森のかけら | 大五木材


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20090826 木の話

ここ最近、よくイベントなどで『木の話』をして下さいとご依頼を受けることがあります。まあ、こんな私に頼む方も頼む方なら、受ける方も受ける方ですが、これも『これからの材木屋』の新たな使命だと思い(込んで)、なるべくお引き受けするようにしています。しかし、こういうご依頼のほとんどが、『木の話』というかなりアバウトなものです。『木の話』といっても、川上から川下まで相当幅があります。植林、伐採、製材から加工、住宅、家具など一連の家造りから、環境や木育、さらに【森のかけら】ほかの商品のことなど・・・。逆にご依頼者の方もそれほど細かな希望があるわけではないので、「お任せ」という事でOKなのですが、参加される方と話の内容にあまりギャップがあっても申し訳ないので、とりあえず幅広い世代に使えるトーク・グッズを作りました。

何も特別なものではありません。ただ大きな紙に木の名前を書いただけです。これは何かというと、『漢字から楽しむ木の話』用のトーク・グッズです。これを前に掲げて、その木の名前の由来などをお話させていただきます。今までは、その都度カレンダーの裏にでもマジックで書いていましたが、人数の多いイベントなどでは、紙が小さくて後ろの方が見えにくいとか、紙が風でパラパラするなど問題もありました。そこで、きちんとパソコンで印刷して、マイ・ラミネーターでラミネートしました。その数、役40枚。画像は、一文字の国産の木です。

本来、木の名前はカタカナ表記が基本ですが、いろいろな由来に基づく漢字のエピソードにも多くの楽しみが含まれています。該当する漢字は、地域や場所に時代によって様変わりすることがあります。学術的には、誤りや後付けのエピソードを指摘されているものもありますが、四角四面の堅苦しい話ばかりでなくてもいいんじゃないかと思います。面白いエピソードから木に関心が生まれ、生活の中に木の商品を取り入れていただけるようになれば嬉しいです。最終的には、木の家にまでたどり着いていただければと思いますが、そこまでの欲は心の奥に秘めて、まずは木の楽しみに触れてみていただく事から初めましょう。

20090826 木の話2木偏に『』と書いて、【ブナ】と呼びますが、なぜ木に無いなのか、その由来は・・・。木の漢字は、堅い木を柔らかく分解して、脳にすり込みさせてくれる潤滑油のようなものかもしれません。このトーク・グッズ、来月からお披露目させていただきます。しっかり上下に、【森のかけら】もPRさせていただいております。前に掲げ、答えを考える最中も、【森のかけら】が目に入るという商売っ気丸出しの物にしました。御容赦下さい、なにせ商人(あきんど)ですから!




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