森のかけら | 大五木材


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20120413 1週末は、2年に1度のミセスホーム㈱さんの業社会・ミスター会研修旅行。不思議と島根にご縁があるようで、住宅会社の研修旅行らしく、出雲大社~石見銀山~三瓶小豆原埋没林コース。意識しているわけではないのですが、この数年は年に1、2度島根に縁付いています。しかもコースもほぼ同じ・・・。いろいろ見所はありますし、毎回同じ顔ぶれで訪れているわけではありませんので、何度訪れてもそれなりに楽しいものです。自分自身の興味の対象も歳とともに随分変わってきました。

 

20120413 2かつては業社会の旅行も派手に行われていましたが、最近すっかり少なくなりました。およそ20名の参加者ですが、気心知れたメンバーなので余計な気遣いもないのが楽。時にはこういう「非日常」がいい気分転換になります。さて今回は神話の国・島根をいつもとは違う角度からマニアックに観て来ました。初めて島根に来た時は、見るもの聞くものがすべて新鮮でしたが、4度も5度も来ていると、何か違うところを見つけねばという義務感に襲われます(勝手に)。

 

20120413 3初日は、一気に蒜山高原まで移動して昼食。蒜山高原センターには、オオサンショウウオが飼われていて間近で観る事が出来るのですが、生憎の雨で「おいしい」写真が撮れず。そもそもサンショウウオは夜行性ですので致し方ありません。ここ真庭地方には特別天然記念物・オオサンショウウオが生息していて、この辺りでは、体を半分に引き裂かれても生きているので、「ハンザキ(半裂き)」とも呼ばれるそうです。まあ「ハンザキ」とは残酷なネーミングでありますが生命力の神秘も感じます。

 

20120413 4私とサンショウウオの出会いは、学校の理科の授業で「世界最大の両生類」として習う以前の小説『山椒魚』です。子どもの頃から本好きだった私は、よく本だけは読んでおりました(当時、国語の教科書に載っていたかどうかは覚えていないのですが・・・)。「山椒魚は悲しんだ。」で始まるあまりにも有名な井伏鱒二氏㊧の小説ですが、1985年の末文の改変論争は話題になりました。私は改変以前の作品の印象で記憶しているので、ここで飼われる山椒魚にもなにやら同様の悲哀を感じてしまいます・・・。




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