最近放電ばかりでしたので、今回はしっかりと充電させてただくつもりです。5日の朝一の飛行機で松山を発って、初日は会場で商品説明と情報収集。その後は、行きたかったあの店や、会いたかったあの人にも会わねば・・・。【森のかけら】の育ての親・パルスデザインの大内さんと、新たな「ギフト」商品開発のためのふたり旅となりそうです。
先日、南海放送さんのテレビ取材を受け受けました。番組は、日曜日の昼に放送している人気番組『もぎたてテレビ』。国道196号沿線の平田町~堀江町あたりの面白いモノ、面白いヒトを訪ねるという事で、弊社にもお声がかかりました。松山市内でもほとんどその看板を見ることがなくなった『材木店』とは一体何をするお店ぞな?と思われる方は多く、原木を山から伐り出して製材していると思われる方、建築材だけを専門店に卸していると思われる方、素人立ち入り御免と思われている方さまざま・・・。
家内が県内各地に『木の玉プール』や木のおもちゃなどを携えて、日々『出張木育』をさせていただいているお陰で、知る人ぞ知る『木のおもちゃ屋』という風に思われている方も増えてきたようで、日に数組のおもちゃ目当てのお客さんがいらっしゃいます。事務所の2階にいろいろ展示しておりますが、看板やら案内をほとんど出していないので、恐る恐る事務所で「ここが木のおもちゃ屋さんですか?」と怪訝そうに尋ねられる方続出。もっと案内をとも言われますが、身の程を知っております。
取材日当日は、私の日程調整のミスで愛媛大学の講義と重なってしまい、あいにくの不在。家内がお話させていただきましたが、『癒し』という事がテーマだったようですので、ちょうど木のおもちゃの方が合っていたのかも。私が話すとどうしてもマニアックな偏執的な話になってしまうので、そういう店なんだと勘違い(いや勘違いでもありませんが)されてしまうので、結果オーライだったかもしれません。放送は今週の日曜日(9/2)の11時45分から、「松山の海岸線で癒されよう・・・」です。
小さな事務所の2階のスペース、しかも本当は無垢のフローリングや壁板、家具などを実際に見て触ってもらう体験型ショールームのつもりで作った場所でしたが、今や木のおもちゃにドンドン領空侵犯されて、おもちゃルームになりつつあります・・・。そんな所にあまりに大勢の方が来られてもキャパシティに限界があります。大手量販店のようなサービスが出来るわけでもなく(する気もなく)、家内以外の専門スタッフがいるわけでもない(雇うつもりもなく)小さな材木店の小さなお店です。
『知る人ぞ知る小さな店』で充分!軽いノリで来られても失望される事になるのは、無垢材の打ち合わせも同様。本当に木が好きなお方と膝を突き合わせて何時間でも話をして、木の特徴や性質をよく理解してもらったうえで、無垢材を使っていただくというのが理想です。自動販売機のような商売はしたくないので、『木の話+販売』がセットになっています。お客さんの数を増やす事が目的ではなく、『木のファンを増やす事』を目指していますので、ほどほどに身の丈にあったスピードで少しずつ今日も歩いて行くのです。
月の魔力のお導きか、ここ数日間「月や宇宙」に関する事柄が続々と私の前に・・・!映画『プロメテウス』に始まり、先日の『アポロ18』、NASAの無人探査機「キュリオシティ」が火星に降り立ち、火星に生命の痕跡があるのかと色めきたったかと思えば、我が家に天体望遠鏡がやって来て「夏の夜のミニミニ天体観測ショー」が開催。そしてとどめは、人類で初めて月面に降り立ち、「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」の名言を残した米宇宙飛行士にして世界の英雄ニール・アームストロング氏㊨が亡くなられました。享年82歳。少年期、その名を聞くだけで心がときめいた生ける伝説が、本当の伝説になってしまいました。合掌。しかし、この1ヶ月の間にこれだけ月や宇宙の事が重なるとは、星のお導きでしょうか・・・
極めつけは、下の娘が図書館から借りてきた1冊の絵本。まだ子供たちが小さかった頃、寝る前にベッドで読んでやって大人気だった『くまのベアールとちいさなタタン』(原京子作・はたこうしろう画/ポプラ社)シリーズの、『ふしぎなともだち』という絵本。こぐまのベアールが育てたたりんごの木に、虫のタタンがやってきて…。友だちにも、花や木にもやさしい気もちになれる幼年童話です。今回出会ったのは違う星からやって来た友達!何という偶然・・・。
