森のかけら | 大五木材


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20121201 1今年の2月に放送された、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組で高知県のデザイナー・梅原真さんが登場されていました。嗚呼、面白い事を考える方だなあと思って拝見させていただきました。仕事云々という事ではなく、よく出かける大好きな高知の道の駅「四万十とおわ」の商品をデザインされている人という事で興味がありました。愛媛とも関わりが深いようで、テレビ放送後に数人の方から「紹介してあげようか」なんてお声をいただきましたが、何だか漠然とそう遠くにいないような気がして(怖いもの知らずとは恐ろしい・・・)、いつかいいタイミングで会えそうな予感がしていました。その予感が思いのほか早く実現。先日、愛媛大学で松山商工会議所、愛媛商工会議所連合会主催の講演会が開催されました。しかも参加費無料!ありがたいですね~。

 

 

20121201 2早速参加申し込みしましたが、折角の機会です。ただ講演会に座って拝聴するだけなんてモッタイナイ、モッタイナイ。梅原さん本人もかつて、四万十の魅力を全国に発信する際に、故筑紫哲也さんや浅井慎平さん、糸井重里さんら著名人数十人に「水について表現して欲しい」と手紙を書き、「謝礼は四万十川の天然鮎1キロを3年間贈ります」とやった前科(!?)のあるお方。普通の応対ではツマラナイ、いや失礼。お隣高知のおもろいデザイナーのおっちゃん、なんぼのもんじゃい!の意気を見せねば。

 

20121201 3という事で【森のかけら】のオフィシャル伴走者・妄想大王藤田雅彦さん(世を忍ぶ仮の姿は、愛媛県産業技術研究所技術開発部 主任研究員)と策を練りました。まず弊社と盟友・井部健太郎君の商品を事前に梅原デザイン事務所に送りつけました。といっても、商品評が訊きたいとか、アドバイスが欲しいとか一切なし。ただ一方的にこちらのモノ作りの思いだけを書き綴った「意味不明の挑戦状(?)のようなもの」。これで、「おまんら何がしたいがぜよ?」と惑わす撹乱作戦。

 

20121201 4続いて、ホテル到着後は梅原さんと藤田さんと私で、ランチにお誘い。当然、高級店や有名店などにお連れするはずもなく、地元の人でもよっぽどその道に通な方でなければ知らない(どころか辿りつく事も叶わないであろうという)、時間が止まったような昭和の香り漂うお食事処「まるみ食堂」へ。お店の選択は藤田氏、さすがツボを押さえています。当然、梅原さんも何の違和感もなくお店に溶け込まれます。私も初めてでしたが、このエビ天丼ボリューム満点で絶品でした!

 

20121201 5お昼ごはんを食べながらこちら側は、こんな事も考えている、こんな事も夢見ていると誇大妄想自慢。梅原さんの事は、テレビや著書で大体知っているのであまり訊きません(!)。好き勝手にこちらから喋ります。梅原さんも肝心なところは、講演会でのお楽しみとはぐらかされますが、ぐいぐい突っ込みます。木材業界低迷していると聞いていたが、愛媛には元気そうなおっさんもおるやんか、なんてちょっとでも思ってもらったら、『まるみ作戦』成功!着々と仕掛けの罠の中に中に・・・!明日に続く~




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