森のかけら | 大五木材


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20121207 1この数日の寒波の影響で、すっかり紅葉も散ってしまいました。弊社のモニュメント・ツリーの『』の葉もすっかり落葉。それでも今年は、松山には台風の直撃もありませんでしたので、結構長い間紅葉を楽しめたのではないでしょうか。過日の『えひめ・まつやま産業まつり』の頃が市内の紅葉のピークだったように思います。会場となった城山公園では、銀杏をはじめ赤や黄色の紅葉(黄葉)が美を競っておりました。中でも銀杏の黄色はとりわけ群を抜いた鮮やかさ!

 

20121207 2落葉した葉に混じって銀杏の実も沢山転がっています。沢山の足に踏みつけられ、銀杏独特の鼻をつく匂いも立ち込めます。この匂いがどうにもこうにも受け入れがたいという人もいらっしゃいますが、私は茶碗蒸しのギンナンや塩揚げも大好物ですので、まったく気にもなりません。さすがに転がっているいるギンナンを拾う方はいらっしゃいませんでしたが、これだけの鮮烈な「黄色」がそのままゴミになってしまうのは、毎年の事とはいえどうにもこうにもモッタイナイ・・・何とか活用できないものだろうか・・・。

 

20121207 3この季節、毎年同じような事を書いているようにも思いますが、この黄色を染色として利用するか、粉砕して固めて何か使えたら、素材は無尽蔵。足元が黄色く染まってから、ああそういえば今年も銀杏の葉をの利用方法を・・・なんて考えるのですが、喉もと過ぎれば何とかで、その気持ちが継続しないのが欠点。しかしそういう意識を持つことは大切だと思うのです。銀杏は街路樹としても市内に沢山植えられていますが、1年にうちでももっとも銀杏が街の主役となる季節がもうすぐ終わります。

 

20121207 4えひめ・まつやま産業まつり』の2日目は双子の次女と長男もお手伝いに来てくれていました。少し前まではこういうイベントには必ず家族全員で参加していましたが、子供達もそれぞれに部活や習い事をするようになり、なかなか5人全員のスケジュールを合わせるのが難しくなってきました。まあ、手伝いとはいっても少しの間だけブースに居たら、後は切れた風船のようにどこかへ飛んで行ってしまうのですが・・・まあ、それも子どもにとってイベントの楽しみであり、参加する糧でもあります。

 

20121207 5幸か不幸か、BtoBの建築資材供給材木屋からBtoCの一般消費者に木材商品を販売する木のもの屋の形態にまで幅が広がったお陰で、子供達は物心ついた頃からこういうイベントにくっついて来る事に違和感がないようです。親の働く姿を間近で見て、その雰囲気や言葉のやり取りを肌で感じるという事はそれなりに大切です。私の場合、自ら父親に頭を下げて会社に入社し、若い頃から現場を任され跡継といいながらも、好き勝手にやりたい事をやって、作りたいものを作ってきましたので、息子にこの仕事の後継をという気持ちはあまりありません(今のところは・・・)。こういうイベントなどを経験して、木の仕事に関わらず、仕事の面白さでも感じてくれればと思うのです。興味の芽が生まれ始めたのか、ふたりで仲良く面白い落ち葉探し。手をつないで歩く後姿は微笑ましく、ささやかな幸せを感じずにはいられません。




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