森のかけら | 大五木材


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20120913 15年ほど前に仕事で何度か富山に行く事があったのですが、その時には当然、神様の出身地でもある高岡市内で「巡礼」をさせていただきました。市内には神様の創りたもうたキャラクターたちがあちこちに佇んでいました。神様ゆかりの「高岡大仏」やら「ドラえもん散歩道」など、すっかり溜飲を下げさせていただきました。その時、たまたま飲みに行った居酒屋のカウンターで神様への愛を大きな声で喋っているとお店の大将が、「そんなに好きだったら・・・」と言ってある所へ案内してくれました。

 

20120913  2そこは夜も更けた暗闇の駐車場。実は、その大将のお兄さんが藤本先生のお兄さんと友達だったとか(はっきり覚えておりませんが)で、昔よくここで遊んでいたそうです。そう、そこはかつて空き地で土管が置いてあり、先生達が子供の頃遊んでいた場所だったのです!それが「ドラえもん」に登場する空き地の原風景なのです。今はアスファルト敷きのただの駐車場ですが、ここからあの漫画の舞台が生まれたのか~。いい大人が5,6人で深夜の駐車場で感慨にふけった日々を懐かしく思い出しました。

 

20120913 3ミュージアムは入場の時間制限がありブラリと思い立って入れるわけではありません。事前に指定時間の入場券も購入しておかねばなりません。普段であれば人混みと行列が大嫌いな私ですが、その時ばかりはいい子で列の先頭で時間を待ちます。列を見ると8割方大人で、しかも聞こえてくるのはよその国に言葉ばかり。外国人の方が非常にたくさんおい出ていらっしゃいます。さすが神様の人気は国境を越えています。その熱に煽られて思わずショップで大人買いに走ってしまいました・・・。

 

20120913 4その人気を決定的なものにした「ドラえもん」のテレビ放送開始を、リアルタイムで見て育った世代である我々が親となり、神様の作品に対する世間の捉え方も「子供の漫画」から、幼少時代を豊かなものにしてくれた懐かしく大切な思い出に昇華したと思います。それは子供の頃の生活に思いっきり溶け込んだ「文化」なのです。だからこのミュージアムの扉は、大人を童心に引き戻らせてくれる『どこでもドア』なのです。大人は別の感慨で「どこでもドア」のノブに手を掛けるのです。あの頃、あの夢がそこに・・・

 

20120913  5の頃たくさんの夢を見ていました。「大きくなったら藤子先生みたいな漫画家になりたいですっ!」なぜ2人なのに名前がひとつなんだろうとワケも分からず、神様の前に自分が描いた漫画を見せて、サインをいただいたあの日。夢のカタチは変わったけれど、今こうしてものづくりに携わる仕事が出来ているのはあの頃の信念のお陰と思っています。偶然ながら、数日前がドラえもんの誕生日100年前(誕生日は2112年9月3日)でした。これは神様のお導き、あの日見た夢いまだ覚めやらず・・・




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