森のかけら | 大五木材


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20121223 1昨日の愛媛木材青年協議会の「木のトンネルと砦」の補足です。私が行った日は、前日大雨が降っていたので足元がかなりぬかるんでいましたが、広葉樹の落ち葉が足元に堆積してふかふか。ただし濡れた落ち葉は結構滑ります。『木のトンネル』まで行くのは予定外だったので、普通の靴で来てしまっていて途中で2、3度転んでしまいドロドロに・・・。それも配慮して、足元にも木で土止めを作ってくれています。まだ 未完成ですが、完成すればもっと楽にトンネルまで行ける事になります。

 

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さて、その砦を抜けて『木のトンネル』へ続く坂道を登っていくと、そこには「関所」があって、森の番人(番鳥)が貫禄たっぷりに鎮座ましましています。確認はしておりませんが、恐らくこのチェーンソー筋とデザインは、会員の大成郁生君(サンシン機械・サンシン暖炉)の仕事でしょう!考えてみれば、設計士から元大工、チェーソーの使い手、書道の達人、町会議員、レーシング世界チャンピオンの元メカニック等々、愛媛木材青年協議会は多士済々な顔触れが揃っています。

 

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世界中の240種の木から好きな樹種を選べる【森のかけら】を作っていると強く実感するのは、数がある程度揃うと、面白いモノが紛れ込んできます。多様な植物が生育する森が健全で豊饒な環境を作り出すように、人もいろいろなタイプ、考え方が集まってこそ健全です。 その地域地域では当たり前のように思えるものが、所変われば品変わるで、その個性に驚かされる事は少なくありません。人間の経済価値だけに左右され、木にとって不本意な価値観を植えつけられるのは不幸な事です。

 

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多様な植物が共生する自然界に比べ、人の世は見苦しい。選挙が終わると早速分裂が起こり内部崩壊した政党もありますが、食物連鎖と互助関係にある自然界においては、他者との断絶は自分自身を滅ぼす愚行。その芽がやがて森に豊かさをもたらす大木になり着生植物など多くの命の温床となるのか、他者に宿り栄養を吸収しやがて枯らしていく寄生植物になるのか、しっかり見極めなければなりません。誰もが皆このフクロウのような門番の心意気で目を光らせて監視していかなければなりません。




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