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『Jクオリア』さんで芦屋旅情を味わって、実に2週間にも及んだ(実際は2泊3日だったのですが!)静岡・芦屋紀行もようやく終わったと思われたでしょうが・・・これで終わりではありません。大阪はいつも新大阪か伊丹空港止まりだったのですが、折角芦屋まで来たので、チケットが無いにも関わらず(!)聖地・甲子園に足を伸ばしました。最初から計画していた訳ではなく、突然思い立って来てしまったのですが、日曜日のデーゲームに当日券があろうはずもありません。相手は交流戦好調のオリックス。
飛行機を使っての出張の際、いつも帰り便に余裕を持たしているので、ちょいとしたハプニングには対応出来る態勢を取っています。仕事を終えて早く家路を急ぎたい方もいらっしゃるでしょうが、私は折角なら少々帰宅が遅くなろうとも、(貧乏性なので僅かな時間でも)いろいろな所に立ち寄りたいし、そこで話が盛り上がるかもしれませんので、なるべく遅い便を取るようにしています。しかし今回はチケットの手配がギリギリだったために、最終便は満席。夕方17時発の飛行機のため、甲子園滞在時間は1時間足らず・・・いいんです。
愛するタイガースは現在調子が今ひとつ、ふたつ、みっつ・・・という所ですが、強い弱いに関わらずさすがに人気があります。常に『木のファン』拡大を命題している私としては、自分自身もそうでありながら、どうしてここまでタイガースが熱狂的に人心を惹きつけて止まないのかが謎でもあり、遥かなる偉大な目標でもあるのです。毎年シーズンが始まる前から、私を含めた多くの熱狂的タイガース・ファンは優勝を確信しています(真剣に!)。それを周囲は、冷静になれと諭しますが、確信に揺らぎはありません。
投手陣の勝星勘定を指折り試算してみると、どう考えても90勝は越えてしまうのです・・・。しかも投手部門、打撃部門いずれからも多くのタイトルホルダーが生まれてしまうのです。そこはこちらの勝手な思い込みなので、実現しようがしまいが(そのほとんどは夢と散りますが)、当然誰にも文句も言いません。むしろ楽しみが先延ばしになったと思えば怒りや失望などあろうはずもありません。誰かに頼まれたわけでも、仕事でも何でも無いのに、嗚呼何と健気でいじましい虎党心理でしょうか。
当日はとりあえず中には入れなかったので、球場周辺で『ファンの種』やら『森の出口』探し。行き交う人々の顔は、とても最下位争い(当時)をしているチームの応援とは思えないような、嬉しそうな満面の笑み。私もいつも心掛けているのは、財布から出た以上の満足感をお返しできるかどうかという事。特に家具材となるとかなり高額にもなりますので、例えば10万円を出していただければ10万円以上のモノをお出ししないと、ただの自動販売機に成り下がってしまいます。それは、おまけをつけるとか値引きをするというレベルの話ではありません。ファンが求めているのはそういう事ではないと思うのです。どれだけ深く愛するものにのめり込めるか、その情報を得られるかという事に尽きる、それがファン心理だと思うのです。誰それの選手の高校や大学での球歴やエピソード、使っているバットやグローブのメーカーという風に・・・。自分の応援するモノを詳しく知りたいと思うのは当然です。
そこにちょいと調味料をふりかけファン心理を煽るとファンはイチコロなのです。こちらは自分のお土産に買った城島選手のマスコットキャラクターであるジョージ・マッケンジーのキーホルダー。城島健司なので英語風にジョウジマケンジ→ジョージ・マッケンジー!買わずにはいられないでしょう。あ~あ、もう完全にいいように転がされている!でも、これこそがファンにとっての陶酔の境地。煽られているんじゃないんです、煽られたいんです!そしてどこまで楽しませてくれるか、究極の信頼関係です。
