森のかけら | 大五木材


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20120411 1昨日の事務所の大掃除&改修工事の続きですが、【森のかけら】コーナーも2階のショールーム(もはやその機能を発揮する場は、木のおもちゃに占有されつつありますが・・・)から、めでたく1階に移転させていただきました。【森のかけら】は、それぞれの樹種ごとに仕上げて、検品してネームシールを貼って在庫しています。その在庫量は樹種ごとにさまざま。人気があってよく出るものはすぐに在庫がなくなり、マイナーなものは一向に在庫が減っていきません。

 

20120411 2適時適量加工がいちばんの理想ですが、あくまで端材ベースの商品ですから、そううまい具合にいくわけではありません。まあよく出来たもので、在庫が少ない樹種は端材も少ない、端材が山のように出てくる材は完成品も溢れるほどあります。端材との邂逅も「一期一会」、機会を逸せば縁遠くなるものです。そんな事ばかり考えているから、在庫を作りすぎてしまうのですが・・・。その在庫は、各樹種10個ずつ収められる棚に保管してあります。ここで数が減れば、籠からストックを補充していきます。

 

20120411 3世界のかけら】については、常に9割がた揃っている状態で、ストックホルダーもほぼ満杯。もともと大き目の端材が取れる事もあって、正直輸入材は端材も含めて安定しています。これが【日本のかけら】となると、常に3、4割が「欠品」または「あと数個」状態!欠品の危機感は常に持っているものの、端材をベースにしているため、端材を生み出す主役の出番が来なければ材の確保が難しいのです。国産材の場合、レアな材は素材も小さくて『かけら』といえども簡単には取れないものなのです。

 

20120411 4かといって指をくわえて待っていても、特殊な材にそうそう「出番(注文」は巡ってきません。そうなると自分で出番をつくってやるしか方法はありません。自ら特殊な材を使うような商品作りが命題となるのですが、結局そこでも多品種が揃うというコンセプトに徹してしまうため(もはやかけら呪縛!)、そのステージでも不足する樹種が発生してしまうという「かけらパラドックス」!しかしそれが苦痛となればもはや作る意義がなくなります。『足らずを知る』のも楽しみにすれば、これまた面白き哉。




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