森のかけら | 大五木材


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DSC00738昨晩は、『四国梅雨明け宣言』が信じられないほどの豪雨で、本日の木工広場開催が危ぶまれましたが、朝にはすっかり雨もあがり絶好のコンディションです。前日の弊社でのイベントは雨にたたられましたが、それでも多くの参加者の方が来て頂きありがたい事です。さて、本日は愛媛木材青年協議会の恒例行事『第30回児童木工広場』です。もう30年も続いている伝統あるイベントです。愛媛木材青年協議会の地元での事業としては、年間を通じて最大の物で、このために実行委員長が専任され、1年前の副実行委員長と合わせて足掛け2年間準備に奔走する事となります!

会では、この実行委員長が若手の登竜門とされ、この経験を生かして財務・総務などのポストに就いていく流れがあります。主催は愛媛木材青年協議会と松山地区林材業振興会議さんの協賛ですが、愛媛県の方からも補助をいただき、多くの方との関わりでこのイベントが行われており、責任者の実行委員長は関係各所との調整から備品や材料の調達、会場設営の段取り、食事の手配や人員配置などなど、仕事量は膨大です!

しかしこれが、他団体の方との窓口として交渉等の貴重な体験となります。実行委員長という立場は、段取りをして人を使うという役回りですから、全部自分で背負い込まずに、誰かをいかにうまく使いこなすかというリーダーシップも求められます。そう考えると、自分も随分昔に実行委員長をやらせていただohnoきましたが、ありがたい経験だったと思います。ただ私の時も会場が新しい場所に変わったのでいろいろ戸惑いましたが、今回も会場が別の場所に変更になり、会場の担当者の方との連絡等初めての事が多く大変だったと思います。その責任と名誉ある本年の実行委員長は、大孝木材(たいこうもくざい)の大野孝泰くんです!

大野君は、【久万郷】でも活躍する井部健太郎君(久万造林)と同じ久万高原町で、親子で久万桧の製材をしています。桧の特徴を知りつくした大ベテランの親父さんと、桧の柱や造作材など化粧材を得意としていますが、弊社では杉の破風板を挽いてもらっています。小規模の工場ならではのきめ細かい対応で、製品にもきっちり桟が切ってあり、常にしっかりした品質の物を供給していただいています。和室の減少から、得意の桧の化粧柱の出番が減り苦戦しているものの、久万林業の有望な後継者です!愛媛木材青年協議会への入会は遅かったのですが、今回の実行委員長で木青協の醍醐味を堪能したのでは!

DSC00740その大野実行委員長指揮のもと、いよいよ第30回児童木工広場の幕が開きました!内容が濃いので、数回に分けて詳しくご紹介させていただきます。まずは、会場の設営です。『えひめこどもの城』には、今までに家族で何度も来ていますが、とにかく敷地が広く移動するだけでも結構疲れます。その中の『森のとりで』という場所が会場となりますが、朝7時に会員は集合してテントを作ります。会員の大森雄君(大森商機㈱)からお借りしたテントが、広げてみると・・・!あまりの巨大さに立ちすくむ我ら。

 

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木工機械の展示会などに使うので、そのままリフトが入る大きさなので背が高く、組み立ても大騒動です!すべてくみ上げた頃には、みんなの額に大粒の汗が・・・。すでに体力のかなりの部分を費やしてしまいました・・・もうすっかり『やりきった感』が会場に漂います。大丈夫なのか?まだ材料も車上から降ろしてもいないぞ!続くのか?・・・続けられるのか!




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