これを木に置き換えて考えてみれば、選んでいただいた木の産地の話、名前の由来、その木にまつわる逸話や伝承など、にどれだけ物語を盛ってお話を出来るかだと思うのです。使っている木の名前すらも知らずにどれだけの愛着が湧くのでしょうか。折角木の世界という土俵に飛び込んで(迷い込んで?)いただいた方を如何に気持ちよく転がしてあげられるか、そこに持てる技術や経験を全て集約して、究極のファンになっていただくのです。それこそが私の求める材木屋の本懐!その道を迷わず行けよと、甲子園の浜風が背中を強く押してくれました。さあ、そろそろ帰りましょうか・・・。
一体このネタはいつまで続くのかというご意見は甘んじて受けました、ようやく静岡の地を離れ、新幹線で辿り着いたは新大阪駅。そのまま松山に戻るのであれば、そこから伊丹へ行くのですが、今回は大阪で別の目的があるので、更にここから芦屋へ向かいます。私には決して縁が無いだろうと思っていた街・高級住宅地の芦屋で私の向かった先は・・・こちらの「木と工房家具の店・Jクオリア」さん。一昨年の日本木青連の専務理事を務められた松下哲也さん(松下木材)のお店です。近くの駅から徒歩数分、さすが芦屋、瀟洒なお店が軒を連ねています。以前に日本木青連の総務委員会に席を置いた事がご縁で松下さんと知り合い、以前に福岡の大川の木材展示会にも同行した事もあり、弊社にもご来店していただきました。実は松下さんは愛媛と深いご縁があって、本業の木材の方でも昔からつながりがあるとの事。それも後から分かった事なのですが、ありがたい縁(えにし)を感じております。
松下さん㊧は、一昨年の全国の総務委員長の大役をこなされ、更に今年度の大阪木材青の会長も務められています。まだ若かりし頃、全国大会の懇親会等で私が目にしてきた昔の大阪木青は、まさに吉本興業の芸人さん顔負けのノリで、その勢いはとても近寄りがたく、ある意味で全国の凄さを体感しました。その頃から考えれば、あくまで外から垣間見える印象ですが、松下会長率いる今の大阪木青さんは相当スマートで真面目な会に変貌されているように思えます。リーダーが変わるとムードも変わります。
さて、そのJクオリアの主(あるじ)は、静岡大会後も仕事の関係で、会員の皆さんと名古屋の方へ向かわれ主不在。以前から訪ねてみたかったのですが、どうも私ども庶民には芦屋は敷居が高うございまして、このたび精進潔斎(するぐらいの覚悟を)して単身乗り込んで参りました!美人の奥様がいらしたのでいろいろお話を伺いました。決して大きなお店ではありませんが、コンパクトにまとまっていてセンスに溢れ、芦屋の街に見事に溶け込んでいらっしゃいます。最近も6月4日に発売された『チルチンびと 67号』にも掲載されたそうで、知る人ぞ知る存在。全国各地の埋もれた木工芸作家さんを探し出され、アイデアを出し合って洗練された作品を展示されています。小さな作品のひとつひとつに作り手たちの思いがグッと凝縮されています。どこかで見たような商品すらもここでは違った表情に見えます。
店内に所狭しと木の玩具、文房具、クラフト商品と椅子やテーブルなどの家具が展示されています。中でも椅子の多さが目を引きました。材木屋がこういうものを扱うと、木ばかりが前面に出てしまいがちですが(弊社などその典型・・・)、異素材ともセンスよく組み合わされ、「木がうるさくない」絶妙のバランスですっきり収められていて、勉強になります。以前はよく県外の木のものショップにも訪れていたのですが、最近出無精になってしまい充電出来ていなかった我が身を大いに反省させられました。
中にはこういう遊び心のあるモノも!例のアレッぽいディティールのようにも思えるのですが、私その世代にど真ん中にありながら、何故だかロボ系に関しては「マジンガーZ」(古過ぎ・・・)あたりで思考回路が止まってしまいまして、この作品の肝をうままく説明できませんが、子どもどころか40歳を過ぎたおっさんの童心すらもくすぐるクオリティの高さ!全ての関節が動くという精巧な造りが泣かせます!いろいろなタイプがあって、それがポーズをつけてもちゃんと二本足で立つのですからこれはたまりません。
突然の訪問にも関わらず、あまりの面白さについつい長居をしてしまいましたが、その間にも「テレビに出ていたあの椅子はないでしょうか?」などのお電話に奥さんが対応されていらっしゃいました。四国の田舎に居ても高いアンテナを揚げていればと、強がっておりましたが、高いアンテナも磨かねば錆付いていくのを実感。木青連全国大会での全国木材行脚は最後となりましたが、これからは別のポジションで全国の木のお店を巡ろうと思います。お店を後にするにはあまりに名残惜しい芦屋旅情・・・。
