森のかけら | 大五木材


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20121206 1先日の事ですが、家内が倉庫の裏手で『木の玉プール』を拡げて写真撮影&個数の確認をしていたので、私もついでに撮影。遊びに来ていた近所の娘の友達も加わって、女子チームで木の玉と戯れるの図。「木の玉プール」や木育に関しては家内の担当なので、在庫管理もすべて任せていますが、木育イベントへのレンタルも含めて、日々県内外各地から問い合わせをいただいているようです。合わせて購入のご注文もあるようで、相変わらず鉄板の人気を誇っています。

 

 

20121206 2サクラブナミズキなどの広葉樹の木の玉もあれば、ヒノキ単体の木の玉もあるようで、こちらの写真のモノは針葉樹・桧の木の玉。広葉樹の木の玉に比べると、質感も重量もかなりライト。1個だけだとそれほど差はないように感じるかもしれませんが、木の玉が数百個入って持ち運び出来る木製ケースに入れれば、その差は歴然。これは、入荷したばっかりの新品なので、どれも白ちゃけて見えますが、子供達が遊ぶうちに色の深みが増してきます。

 

 

20121206 3好みもあるのでしょうが、私は広葉樹の木の玉の方が好きです。子どもの掌、足の裏の脂や汗、よだれ、唾、もろもろが渾然一体となり、触られ、握られ、転がされ、放り投げられ、口に含まれ、磨かれ、材中の油分と混ざり合い、芸術的な艶や光沢が生まれます。その輝きは決して狙って作為的に作れるものではなく、子供達の無垢な心だけが磨き上げるものなのでしょう。木の玉プールを見ていると、【森のかけら240】の中の色彩豊かな数十種類の広葉樹で作ったらさぞやカラフルな木の玉プールが出来るのだろうと思います。例えば、黒~こげ茶(ブラック・ウォールナット)や紫(パープルハート)、赤(ブビンガ)、縞模様(ゼブラウッド)、白(ヨーロッパビーチ)、黄色(ハックベリー)・・・うわ~、考えるだけで夢が膨らむ!諸般の事情で実現できなかったその妄想が、『森のこだま』として成就したのです。

 

20121206 4木の玉プールの玉のように、木を球体に削る場合、節があったりするとそこが弾けて飛んでしまったり、木の玉にとって節は致命傷なのですが、ごく稀に小さな端節(はぶし)を取り込んだものが混じる事があります。それは、スナック菓子の中に稀に混入する、ちょっと長いものやくっついたものに似ていて、一種の希少性で珍重されたりします。木目の具合で、顔に見えたりする玉もありますが、撮影時に発見されたのは、偶然にも端節が「目と口」のバランスに配された愛らしい『人面球』!自然の造形美恐るべし!




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