森のかけら | 大五木材


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20120416 1蒜山のオオサンショウウオに別れを告げてバスは一路出雲へ。こちらも5度目か6度目の出雲大社。前回訪れた時は、工事中の本殿の特別拝観でしたが、あれから半年でまたこの地を訪れようとは・・・もしや御祭神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)様のお導きでしょうか?自分の勝手な思い込みなのですが、我が名に「照」や「国」の文字を持つ身としましては、不遜にも大国主大神や天照大御神(あまてらすおおみかみ)すらも特別な親近感を覚えてしまうのです。こちらは幸魂・奇魂である「大物主命」と遭遇する大国主。

20120416 2当日はあいにくの雨でしかも平日という事もありましたので観光客の姿はまばら。行列や混雑が苦手な私としては歓迎ですが、人影が少ないとご利益が少なそう・・・なんて仰る方もいらっしゃいます。神聖かつ厳粛な神殿と、地域の経済を支える大観光地という両面を併せ持つ出雲大社の立位置の難しさもありますね。「ノベルティグッズ」という言葉は不謹慎かもしれませんが、お札やお守りこそその先駆け的なものではないでしょうか。原義としては違和感はあるでしょうが、そのPR効果は絶大でしょう。

 

20120416 3「灯台下暗し」の言葉通り、身近なものはその価値が見えにくいのに、遠くのものは良さも悪さもよく見えるものです。こんなコラボが出来る、あんな物語が使えるなんて思うのも、責任感のない気楽さです。殿改修工事はまだ完了してなくて、いまだお姿は仮説の大屋根の間からわずかに垣間見える程度。前回間近でその神々しいお姿はたっぷりと謁見させていただきましたので今回は後ろ髪を引かれる思いでサラリとスルーさせていただきました。基本は大人の集団行動ですから我を貫いてはいけません!

 

20120416 4参道の松並木にも水滴が落ち新芽が瑞々しい。松竹梅や門松にも使われ、長寿・繁栄の象徴として縁起の良い『マツ』ですが、建築材・家具材以外での、物語と特性を生かした『新しい出口』がないものかずっと探しております。島根県の県木は『クロマツ』であり、ここには銘木『隠岐の黒松』があります。そこまでの銘木になれば何をしなくとも、華やかな出口が扉を開けて待っています。私が目指すのは名も無きそこらの多くのマツの出口。早く出口を見つけねばマツもそろそろ待ちかねた(マツ枯れた)なんてなる前に・・・。




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