全国大会の愉しみの1つは全国の友人知人・先輩後輩に一堂に顔を合わせて気さくに話が出来る事です。会った瞬間に、県や地区の垣根が取り払われ、まるで旧友のように盛り上がれるのは素晴らしい!「木材界の発展を通じてよりよい社会を建設しよう」という大目標があり、それに向かって各地区・各世代のベクトルが同方向に向かって精進しているからこその賜物だと思います。都会と地方、大人数を抱える大会団と小規模会団、それぞれのスタンスで、身の丈に合ったそれぞれの木青活動があったのでいいと思います。
会が大きくなるとどうしても枠や形の落とし込んでしまいがちですが、地区には地区の、地域には地域の事情ややり方もあるので、あまり型にはまり過ぎると、全国の多彩な地域性の活力が失せやしまいかと少々危惧もあります。ちょうど愛媛会団も大きな世代交代の時期を迎え、中四国地区での立ち位置も以前とは違ってくきます。避けては通れぬ世代交代のはざまの端境期。ピンチととらえるか、チャンスとするか、全国大会は同じ境遇の他会団を合わせ鏡として覗き込む場としても大いに有効なのです。
やはり外に出て大きな物差しを使わないと、己の姿がよく計れません。どれほど自分が小さく、考え方が稚拙であるかを確認・認識させられる場としても大変ありがたいのです。私の場合それがネガティブな方向に作用するのではなく、ある種の反発心になったり、推進力になりました。地元のぬるま湯の中にいると知らず知らず、頭も心ものぼせてしまいます。ただ、決して井の中の蛙になってはいけないと思いつつも、一方で地方なりの「空の青さを知る」者でもありたいと思うのです。ともあれ落合祐二会長本当にお疲れ様でした。
総務委員会の時から大変お世話になっている事務局の内藤さんとも久し振りのご挨拶。どうやら後釜のスタッフも決まったようで、どうぞ引継ぎ後はごゆっくりなさって,いずれ是非また道後温泉にでも遊びにいらして下さい。さて、懇親会親会の席でも挨拶があるのですが、お酒を目の前にしての事ですので、会場後方辺りからざわつきが起こり始めるとその波が会場に伝染し、挨拶の声も聴こえなくなるという、およそ社会人らしからぬ情けない態度がいつもの恒例でしたが、さすがに今回は様相が違いました。
東北地区の地区長が登壇されると、会場は水を打ったように静まり返り、皆真剣に現地の状況に聴き入っていました。テレビで報道される事とは別の世界があるようです。大会に参加しているどころではないような状況の中、駆けつけて来ていただいた東北地区の皆さんんは敬意を払いたい思いです。会場からも応援の拍手が鳴り止みませんでした。自社工場が津波の直撃を受け、大きな被害を出した岩手の日當和孝さん(第46、48代日木青会長)も登壇され、その被災の状況を、明るく笑いを交えて話されました、凄い・・・!
やっぱり凄いお方です!お腹も大きいですが、器の大きさの違いを改めて思い知らされました。いつまでもくよくよ悲しんでいたって仕方がない、何も無いなそれこそ何でも出来るじゃないか!その超ポジティブな思考は、木青連の会長を2度も務められ、業界のリーダーとして国や自治体とも向き合ってこられた尺度の大きな物差しを持っておられるお人だからこそ出てくるものだと思われます。人間力のレベルが違います。こういう方とひと時でも一緒に木青活動が出来ただけでも、会に居る意味がありました。
福島県からは、丹君(丹木材)も参加。会社の方には被害は無かったようですが、いろいろと影響はあると思われます。にもかかわらずこの笑顔。参加された東北地区の皆さんどなたも素敵な笑顔でご挨拶。一刻も早い事態の収束と復興を願うばかりですが、励ますどころかこちらが励ませれるほどのエネルギーを与えていただきました。無数の木々がなぎ倒され、瓦礫に混じって街中に流される姿に胸が痛まなかった材木人はいないでしょう。多くの森が消失したことでしょうが、私の記憶に刻まれた東北の雄大な森の緑の深さは消える事がありません。