たまたまテレビで映画『ジュラシックパークⅢ』が放送されていて何気なく観ていたら、「男は宇宙飛行士タイプと天文学者タイプに分かれる」という台詞が聞こえてきました。危険を承知で果敢に(無謀に)現場に飛び込んでいく実践型の宇宙飛行士タイプと、決して危険を冒さず遠くから対象物を観察する天文学者タイプ。映画では、危険を冒して少年を救った教え子の勇気を讃える意味で、古生物学者が自虐的に使われていましたが、果たして自分はどっちだろうかと考えてみました。
大五木材に入社して最初の10年、世間知らずでただ無謀な本能だけで現場に飛び込みました。次の10年、自社でモノづくりを覚え、落ち着いて天文学者になるどころか、『森の出口』を探すべく新たな現場に飛び込む始末。どうやら私は永遠の現場人間、空を飛ばない宇宙飛行士タイプのようです。そんな人生も星の寿命に比べれば一瞬のまばたき。天体望遠鏡を覗いていると、懐かしいか歌が脳裏をかすめます・・・「何億光年離れた星にも寿命はあると教えてくれたのはあなた・・・♪」。
子供たちからは、「星はどこで生まれたの?」、「星は本当に星型(☆)なの?」、「いつから星はあるの?」、「あの星までどうやったら行けるの?」、「月の表面の凸凹は何?どうやって出来たの?」、「恐竜もあの月を観てたの?」と矢継ぎばやに質問が浴びせ掛けられます。そんな質問に明快に答えられるようだったら、とっくに天文学者になってます。でも大丈夫、星の数ほどではないにしろ、森の木や葉や枝もそれに負けないほど沢山ありますから。さて、愚息は宇宙飛行士か、天文学者か?!
木のおもちゃドクターとして、家内がいつもお世話になっている伊藤さんから、先日子ども達に立派なプレゼントをいただきました。それがこちらの天体望遠鏡。伊藤さんが若かりし頃に使われていたもので、もう押入れの奥にしまい込んでいたので、興味があればという事でいただく事になりました。年季の入った、それは立派なものです。天体望遠鏡の知識など皆無な我が家では取り扱いも出来ませんので、月が観えそうな日に何度も伊藤さんが来ていただいて調整していただいています。
何度かチャレンジして、先日絶好の観測日和を迎えました。夕食も途中で投げ出し、家族が資材置き場の一角で暗闇の中で天体観測。満月ではありませんでしたが、煌々と光を放つ月の姿は肉眼でも神々しいほど。果たして天体望遠鏡を覗いてみれば、想像以上の鮮明度!月のクレーターまでがはっきり確認できます。何とかその美しさを肉眼だけではなく、カメラにも収めようと試行錯誤したものの、私の腕ではこれが限界・・・。眼前に拡がる天体の神秘が我が物にならないもどかしさ・・・!
実はこの数週間前に、松山では単館でひっそりと上映された映画『アポロ18』を観ていただけに月への好奇心は一層高まっていました。『アポロ18』は、アポロ計画にまつわる陰謀説を背景に、公式には存在していない「アポロ18号」の乗組員が月面で遭遇した事件を描くSFサスペンス。6度の有人月面着陸を成功させたアポロ計画は、17号を最後に突然打ち切られる。しかし、極秘に記録された映像フィルムの中には、存在しないはずのアポロ18号が月面に着陸し、乗組員が恐るべき事件に直面する様子が映し出されていた……。
「本当に人類は月に行ったのか?!」という「アポロ月面着陸疑惑」については、昔から並々ならぬ関心がありましたので、こういう素材は大好物。無理矢理時間を捻り出して映画館に足を運んでみれば、たった一人の独占ロードショー・・・嗚呼、モッタイナイ。「アポロ月面着陸疑惑」については、肯定派・否定派それぞれに見解があり、永遠に解明されない謎なのでしょうが、決して「真実」が知りたいわけではありません。謎は、それが謎である事自体に意義があるのであって、謎解きは自殺行為!
映画は最近流行のモキュメンタリー手法(架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現)で撮られていて、冒頭からホンモノの記録映像なのかと見まがう臨場感。記録映画のようなスローテンポの前半から一転、アポロ18号が月面着陸してからの後半はまったく別の映画のような趣きに!手持ちカメラがぶれまくる記録風映像にフラストレーション溜まりまくりですが、『月の生命体』は全面支援!月にそびえる桂の巨木を植えた生命体はさぞかし木にも造詣が深いと思われます。
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