森のかけら | 大五木材


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20120928 1愛する阪神タイガース城島選手が引退を発表。先の金本選手に続き、大物選手の相次ぐ引退発表は、来るべき時が来たかというのが実感です。数年前から遅々として世代交代が進まないというのは周知の事実。今回の2選手の引退にしても、若手の台頭に押されてというわけではなく、満身創痍で体がボロボロになるまでやったうえでの結論。若手との切り替えには時間がかかりますが、出来ないからやらさないでは、永遠に芽は出ません。やらせれば出来る、そう信じなければ世代交代は叶いません。

 

20120928 2金本選手は私と同じ誕生日で2歳年下、20代の選手に混じってよくぞこの歳まで現役を続けてこれたものだと思います。今年も甲子園観戦は叶いませんでしたが、現役最後の年に生で試合を観れただけでも良かった。代打で名前がコールされるだけで球場が沸きあがる、数少ない華のある選手でした。輝かしい連続試合フルイニング出場などの世界記録を打ち立てましたが、地味な記録ながら1002打席連続無併殺打(日本記録)という記録こそが金本選手の真骨頂だと思います。凡打でありながらも1塁まで全力疾走しなければ作ることが出来ない記録です。ただ漫然と記録を伸ばしたのではなく、こういう地道な姿勢があってこそのものでしょう。阪神タイガースに移籍してきて9年。2000年代のタイガースの意識を変えてくれた大功労者です。その偉業は永遠です。お疲れ様でした、アニキ!

 

20120928 3思えば優勝こそ逃したものの、二桁本塁打6人、90打点クインテットマートン17本、91打点)、鳥谷(19本、104打点)、新井貴(19本、112打点)、ブラゼル(47本、117打点)、金本(16本、45打点)、城島(28本、91点)を生み出し『第四次ダイナマイト打線』の呼び名を欲しいままにした2010年は、阪神ファンを堪能させていただきました。その後、幾多の怪我に苦しめられ何度も体にメスを入れながらも、阪神ファンの溜飲を下げさせてくれたお二人に感謝、感謝です。

 

20120928 4城島選手は36歳ですが、金本選手は44歳。昔に比べてスポーツ選手全体的に選手寿命が延びたとはいえ、40歳まで現役を続けられるプロスポーツは多くはありません。多くの選手の場合、それから後の人生の方が長いわけですから、不惑の年頃になって第二の人生を選択するエネルギーは相当のものでしょう。プロ野球選手もいわば個人事業主、体力の限界が引き際となうのでしょうが、翻って自分はどうかと考えます。体力仕事の側面はあるものの、魂が折れた時が引退の時。そう思いながら今日もひたすら木の物語を喉も枯れよと喋い続けるのです。




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