さあ、ようやく駿府公園を離れ大会会場であるホテルアソシエ静岡へと向かったのですが、既に足は棒のようになり、背中は汗でビッショリ。本来は埼玉県での開催でしたが、東日本大震災の影響で急遽静岡での開催となり、異様に長いタイトルになっていますが、短時間での会場設営等、担当の関東地区の皆さんは本当にご苦労様な事です。以前、総務委員会に所属しておりましたので、諸々の設営・雑務の大変さはお察しします。さて肝心の大会の方はすっかり時間が経ってしまい、記憶が途切れ途切れですが・・・。
いつもの「私の全国大会」は、この数日アップしてきたように各開催地の製材工場や木を使った施設・名所などの訪問を大会前後に絡めて行うのが常でした。今回も前半は丸福材木店さん、浅間神社社、駿府城跡とかなりタイトなスケジュールにギュウギュウに詰め込んだ充実ぶりでした。いつもはそこに愛媛木材青年協議会の気の置けない仲間達が居るのですが、残念ながら今回は皆さん諸般の事情があって、寂しく独りでの静岡紀行となってしまいました。気楽な旅とはいえ、やはり友のありがたさをつくづく痛感・・・。
前回(平成16年)の静岡大会の時は、愛媛からも総勢10人近くが参加して賑やかな全国大会道中だった事が懐かしく思い出されます。こういう遠方でのイベントの場合、そこに参加して各地の会団の方と新たなネットワークを作ったり、情報交換をする事も大切ですが、実は道中の車や飛行機、電車内での先輩・後輩とのざっくばらんな付き合いとかが楽しかったり、勉強になったりするものなのです。会議の席では聴けないようなマル秘話や人間関係、本音などいろいろな大人の事情も随分勉強させていただきました。
津波、震災で大変な日々が続く中、被災地の東北地区からも多くの仲間が駆けつけてくれていました。各地区ごとに紹介があるのですが、我々中四国地区の前に陣取られた東北地区の紹介の時には大きな拍手が起こり、それもなかなか鳴り止まず・・・何だか不意に熱いものがこみ上げてきました。応援していただいた方に元気な姿をみせようと思って、仕事の関係で、それぞれにいろいろな思いを秘めてのご参加でしょうが、この場に福島や岩手や宮城の方がいるという現実に、木青連の人のつながりの強さを実感させられます。実体験は強し!
小嶋静岡市長が、今日本中で使われている「ありがとう」の反対語は「当たり前」というお話をされていましたが、それぞれの会員の胸にはいろいろな思いが去来したことでしょう。以前はこういう席では原稿丸読みが通例でしたが、最近原稿無しで語りかけられる方が増えてきたように思います。折角の機会ですから、「生の声」を聴けるのは嬉しいですね。式典の最後は、来年開催予定の三重県のメンバーが登壇して華やかにPR。この場で、1年先の開催地に思いを馳せ、その地周辺の工場や名所を探し出してプランを組むのが毎年の大会の楽しみであったのですが、「当たり前」の来年が無いのちと寂しい・・・。
さて、そろそろ『栃』はこのあたりにして、前に進むとしましょう。実は、数日前から駿府城で足止めを加えさせていたのはこのためです、そう『家康公手植えのミカンの木』!散々勿体をつけた割には超地味な画しかなのは、このミカンの木の周囲には頑丈な柵が張り巡らされていて、これ以上は近づけないからです。もしかして地元の方ですら知らないぐらい地味なスポットなのかもしれませんが?私的には「愛媛を代表する果樹・ミカン」と家康公が結びついて(愛媛のミカンを植えたわけではないのですが)、ちょっと嬉しかったのです。
立て札によりますと、家康公が将軍職を退いてここ駿府城に隠居している時に、紀州(和歌山)より献上された鉢植えのミカンの天守閣下の本丸に、家康公自らが移植されたとの事。こういう話って後から尾ひれ背ひれがついて、うやうやしく脚色されたりするものですから、どこまでが本当か分かりませんが、教育委員会のお印付きなのでさぞ由緒ある実話なのでしょう。浪漫派の私としては、こういう話の真偽はどうでも良い事なのですが・・・。いいじゃないですか「家康公手植えのミカン」!よくぞ今の世に語り継いでいただきました。
