森のかけら | 大五木材


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20121222 1早いもので久万高原町の山で『木のトンネル』で最初のイベントをしてからもう1年以上が経過しました。先月、愛媛木材青年協議会の後輩達が新たに『木のトンネル』への入口に『』を建てました。計画段階では話を聞かされたものの、イベント当日はどうしても都合が付かず参加できませんでしたが、先日久万高原町に行く用事があったので、久し振りに『木のトンネル』を訪れてみました。空に近い所で、1年間燦燦とした日差しを受けて、すっかりいい感じのロマンスグレーに変貌を遂げておりました。

 

20121222 2この『木のトンネル』に行くためには、四国八十八箇所霊場の第四十四番札所・大寶寺(だいほうじ)の参道の脇から傾斜地を登って5、6分の所にあります。左の画像の右手に見える舗装道の先に大寶寺があり、そこから左の山手に上がる道の先に『木のトンネル』があります。その境に建てられているのが、今回新たに建てられた『森の砦』。まだ正式な名前は付いていないようですが、計画段階から私の脳裏に浮かんだイメージは、黒澤明監督の映画『隠し砦の三悪人』、あるいは『羅生門』!

 

20121222 3勝手に妄想が膨らんで、『もののけ姫』に出てくる櫓にしようとか瓦まで乗せて羅生門みたいな荘厳なもの(焼打ちされ朽ち果てた後の姿㊨ではなく、その前の姿/朱雀大路にある平安京の正門)にしょうとか、100人乗っても大丈夫みたいな屈強なものにっしやらと、計画段階では大盛り上がりしましたが、建築後実物を見てみてビックリ!いやいやどうしてしっかりした砦が出来上がっているではないですか!まだ躯体だけ出来ただけなので、ある意味朽ち果ては羅生門のようにも見えますが・・・。大工さん経験者から設計士までを擁する愛媛木材青年協議会、これぐらいはお手の物!

 

20121222 4愛媛県産材を使い、しっかり防腐剤処理も施した材を使用。高さはそれほどでもないものの、天に向かって燐と伸びた姿は雄々しく、後輩達の意気込みが伝わってくるではないですか。この後、段階的に工事を進め、最終的には立派な砦になるはず。最終的には、久万高原町マップにも記されるぐらいの存在になっていただきたいものです。砦から続く『木のトンネル』は、作って終わりではなく、使ってこそ生きてきます。来年は更なる整備計画が進行中だそうで、次は少しでも協力させていただくつもりです。




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