ただのミカンじゃありませんよ!かの徳川家康公御自ら御手を汚して植えられたミカンですぞ!者ども、頭が高~い!柵を乗り越えないようにギリギリまで迫って精一杯の接写でこれ・・・。おお~っ、駿府殿の息遣いが伝わって参りますぞ。立場が人を作るといいますが、この堂々たる枝ぶりは天下人の威風が乗り移ったかが如し。記述から察するに、およそ400年もの間、風雪を凌いで連綿と命を繋いでいるという事ですが、今でも毎年立派なミカンを付けるそうですから凄い事です。天下人の眼にかなったミカン、一度食してみたいものです。
柵越しのミカンに向かって精一杯手を伸ばして写真を撮る背広姿のおっさんは、さぞ奇異に映ったことでしょうが、今撮らずにいつ撮れる、ワシが撮らずに誰が撮る!しかし、実のないミカンの木は地味です・・・。こちらは収穫時期の画像。小学生達が収穫して皆さんに配られるとか。以前に近所で、樹齢70年生の伐採したミカンの木を分けていただきましたが、水分をたっぷり含んでとんでもなく重かったです。こちらは歴史の重みも加わりさぞ重たい事でしょう。さて、私の好きな落語に『千両みかん』という噺があります。
ある呉服屋の若旦那が正体不明の病に倒れる。飯も喉を通らなくなった息子が不憫な大旦那は、番頭に病の理由を探らせると、実はミカン食べたさゆえのミカン煩(わずら)いであった。それでは座敷をミカンで埋めて病を治してみせると大見得を切った番頭はハタと気付いた。今は真夏の八月。約束を守らねば磔(はりつけ)にすると脅された番頭は、街中探してようやく一軒の問屋に行き着く。蔵に山積みされたミカンはどれも腐っているが、最後の箱からわずかに1個だけ無傷のミカンが現われる。問屋の主人は事情を聴いて、ただでもって行きなさいと言うが、番頭がこちらも名のある呉服屋、金に糸目はつけぬと見栄を張る。ならばこのミカン1個千両!大事な息子の命には換えれぬと千両でミカン1個を購入。感激した若旦那、両親や番頭にも分け与えたいと半分を番頭に渡す。自分がのれん分けしてもらえる金が二十両、このミカンが5房で五百両。悩んだ番頭、ミカン5房を持って夜逃げをしてしまう・・・という噺。
相当かいつまんだあらすじなので面白さが伝わらないかもしれませんが(落語のあらすじを読むことほど味気のない事はありませんなあ。書いていてつくづく感じました・・・)、『はてなの茶碗』と並んで私の大好きな噺です。特に稀代の爆笑王・桂枝雀の『千両みかん』が大好きで、DVDで何十回と聴いたか分かりません。情感たっぷりに語る枝雀さんの話芸は何度聴いても素晴らしい。是非一度生の高座を聴いてみたかったなあ、勿論千両もは払えませんが・・・。
タダでは貰えぬとつまらぬ意地を張ったばかりに千両になったミカンは、上方の商売人の面子とプライドの象徴でしょう。千両に化けたミカンに振り回される大旦那や番頭の姿が滑稽ですが、これも人と人がモノを売り買いする商売の妙味かもしれません。無価値のモノがひょんな事から光を浴びて宝に変わる。どちらの噺もそういう展開に惹きつけられるのです。家康公のミカンだって千両したわけではないでしょうが、そのご威光で千両以上の価値となったわけです。ああ、いつか出来ぬか『千両かけら』・・・。
※千両までいたしませんが、それぐらいの値打ちがありますのがこちらの「森のかけら・プレミア36」(特注箱・解説書付)!中身は、アマゾンローズ、アマレロ、ウェンジ、オリーブウッド、カステロ、キングウッド、グラナディロ、黒柿、黒檀、ココボロ、サントスローズ、紫檀、シャム柿、スネークウッド、ゼブラウッド、ソノケリン、ダオ、鉄刀木、チューリップウッド、バーズアイメープル、ヴィオレットウッド、パープルハート、パオローズ、パオロッサ、パリサンダー、パロサント、パンガパンガ、ピンクアイボリー、フランス黄楊、ベリ、ペロパローザ、ボコーテ、ホンジェラススローズ、マホガニー、リグナムバイタ、レースウッド・・・の36種(橙色はレアなレギュラーです。)箱は2種類の中からお選びください(ブラックウォールナット/カリン)。全ての箱にシリアルナンバーがレーザー印字されます。¥60,000(消費税・送料込み)・数量限定品
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